社会現象としての山本太郎・れいわ新選組

経団連を大批判しているから、テレビには出られない。それを覚悟での山本太郎の選挙運動ですが、記事にぼつぼつあがってきているようです。

 

https://wpb.shueisha.co.jp/magazine/2019/07/08/109168/

週刊プレイボーイno.29

山本太郎・女性装の東大教授・蓮池氏・創価学会員・重度の障害者・・・

濃厚すぎる「れいわ新選組」全員集合ルポ!!

 

 

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12151-331106/

参院選「最大の台風の目」となる山本太郎率いる「れいわ新選組

参院選「最大の台風の目」となる山本太郎率いる「れいわ新選組」

(提供:週刊実話)

山本太郎参院議員が立ち上げた政治団体『れいわ新選組』が参院選で台風の目になるのではと目され、各党は戦々恐々だ。自民党幹部は「泡沫だ! 朝日新聞の6月の最新世論調査でも政党支持率ゼロ。たいしたことない」とうそぶくものの、実は、その陰で一挙手一投足にピリピリなのだ。

 統一候補を模索する野党も似たようなもの。山本新党の勢いで野党地盤の浸食に怯えているのだ。『れいわ新選組』の勢いをネット系記者が解説する。
「同一歩調の小沢一郎氏と一線を画し、4月に立ち上げた『れいわ新選組』。当初はたいして話題にもならなかったが、山本代表が全国街頭演説で天性の演説の巧さを発揮してから、一気に支持層が増えたのです」

中略


 庶民にすれば、今の野党は顔ぶれもかつて政権を担って躓いた旧民主党とダブり期待できない。そんな中、熱く街頭で訴える山本代表に「こいつなら変えられるかも」と思う人が増えているのだ。当初、「どこまでやれるの」と疑問視していた全国紙、テレビ局も、ここにきて山本新党のパワーの本物度を認めざるを得ない状況だ。全国紙政治部記者が分析する。
「最初は冷めていました。ブレークの可能性を感じ始めたのは、5月末で寄付金が1億5000万円超という報告でした。お金は正直。支持が急ピッチで増えたということ」

 4月の旗揚げ時、参院選に向け「1万人から1人1万円ずつで1億円になる」と寄付金を募った同党に対し、政治部記者たちから失笑が漏れた。それが2カ月弱で1億5000万円を突破。権力べったりの新聞記者らの顔色が変わった。

 久米宏氏はラジオで東工大中島岳志教授をゲストに迎え「山本人気はかつての小泉純一郎元首相が総裁選出馬時、田中真紀子元外相と街頭演説した際の人気に匹敵する」と語った。立川談四楼師匠や脳科学者の茂木健一郎氏ら著名人も続々エールを送っている。
内田樹神戸女学院大学名誉教授が自ら寄付までしたことを明かし、ブームに拍車をかけたのです」(同)

 6月27日と28日、山本代表は都内で参院選候補者擁立の記者会見を行った。本誌記者も都内新宿区内の会見場に赴くと、会場は新聞、テレビの主要メディア、ネット系、スポーツ紙、夕刊紙の記者やカメラで立錐の余地もないほどの熱気で溢れかえっていた。

中略

 山本代表は6月27日の記者会見でこう述べた。
「私たちは消費税廃止の前提で減税。多くの方が苦しむ中、減税を他の野党と共通政策にしたかったが、できなかったのが残念」

 れいわ新選組関係者が山本氏の最終目標を明かす。
参院選で10人擁立の場合、10人全員当選が最大目標。最少目標は山本太郎1人でも政党になること。それには山本氏が当選し『れいわ』が政党要件2%の得票を得ること。そうすれば、山本氏は国会討論、党首討論に出られる。公の場で政権が一番嫌なことをぶつけ、国民議論を巻き起こし、次のステップ、新政界再編を巻き起こす」

 

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政治学者の中島岳志氏が、新しい山本太郎現象について分析しています。

22分あたりから山本太郎関係の話が始まります。

 

中島岳志 @nakajima1975 7月5日

「ファイヤーラジオ」の中でお話ししましたが、6月22日の「上田晋也のサタデージャーナル」で「山本太郎現象」を特集したいと連絡があり、VTR収録の日程を確保したのですが、その後、特集中止の連絡があり、直後に番組の打ち切りが発表されました。あれは何だったのか?

 


FIRE radio ファイヤーラジオ #001 参議院選挙 注目ポイントは「山本太郎現象」