田中角栄以後日本のデモクラシーは死んだ・・・小室直樹著『田中角栄の遺言、官僚栄えて国滅ぶ』
小室直樹という学者は、ここで何度か紹介した副島隆彦氏の先生です。
twitterで拾ってきました。勉強になります。
最初は、田中角栄がデモクラシーの体現者だ、「政治とカネ」がとがめられて
逮捕後、日本は官僚政治になった、という論旨、意外に思いました。
やっぱり汚職はいかんだろ、と。
しかし、読んでいくうちに、汚職はやっぱりいけないけれど、それ以上の
大悪がある、恐ろしさがある、と納得させられます。
戦前の政治家の演説の例が出されていますが、たしかに、あの軍人政治家
がわが世の春を謳歌した昭和十年前後、斎藤隆夫の演説を読めばすばらし
いものです。いまの国会に、あんな演説場面なんか、爪の垢ほども期待
できない。
長いですが、勉強になりますので、最後までごゆっくりとお読みください。
(ときどき飛ばしたり、居眠りしたりしながら)
http://www2.synapse.ne.jp/takita/tanaka%20kakueiyugigon%20%20newpage7.htm#demokurasi tohananika
田中角栄の遺言、官僚栄えて国滅ぶ
小室直樹著 平成六年四月、クレスト社
菅直人vs小沢一郎 民主党代表選挙 公開討論会ustrem
司会は、立教大学の山口教授。
民主党議員210名、秘書230名参加したそうです。
司会がとても中立公平で、とても気持ちのよい討論会でした。
こういうものを、マスメディアで、カットなしで、放映してほしい。
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/09/post_645.html