検査審査会に申し立てをした在特会桜井誠氏の「声明」

これは、今年二月五日のブログ記事です。当時、わたしはこの記事を見て、
検察の不起訴に意義を申し立てたのは、この方だと認識しておりました。


桜井氏は、その後、朝鮮学校だかに対する違法な嫌がらせで逮捕されたとか。


小沢一郎に対する巨大な仕掛け罠(つまり新自由主義に抵抗するものを捕獲
する。対小泉勢力の捕獲。格差社会を作っていくという方針に対する反対
勢力の捕獲。)が現在の事態をもたらしていますが、上記に類する団体が
その尖兵に使われている模様。
反中・反韓・親米の「右翼」です。
だから、民主党の在日外国人に対する地方選挙権に強烈な反対運動をして
います。
鳩山政権の昨年末、十二月半ばあたりから、組織的にいっせいに検察に
対して大量の投書運動をしています。


しかし、純正「右翼」とは、日の丸だけ、ですよね?
星条旗と日の丸を掲げる「右翼」なんて、あるでしょうか。
純正「右翼」は、もしかしたら小沢一郎の方で、だからみんな小沢は危険
だとか言うのだと思いますが、星条旗と日の丸「右翼」は筋が通りません。
筋が通るものなら、右でも左でもいいのです。
理性をもって話し合いができるものなら。


(ついでに言えば、小沢一郎はたとえ純正「右翼」だとしても、頭の中身は
やはり戦後生まれ。日本と日本人は、今よりもっと個人として自立し、お互いに
に議論し合える存在にならなければならない(西欧的価値観ですね)と考え、
主張しています。ウォッチしてきた感想から言うと、どの議員より、と言って
いいくらい徹底している。)


以下に、今日たまたま桜井氏の「声明」記事を発見しましたので、ここに
貼り付けておきます。


そして、それを隠して言わないばかりか、なんだか妙な記事を書いた朝日
新聞。その記事を下に貼り付けておきます。週刊ポストの吊り広告を見ま
したら、「元記者」が一人で署名したとか。桜井氏は、一人で申し立て署名
をしたと書いてありました。朝日の記事の取材対象はその当人でしょうか。



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http://ameblo.jp/doronpa01/day-20100205.html
検察審査会へ不起訴不当の審査申し立てを行いました



平成22年2月5日(金)東京検察審査会に対して、民主党幹事長小沢一郎
政治資金規正法違反容疑での起訴を見送った東京地検特捜部の判断を不服
として、不起訴処分の是非を問う申し立てを行いました。この申し立ては2
月5日付で検察審査会事務局に受理され、来週明けに受理通知が届くそうで
す。


小沢一郎の不起訴処分が決定した2月4日、行動する保守運動参加各団体は
宇都宮犯罪支那人射殺事件の控訴審(主催:主権回復を目指す会)、偽装結
婚・不法残留者の取り締まりを法務省に求める抗議活動(主催:NPO外国
人犯罪追放運動)、支那人へのビザなし渡航を求める観光庁への申し入れ
(主催:日本の自存自衛を考える会)と午前中から連続で霞ヶ関での活動を
行っていました。


観光庁への申し入れが終わった後、日比谷公園内のレストランで休憩を取り、
そこで「小沢一郎が不起訴になりそうなので、不起訴になった場合は検察審
査会へ不起訴不当の審査申し立てを行おう」という話になりました。このあ
たりの地理に詳しい方ならお分かりかと思いますが、日比谷公園を出てすぐ
のところに法務省検察庁東京地裁(裁判所の建物の中に検察審査会があ
ります)が並んでいます。休憩時間を少し長めに取って16:20まで待っ
ていましたが、一向に小沢一郎の起訴に関するニュースが流れてきません。
17:00を過ぎると官公庁側が閉まってしまうため、やむを得ずいったん
レストランから退出し検察審査会事務局へ向かいました。



検察審査会事務局では、審査申し立ての手続きについて説明を受けました。
本来であれば告訴・告発人でなければ審査の申し立てはできないのですが、
小沢一郎は国会議員という立場であり、なおかつ被疑事実も「政治資金規正
法違反」という公金に関わる問題であるため、全国民が被害者という立場で
申し立てを行うことができることを確認しました。
(ただし、検察審査会側の判断によっては申し立てを却下する場合もあると
のことでした。)



これを受けて、5日の朝一で検察庁特捜部に連絡を入れて申立書の被疑者
特定について話を伺ったところ、不起訴処分の正式な日付は2月4日であ
ること、事件番号などについては記載しなくても小沢一郎という名前で事
件特定は可能であることを教えていただきました。申立書の不起訴処分年
月日と被疑者欄さえ記載していれば、事件番号(平成○年検第○号)、
不起訴処分した検察官についてはこの件に関して特に記載する必要はない
とのことでした。



以上の説明を受けて書式を整え、本日13時過ぎに東京検察審査会事務局
を訪れて申立書を提出し、その場で正式に受理されました。



不起訴決定後、極力早く審査申し立てを行いたかったため、今回の申し立
ては桜井一人だけで行いました。小沢一郎という巨悪を眠らせてはいけない
こともありますが、外国人参政権実現のために誰よりも積極的なこの民主党
大物政治家の動きを止めなければならないからです。
一連の小沢ショックと
も呼べる政局の中で、外国人参政権問題は一時期に比べてかなり下火になっ
てきた感があります。しかし、同問題の中心にいる政治家が不起訴になった
ことで、またぞろ外国人参政権法案の国会上程を目指した動きが加速する
可能性があるのです。



突進する野獣に小石を投げる程度に過ぎないかも知れませんが、今できる
範囲の精一杯として検察審査会への申し立てを速攻で行いました。こちらも
気を緩めることなく外国人参政権法案、そして人権擁護法案をめぐる動きを
注視し、必要と判断したときは果断速攻で行動を起こしていきたいと思いま
す。



参考までに1.検察審査会への申立書、2.被疑事実・不起訴を不当とする
理由(審査会へ提出した書面)を以下に紹介いたします。

(申立書の写真)

1.検察審査会への申立書  2.被疑事実・不起訴を不当とする理由

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以下は、朝日新聞の記事です。
昨日も、自分の目で見ていますが、いまリンク先を示せないので、あとで見つけ
たら補充します。


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小沢氏告発の団体とは 「保守」自認、政治的意図なし



 小沢一郎民主党元代表について「起訴すべきだ」との結論を出した検察
審査会。東京地裁の脇の掲示板に4日に張り出された「議決の要旨」には、
審査申立人の欄に「甲」とだけ書かれていた。小沢氏を東京地検特捜部に告
発した市民団体だ。一体どんな人たちで構成され、何が狙いなのか。匿名を
条件に、謎の団体の代表が口を開いた。 その団体の名は「真実を求める会」
という。 「命の危険があるから、名乗ることは出来ない」


 団体の代表は取材の冒頭で、こう切り出した。強大な政治力を持つ相手を
告発しただけに、素性を明らかにすることで、様々な中傷や嫌がらせを受ける
のが心配なのだという。議決の要旨でも、審査会の事務局に頼んで名前を伏せ
てもらった。


 代表は、取材には氏名や経歴を明かしたが、それを公表することは拒んだ。
メンバーは関東近郊に住む60代を中心とする男性約10人で、行政書士
元新聞記者、元教師、元公務員などがいるという。


 政権交代前から民主党に批判的な目を向ける点で一致していた。「せっか
ちだ」「すぐに議員連盟を作って騒ぎ立てる」など、メンバーによって「ここ
が嫌い」の中身は様々だが、何か具体的な行動を起こそうと決めた。


 政治的には「保守層」と自認する。自民党寄りではないか、との見方もある
が「政党とは関係ない」という。会の名前は、「右翼や政治団体だと思われな
いように、庶民っぽい名前」に決めた。


 本格的な話し合いが始まったのは今年に入ってから。様々な民主党議員の疑
惑を検討する中で、東京地検特捜部が小沢氏の資金管理団体陸山会」の土地
取引事件の強制捜査に着手。1月15〜16日に、小沢氏の元秘書ら3人を相
次いで逮捕した。別の市民団体の告発が受理された結果だったが、この告発対
象に小沢氏は含まれていなかった。


 「秘書に責任を押しつけて、小沢氏だけが逃げるとしたら、許せない」
 法律の専門家の助言を得て、急いで小沢氏を「被告発人」に含めた告発状を
つくって、同21日に特捜部に提出した。告発状の末尾には、あえて「何らの
政治的意図やイデオロギーを背景として行っているものではない。売名行為で
行っているのでもない」と結んだ。


 捜査当局への告発は、だれでもできる。まもなく告発状は受理され、特捜部
による小沢氏自身の事情聴取も行われた。しかし2月4日、特捜部は元秘書ら
3人だけを起訴し、小沢氏を不起訴(嫌疑不十分)にした。

(まず、この団体が小沢氏に対する「告発状」を提出したことがわかります。)



 納得がいかず、東京の検察審査会に審査を申し立てた。土地取引事件では
複数の市民団体が東京地検に告発したとみられるが、審査会への申し立て資格
が認められたのは、小沢氏本人を告発して不起訴となった「真実を求める会」
だけだった。

(このあたり、あいまいですね。専門家にお伺いしたいところです。桜井氏は
正式に受理された、と明言している。これはすなわち、申し立て資格が認め
られた、ということですね?)



 審査会の手で起訴に持ち込み、「小沢氏が無罪になったとしても、公判で
資金の流れを明らかにして欲しい」との考えだった。十分な捜査をせずに不
起訴にした特捜部への不満もあったという。


 審査会を「政争の具」に使ったのではないか。その問いに対して代表は、
「それは心外。小沢氏ありきでも、検察審査会の制度改正を利用したわけで
もない」 と反論した。「申し立てはあくまでも問題提起で、審査員も結局、
公の場での説明が必要だと思ったから、このような議決になったのだから」
と胸を張る。


 4日の「起訴議決」の知らせを審査会事務局から電話で受けたときには、
「とんでもないことを成し遂げてしまった」と驚いたという。


 今後は、小沢氏の裁判の行方を見守ると共に、「今回の手応えをもとに、
おかしいところはどんな政党であれ、追及したい」と語る。


(藤森かもめ)朝日新聞 ≫
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you tube 「完全なる冤罪 小沢氏とカネの問題を斬る」

誰が作ったのか、とてもわかりやすいですし、何よりこのバック・
ミュージックがものものしくて秀逸!


起訴事実は、まったく正当なものでない、ということがはっきりと
わかります。
無罪、ではなく、冤罪です。


最後に、ではなぜ陸山会が土地を買ったの、とか、その原資はどこから、
とか、いう疑問がでます。
検察は、もちろん「原資」を問題にできるともくろんで起訴したようで
すが、これでは起訴できなかった。何の問題もなかった。貯金通帳を
証拠として提出した、と小沢氏自身が言っていました。
陸山会が土地を取得することも何ら問題がないからこそ、ここでは起訴
できなかったわけです。(秘書の宿舎を建てたかったようです。)


それで、まったく形式的などうでもよい期ズレのみに絞るしかなくなった。
この期ズレは、小川議員元秘書の「自白」があったのかもしれません。
こんな無理筋の起訴というだけでも検察としては相当不名誉なのでは
ないでしょうか。


ところが、ネットの力は恐ろしい。誰かが、登記書までとって、期ズレ
さえ何の問題もないばかりか、このように書くのが本当だということを
証明してしまったのです。


それをyou tubeにしたのが、これ。口で説明するよりも一目瞭然になって
います。