森友学園事件籠池夫妻と日本会議との関係

ノイホイ菅野さんの取材が流れていたと思ったら、今度はその同行編集者からの
報告が。面白いことになってます。


まずは、これを見てない方はこちらから。菅野さんのインタビュー記事もあります。
https://hbol.jp/133139
森友学園問題】籠池泰典氏 緊急独占インタビュー! あの会見で語れなかったこと



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https://news.yahoo.co.jp/byline/akazawatatsuya/20170315-00068712/
稲田朋美防衛大臣虚偽答弁スクープの裏側 - 森友学園籠池泰典理事長独占インタビュー顛末記 
赤澤竜也 | 作家 編集者
3/15(水) 6:38



午後3時を回ったころ、佳茂さんは立ち上がり、「親父の話、菅野さんしか理解できへんかも。豊中、行こ」と言い放つ。そしてわれわれは佳茂さんの運転する車に乗って豊中の籠池邸へと向かったのだった。自宅へ乗り込むと、菅野さんの記事にあるよう、押し問答が繰り広げられる。理事長は「君はなんの権利があってあそこまでするんだ、いくらなんでもやりすぎだろう」と叫んだ。


ようやく両者が椅子に座り、話し合いが始まる。ここからが菅野さんの真骨頂。あれほど激しく攻撃をしていた籠池理事長の懐に飛び込み、いけしゃあしゃあと、いや胸襟を開いて説得にあたる。次第に心を開いていく理事長夫妻。だんだん丸め込まれて、いや理解を示していく。その胆力と人たらしの能力には瞠目せざるを得ない。
さらに籠池夫妻をメディアから守るための様々な秘策を伝授。その語り口調は同行者である僕でさえ引き込まれてしまう。「菅野さん、怖いやっちゃなー」と思っていた矢先、塚本幼稚園の副園長である諄子夫人は叫ぶ。「あんた、ホンマに悪知恵が働く男やなー」。思わず僕も同調する。「ホンマにそうですねん」



今まで褒めそやしていた仲間がいざ窮地に陥ると、後ろ足で砂をかけて去って行く。平気で水に落ちた犬を打つ。そんな人間たちが「美しい日本」などとカッコイイことをのたまっている。
このままでは「籠池夫妻という特異なキャラクターがしでかした混乱劇」という形での幕引きとなってしまうのではないか? 事件を矮小化して責任をすべて森友学園に押しつける気ではないのか? このまま全部ドロを被って静かに隠遁生活するおつもりなのか?
籠池泰典理事長は事態を少しでもいい方向に展開させるため、持論を述べた方がいいだろうと判断し、インタビューを受けることを納得してくれた。




14日になって大阪府刑事告発を検討しているとの報道も飛び込んできた。しかし、ここは要注意である。大阪府の私学審議会は誰が見てもおかしな認可のプロセスを踏んでいる。その部分の闇が解明されぬまま、「籠池ファミリーという風変わりな人達の引き起こした学園事件」というフレーミングされた形での幕引きを図ろうとするのは許されない。
政治家がかんでいるのであれば、その政治家の、もしそうでないのであれば、みずからの覚えがめでたくなるよう忖度した役人の責任が問われなくてはならないのだ。

ビデオの収録を終えると諄子副園長が食事を用意してくれた。温かいにゅうめんは美味しかった。いざ辞去する段になると、諄子副園長は玄関先に土下座し、床板に顔をこすりつけながら「ありがとうございます。よろしくお願いします」と叫んだ。最後までオーバーリアクションは健在だった。
収録前に籠池理事長の放った言葉が印象に残っている。
日本会議のバッジ、ほら、してないだろ。外したよ」

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この最後の一行、ここがミソですねぇぇ。


さらにこのニュースのなかのインタビュー。
動画がありますので、せひ見てほしいのですが、その中で・・・
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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3005176.htm




「当初、事件が勃発してから、2月8日“事件”と言いますけど、爆弾がさく裂してから、しばらく身を隠していた。『隠してくれ』言われて。財務省の方から『身を隠しといてください』言うから、あ〜そうなんかと。僕は何も悪いことしてないけど、それだったら隠そうかと10日間、雲隠れしていた」(塚本幼稚園修了式の音声 森友学園 籠池泰典理事長)
 一方、財務省は私たちの取材に、「そういった発言はしておりません」と答えました。さらに籠池氏は問題発生後、自らを取り巻く環境の変化について・・・


 「私の方もずっと保守という方々と親しくさせてもらって。でも今回は保守の人は誰も助けに来なかった。これは重要な問題。一部の人は助けてくれた。他はぴたっと。大変なことやなと」(塚本幼稚園修了式の音声 森友学園 籠池泰典理事長)
 一方、森友学園が小学校の建設をめぐり、国や大阪府などに金額の異なる3つの契約書を提出した問題。大阪府は、7億5600万円の契約書について、森友学園が経営状況をよく見せるための虚偽のものだった可能性があると見て、刑事告発を検討しています。(15日00:09)


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「保守という方々」は、日本会議関係の人たちという意味か?
なかなか興味ぶかいです。


そんな騒動の裏側で、安部夫人の私人の閣議決定とか、水道民営化とか、共謀罪とか、とんでもない
ことばかり閣議決定しているらしいです。

必見・硬骨漢菅野氏の無修正会見など

ちょっと面白いことになってきました。
菅野氏、マイクをつきつける記者諸君に、まともなことを言ってくれています。
無修正のが流れています。さかんにリツィートされていますから、すでにごらんに
なった方も多いと思いますが、いちおう再掲。
二つとも動画です。


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http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00352502.html
籠池氏 会見延期の理由は
03/15 16:45

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http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00352520.html
「籠池氏が閣僚との金銭授受明かす用意」
03/15 19:22

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リテラが、それを記事にしてくれています。
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http://lite-ra.com/2017/03/post-2995.html

リテラ > 社会 > 社会問題 > 籠池独占取材した菅野完爆弾会見の中身
籠池の代わりに菅野完が会見、マスコミが中継を打ち切った爆弾発言の中身! 財務省の工作、稲田の父親、在特会


しかし、やはり批判を受けたメディアのほうは、今回もヘタレっぷりを自ら露呈した。


 昼のワイドショーはこの菅野氏への囲み取材の模様を各社が伝えたが、生中継を行うとしてスタンバイしていた『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)は籠池理事長ではなく菅野氏のみが出てきたために生中継を中止


『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)は生中継を行ったが、松井府知事の写真が飛び出すと、松井と仲良しの宮根誠司はワイプで露骨に苦笑いを浮かべ、挙げ句、菅野氏が「おそらく籠池さんがもってはるもんが全部出てきたら、内閣が2つ分くらい飛ぶと思うんです。安倍晋三みたいなどうでもエエって話になると思うんですが」と言った途端、安倍首相の名前が出るや否や素早く中継をストップさせたのだ。


 だが、その『ミヤネ屋』が中継を止めてからも、菅野氏はもうひとつ、重要な指摘を行っていた。それは渦中にある稲田朋美防衛相についてと、安倍政権を支える政治家と極右組織との繋がりについてだ。


「稲田さんのお父さんである椿原(泰夫)先生(編集部注:昨年10月に死去)は関西保守人脈の重鎮ですから、籠池さんみたいな思想をもっている人だったら椿原さんとよく昵懇だったでしょうし、そうすると稲田朋美さんと在特会とか、いわゆるレイシストたちとのいかがわしい関係というのは大阪や京都や福井を歩けばいっぱい見つかると思いますよ」
「椿原先生の存在を追いかけると、なぜ瑞穂の國記念小學院みたいな学校が大阪に出来たのか、なぜ維新みたいな連中が大阪で権力をもつにいたったかというのも、よくわかると思います。みなさんぜひそこらへんを追いかけてみてください。いかがわしい連中が大阪府庁のなかで陣取っているというのが、よくわかると思います」


 稲田の実父・椿原泰夫氏は、「頑張れ日本!全国行動委員会」という団体の役員などを務めてきた人物だが、同団体は在日朝鮮人・韓国人差別や同性愛者に対する差別デモなどをおこなってきた極右ヘイト団体だ。以前本サイトでも報じたことがあるが、その結成集会には、稲田朋美はもちろん、安倍首相、下村博文文科相高市早苗総務相西田昌司衆院議員、山谷えり子国家公安委員長といった安倍政権の幹部たちが参加するなど、安倍政権と親密な関係にある。


 極右人脈と政治家が接近し、その蜜月から森友学園疑惑は起こった──。今回の騒動の根幹に違いない問題だが、はたして、メディアはその深層にまで切り込むことができるのか。菅野氏がカメラの前で投げかけた重要な指摘の数々を、メディアは『ミヤネ屋』のように聞かないふりをして闇に葬ってしまう、そんな気がしてならない。


 実際、夕方のニュースでは、一部の番組が菅野氏の会見に対する財務省の否定コメントを紹介するのみで、あれだけ大挙して押し掛けておきながら、迫田理財局長や松井大阪府知事の責任や、疑惑の背後にある極右人脈についてなどの重要な指摘については一切報じられていない。


このままでは今回と同じように、思想によって便宜供与が図られるという異常政治が繰り返されるということは肝に銘じるべきだろう。
 また夕方になって再度会見した菅野氏は、「籠池氏が、閣僚との金銭授受を明かす用意がある」ことを語った。本サイトでも引き続き、続報をお伝えしたい。
(編集部)

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