2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

文学魂

世間というものを知り始める、十代から二十代にかけての若者のありようはいつの時代にも同じである。 すじみちの通った理や、人間としてあるべき義、そういったものが額面どおりに通じず、むしろ姑息に、抜け目なく、うまく立ち回ったほうが得になるという裏…

知るということ

以下に紹介する記事は、五月の新聞切り抜きからです。心に留まった記事は捨てるに捨てられず、結局五ヶ月間も机の周辺に置いてあった。部屋が片付かないわけです。 例によってうちは東京新聞ですから、その五月二十二日付け、世界の街海外リポートという在外…