福島原発は津波のせい? ・・・・  IAEAって??

株のNEVADAブログから。


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http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/3776439.html
2011年06月01日IAEA報告(原発事故は津波が原因)



IAEA調査団は、首相官邸で総括会合を開き、日本政府に報告書骨子を文書で提出していますが、この報告後、
マイク・ウェイトマン調査団長は、取材団に以下のような発言をしています。


『今回の事故は津波が直接の原因である』


これで東電が主張しています「天災」による原発事故と国際的に認められることになり、原発賠償法上、免責と
いうことになります。


この報告書はIAEAの正式な報告書であり、国際的にも通用する報告書であり、日本政府や枝野官房長官
何を言いましても通らないことになります。


避けることも防ぐことも出来ない津波は「天災」であり、これによる原発事故も避けることが出来ない事象であり、免責となるのです。


これから東電側は今まで打たれるばかりでしたが、今後は堂々と生き残りをかけて政府と戦うことになります



なんでもありの民主党政権ですが、さすがに国際的な報告は無視することもできない筈です。


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このIAEAとは何をする組織か?
小出氏の解説。文科省の隠蔽、ゆるせん。


http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/01/tanemaki-jun1/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed
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要約

・(IAEAの調査団が来日して福島第一原発事故の調査中で、報告書の案が出た。日本政府の対応について、よく組織化されているとしている。IAEAとはどんな組織か、そしてこれをどうとらえるか?)IAEAには二つの役割がある。一つは核兵器が現保有国以外に広がらないようにすること。もう一つは原子力の平和利用をどんどん広げること。


・(IAEA原発をどんどんつくろうという立場か?チェック機関ではない?)原子力は核と基本的に同じで、IAEA原子力をやりながら裏で核を進めているということを監視する役目だが、監視しながらも原子力による金儲けを担保する役目だ。原子力は国際政治の中でも中でも舵取りが難しかったが、IAEAは二つの顔を持ちながらうまくやってきた。


・(IAEAの報告書の素案には厳しさが足りない。平和利用の観点から言うとしても、もっと厳しいことを言ったほうがいいと思うが?)IAEAの事務局長が日本人だから甘くなったという面があるのではないか。


・(報告書には、津波の危険を過小評価していたと書くようだが、津波だけが悪かったというのは妥当か?)もちろん地震そのものも悪かったのだが、IAEA津波が悪かったということにして、日本で原発を作りたいということ。


・(想定外の津波が来たのだから仕方ないと言いたい?)そうだ。


・(津波の危険を過小評価していたということをIAEAが報告書の柱にするならば、将来の日本の原発政策に影響大きい?)地震国の日本で原発が動いていること自体が問題なのだが、IAEAはそのことを問題にしたくない。津波のせいだけだということに押し込めたいと思っている。



【以下略】


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原子力の「平和利用」なんてない、ということを、今回の事故でつくづくわかった。
原子力発電はコストが安いなんてのは、まっかなウソだということも。
原発は安全、なんて、新興宗教なみのお題目ということも。