2008-05-07から1日間の記事一覧

Aのつぶやき−−穂村弘著『短歌の友人』

穂村弘さんの新しい評論集『短歌の友人』を、恵投たまわってすぐに開いた。で、びっくりしたんです。そのまま閉じたのは、なぜだったか。今朝、どういうわけか珍しいことに暗いうちから目が覚めて、本を漁っているうちに、「友人」にふたたび出会い、またま…

Aのつぶやき・補

ある作家がどういう作家であったか、二、三行で言い取ることは、とてもむずかしいことです。しかし、だからこそ、作家の核心をつくことばを探すたのしみもあるし、また読むたのしみもあります。 「斎藤茂吉の歌を支えているものを、私は生のかけがえのなさの…