放射能自衛のために・・・・by 地質学者 早川由紀夫

昨日、福島原発二号炉で「部分的」再臨界もしくは「小規模」の再臨界があった
ようですね。


みごとな放射性物質の流れの地図をつくってくれた火山灰の専門家早川由紀夫氏の
ツィートより、ピックアップ。この、みごとな地図を、ここには記録しそこねて
います。早川氏のブログを訪問してみてください。わたしが見たのは、別のところ
だったけど。


ちなみに、その地図によると、わたしの住んでいるところは、やばそうな感じ。
ぎりぎりの感じです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
HayakawaYukio 早川由紀夫
いまみなさんがすべきことは、リアルタイムモニタリングしているサイトで数値が上がっていないかどうかを注視することです。たくさんの目が必要です。3月15日も21日も、モニタリングの数値は上昇しました。その情報が的確に迅速に伝わらなかったから、大勢の人がむだな被ばくをしました。


HayakawaYukio 早川由紀夫
3時間前に私はひととおり巡回しました。異常を表示している観測点はひとつもありませんでした。


Kugizou ネジ川
HayakawaYukioがリツイート
いまやエンタメと化した、プロ集団による「再臨界定義問題」などどーでもいい。事態を一番隠したい東電が、Xe検出をあえて発表して部分的再臨界云々と言ってるなら、発表しないと後々問題になるような重大な事態(の可能性)を想定しているということ。一般人は黙って窓閉めて、イザに備えるだけ。
(専門家たちが、再臨界の定義でごちゃごちゃ言ってるらしいです。そんなことより、この方の「発表しないと後々問題になるような重大な事態(の可能性)を想定しているということ」という裏読み、それに「一般人は黙って窓閉め」るだけ、というところ、膝を打ちます。)


HayakawaYukio 早川由紀夫
↓ たいしたことないから出したの見方も成立する。いままでの経緯からすると、どうにもならないとき彼らは隠すと思われる。対策できないときは存在しないが彼らのルール。
(↓は、↑をさす。ネジ川さんの意見に対する反論。「対策できないときは存在しない」もうがってる! しかし、「存在しない」ことにしたいほどの「重大な事態」ではない、という点については、ネジ川さんも同じ。原則「存在しない」ことにしたいということはあるだろうけど、爆発すれば外からわかるもんね。三月の時みたいに、日本人はごまかせても、外国人はごまかせないし。)


http://guregoro.sakura.ne.jp/thumbnail.php
放射線グラフ サムネイル  福島・茨城・神奈川


HayakawaYukio 早川由紀夫
福島県のオワリは80%くらいではなかろうか。
福島県関係の方は、カチンとくるかもしれないけれど、こういうのを確率評価と言って、地震とか火山噴火の予測をこのようにやるのだそうです。論理ツリーとかいう方式で。厳しい見方ですが、まず現実をきちんと直視しないと対策は立てられない。それなのに、政治家+メディアたちは、気休めばかりをいってごまかすのでどうにもならん・・・・。中野剛志さんは、東北の復興にかけるお金を出し惜しみしてるだろ、と怒っていました。金儲けになるところは全部、天下りとかそういう関係がもっていって、金にならないところをボランティアがやってる、とかいう記事もどこかで見ました。)


hayano ryugo hayano
HayakawaYukioがリツイート
(更新)【水産庁 水産物放射性物質調査 11/1版】jfa.maff.go.jp/j/sigen/housya… 前回から追加されたのは3305番以降.赤城大沼のワカサギとウグイはアウト.野尻湖のワカサギからも87Bq/kg出ている.


HayakawaYukio 早川由紀夫
0.23マイクロ以上の砂場が7つあって、最高0.67マイクロ(音羽中)だという。文京区。とんでもない話だ。 ow.ly/7geQj


HayakawaYukio 早川由紀夫
「高さ50cmにおける今回の砂場の測定値は0.08〜0.18μSv/hであり、 直ちに何らかの対策が必要であるとは言えないと考えます。飯本武志 (東大准教授) 古田悦子 (お茶大副センター長) 草間経二 (課長)」 ow.ly/7gg9N


HayakawaYukio 早川由紀夫
高さ50cmで0.18マイクロ出す砂場で幼稚園児に砂山つくらせてもなんともおもわないんだ、このひとたち。ふ〜ん。> 飯本武志 (東大准教授) 古田悦子 (お茶大副センター長) 草間経二 (課長)


HayakawaYukio 早川由紀夫
臨界という言葉の使い方のいい加減さがはからずも露呈してしまったが、原発リスク管理としては、0644に私が書いた「市民に伝えるべき「速報的なもの」がいまはないということだ。安心しろ。」でよかったということで、みなさまが.. togetter.com/li/208588
(いちおうは、「重大な事態」ではいまはないようで。)


HayakawaYukio 早川由紀夫
小規模か。行政サイドにそういう言い方をされるととてもいやな気がする。20年前の記憶。小規模火砕流。「1、3号機も小規模臨界の可能性 福島原発、分析進める at-s.com/news/detail/10…


http://togetter.com/li/117950
(早川さんの、三月十二日爆発の日のツィート集。
あの日の緊迫感が伝わってきます。)

http://togetter.com/li/117950
(三月十五日、風向きが東京に最悪、雨まで降ってきた、あの日。もう一度、ふりかえって、イザというときには、どうすべきか復習しておこう。まず、信頼できるニュース・ソースをつかまえて
おくこと、かな。早川さん、みたいな。)


HayakawaYukio 早川由紀夫
もうひとつ。ある地方局との交渉がいま決裂した。私は次の条件を出した。1そちらに私が2度出向く、2旅費と謝金を用意しろ、3監修させろ、4私が知らない情報を提供しろ。謝金は出せない。監修はだめ、新しい情報はないとのことだった。それでは、私にひとつもメリットがないではないか。


HayakawaYukio 早川由紀夫
これくらい大きなニュースになると、(もちろん制限はあるけど)私の意向を取り入れて30分くらいの番組をつくってくれたテレビ局がむかしはあったのだがなあ。今回はいったいどうしたことだろうか。


HayakawaYukio 早川由紀夫
これくらい大きなニュースになると、(もちろん制限はあるけど)私の意向を取り入れて30分くらいの番組をつくってくれたテレビ局がむかしはあったのだがなあ。今回はいったいどうしたことだろうか。


http://togetter.com/li/141497
東葛汚染スポット発見と社会的認知の経緯
   私は知ってるけど新聞テレビがまだ知らないこと。原発近くの放射線量は(北西方向に伸びる細い帯を除いて)とても低い。2現在の汚染のほとんどは3月15日午後に発生した。3その汚染はチェルノブイリを上回る。 4柏-金町に高濃度汚染スポットがある。http://ow.ly/4zH4a
原発近くの放射線量がとても低い、ってことがあるんですね)


柏-金町汚染スポット。駅でいうと、北小金、新松戸、馬橋、松戸、金町、柴又、上本郷、みのり台、幸谷、小金城址、□ヶ崎、南流山流山セントラルパーク流山おおたかの森柏の葉キャンパス、豊四季。以上の駅が0.5マイクロシーベルト毎時を超える。


あのね、柏とか金町のちかくで心配している人たち、私の地図で黄色く塗ったところの内か外かって、ほとんどかんけーないんだからね。0.5の線を引いただけ。その外側は0.49だったりするわけ。そもそもデータ数が足りなくて、ちゃんとした線ひけない。きみたちが測らないからわからない、のだ。


チェルノブイリの区分けをそのままフクシマに適用すると、 飯舘村は居住禁止区域(>3.08 uSv/h)、福島市は移住必要地域(>1.11 uSv/h)、守谷-柏-三郷-金町は移住権利区域(>0.38 uSv/h) http://ow.ly/4XHHP わたしの実感とよく合う。


放射線医学総合研究所の4月14日見解は、「文部科学省発表の空間線量率を見る限り」だよ。自分で測ってその仮定が崩れたことがわかったわけだ。結論「神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木はおおよそ東京と同じぐらいと考えて下さい。(略)普通に生活して下さって問題ありません。」は成り立たない。


HayakawaYukio 早川由紀夫
放射性廃棄物福島県から外にいっさい出してはならない。
(拡散させると、日本全国に汚染が拡がってしまう・・・。東電のものは東電に、政府のものは政府に、返すのが筋でしょう。放射性物質のような煮ても焼いても無くならないようなものはとりわけ。)


HayakawaYukio 早川由紀夫
20キロ警戒区域内から持ち出した自動車はすべて警戒区域内に戻す必要がある。


HayakawaYukio 早川由紀夫
都市では、側溝、雨どい、吹き溜まり、水溜りなどに溜まっている。いっぽう山野では、ほとんど動いていない。都市でも山野でも葉っぱに注意。落ち葉の処理に気をつけて。


HayakawaYukio 早川由紀夫
山なら、川魚、イノシシ、キノコ、クリ、ギンナン。海なら、貝、海底にすんでいる魚(ヒラメやカレイなど)。これらが、いまセシウムが濃集しやすい食べ物。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


早川先生、こうして見ると(ここにはあまり拾わなかったが)、かなり過激なところもある御方。率直であることは、無類。