こんな安っぽいメダルで俺たちの良心を奪った・・・イラク・アフガニスタン反戦帰還兵士の集会

「つむじ風」というブログがあるのですが、たまに見ます。
今回は、橋下発言にかかわって、「狂気」だと、戦争は狂気なのだからと、書いているメッセージが
すばらしくて、ぜひご紹介したいと思いました。
このなかに、昨年五月ごろにあった、帰還兵士のNATOに反対してのデモ、集会のyou tube があります。
デモクラシーナウのニュースです。


すごく体格の良い軍服を来た男性たちがデモする様子、そして、一人一人が壇上に立って、こんな安っぽい
勲章なんかで俺たちの良心を奪いやがって、という怒りと、やってしまったことに対する後悔・・・


このような帰還兵士の告白の会、支援する会は、以前からあって、書物が岩波書店から出ています。
署名は、ちょっと忘れた。このブログにずっと以前に紹介したことがあるような気がします。






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http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2013/05/post_a8f1.html



橋下市長が、又、狂った言動で、
注目を集めようとしている・・・
何故、狂ったといえるのか?
戦争という狂った循環の果ての
狂った慰安婦問題を言挙げして、
所詮は、狂った論議に終始した!!


 余程、ディベートには過信があると思われる。しかし、ディベートにどんなに自信を持っていたにしても、理屈は理屈である。理屈で人を納得させることは出来ないのだ。

 私は、男性だが『慰安婦』等という言葉を忌み嫌う一人である。

 問題としての『慰安婦』は、さておいて、戦争という狂った行為を前提として、『慰安婦』が必要・不要という論議が本末転倒の話である。戦争を遂行するために、兵士を慰安するというのは、そもそも論外である。
 肯定できる話ではない。

 アメリカ軍のセックスハラスメントは、重大である。3割の女性兵士がその被害に遭っていると言われる。何故か? 戦争という狂った環境下であるからだ。

 愛のない男女間の出来事が、どうして、慰安になろうか? ハラスメント以外の何物でもない。それを慰安視すること自体が、狂っているのである。

 橋下市長は、知に働いて、狂っている。どんなに理屈を弄しようとも、納得させる言説にはならない。所詮は、慰安婦は苦界に身を置いているのである。そして、それを贖うのは、法外な収入であるとしても、身を挺して苦界に生きている事実は否定し得ない。

 娘や、兄弟・姉妹を、ためらいなく、そこに送ることが出来るならば、話は別だ。如何に橋下市長にしても、それは出来まい。故に、彼の言説は、詭弁であり、狂言であり、語るに落ちたのだ。

どんなに理屈を付けようとも、戦争は狂気である。

 そして、

 そのことに目覚めるのは、全く、正常だ。狂気に人間を誘うのは、人間の良心を麻痺させねばならない。そこに巧妙な仕組みが読み取れる。

 どんなに鼓舞されても、やがて、良心は病み、傷つく。巧妙な仕組みは、勲章であるかも知れないが、うち捨てる元兵士達の目覚めは、感動を呼び起こすに余りある。


以下略


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あまりに平和な日本で、想像力が働かないという方は、日中戦争の南京攻略に現地に行って描いた石川達三の小説「生きている兵隊」
を読んでください。いまは、伏せ字なしで文庫本が出ています。


イラクアフガニスタン帰還兵の告白本も、気をつけていればいくつもあるはず。
それに、ベトナム戦争のものもありますね。


you tube でも、だいぶいろいろあがってくるはず。
あるブログを見て、わたしは衝撃を受けました。世界の狂気の中で女性がどれほど犯されているか、思い知るものでした。
そのブログそのものは興味本位ではないようなのですが、それこそPTSDになりそうで、ブログの名は、言えません。


人間が、人間であることを保つには、努力がいる。


だまってても人間は人間、というわけにはいかないようです。