海外で、初めての自衛隊基地建設。その地位協定とは! ←こんなことがあっていいのか。

もう、つぎからつぎに、マスコミが伝えない(目だたないように伝える)重要な事実が現れて、寝よう
と思うのに寝られない。


「紅海沿岸のジブチ共和国で、日本の海上自衛隊基地建設が近日中に着工される。日本国外に建設さ
れる初の日本の、また史上初のアフリカ大陸の日本基地となる。」
自衛隊なのに、どうして海外に基地をもつのだ。憲法違反じゃないの?


「日本の戦後の自衛隊の活動で、ホスト国とのこの種の地位に関する交換公文、協定を結んで統合部
隊を展開させる言わば初めてのケースであり、これは今後の日本の自衛隊の海外における活動の非常
に良い例」
在日米軍基地において、つまり在日米軍が日本で享受できる特権よりもはるかに日本にとって有利な
協定になっている」


こう言って、自画自賛している国会審議での森本敏氏。

こんな重要なこと、いつマスコミが伝えた??


自民党の最後っ屁は、辺野古移設だけではなく、ジブチ自衛隊基地建設も〜特権を行使する立場とし
ての日本 」ブログ情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/d/20100506
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ボイスオブロシアが【マリア沖の海賊問題を受け、紅海沿岸のジブチ共和国で、日本の海上自衛隊基地建設
が近日中に着工される。日本国外に建設される初の日本の、また史上初のアフリカ大陸の日本基地となる。
北川敬三海上自衛官は現地で、今年の初夏には基地建設が開始し、その約半年後に終了すると述べた。AP
F通信が伝えた】(http://japanese.ruvr.ru/2010/04/28/7048749.html)と伝えている。
日本が海外に基地を設ける…そんなこと、現行憲法下で認められるのか?



 目が点になり、あわてて、ツイッターでつぶやいたが、すでに、昨春、少し報道されていたようだとの
情報を頂いた。


 そこで、国会での審議はどうだったのかと思ってチェックしたら、なんと、森本敏氏が、


【今回、日本とジブチ地位協定といいますか、実際は地位協定とは言っておらず、交換公文を双方が交
わして統合任務部隊を現地に展開させているわけですが、思えば、日本の戦後の自衛隊の活動で、ホスト
国とのこの種の地位に関する交換公文、協定を結んで統合部隊を展開させる言わば初めてのケースであり、
これは今後の日本の自衛隊の海外における活動の非常に良い例といいますか、になりつつあるんだなとい
うことを強く感じるわけであります。特に、この交換公文の中で、すべての刑事裁判権を日本側にゆだね
ているという、大変日本に有利な地位協定の内容になっていることに私は一種の感慨を覚えるものです。】


【この日・ジブチの交換公文というのは、いかなる場合でも自衛隊員がジブチに駐留する場合に起こした
事件についての刑事裁判権というものを日本がすべてその責任を負うということになっているのは、たと
え公務執行中でない事故が起きたとしても、裁判権を日本の国内法に基づいて日本が裁判権を取るという
ことになっているのは、日米地位協定との関係において日本が特権を享受している、つまりそういう意味
では日本が有利である。


 もっと簡単に言ってしまうと、そういうことは考えにくいのですが、仮に自衛隊員が現地で勤務中以外
の場合に町に出ていて、現地の人と傷害事件を起こして、その裁判権を争うというときに、この協定は、
にもかかわらず、ジブチ側が協力をして日本が刑事裁判権を全部行使できるようになっている。それは、
在日米軍基地において、つまり在日米軍が日本で享受できる特権よりもはるかに日本にとって有利な協定
になっているのではないかと。そして、そのことは今後日本が海外に駐留するときに、この協定をモデル
にして各国と協定が結ぶことができるというのであれば、非常に良い地位協定の基礎ができたのではない
かという趣旨を申し上げた次第でございます。】


と述べているのを発見した(http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/171/0059/17106160059019c.html)。


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