普天間国外移転への攻防・川内議員と鳩山首相会談〜岩上安身tweetより

国外移転にむけて、積極的に動いているのは、民主党川内議員。
岡田外相は、川内議員の意見には見向きもしない。官邸でも、ブロック
されている、という裏事情が、岩上安身氏の取材tweetによって明かされる。


このまとめtweetは、「本のセンセのブログ」http://honnosense.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/11-e1d6.htmlより。

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一週間遅れですね(笑)。九州ローテーション案が政府内で浮上していることは
すでにツィートしています。でも、この案が決定打になることはありません。
RT @gizmo_vs_stripe @iwakamiyasumiぜひ見解をお聞きしたいhttp://bit.ly/9HVEHY


続き。「ない」とまで言い切ってしまうのも、どうかとは思いますが、でも、
まず無理でしょう。合理性がないですし。辺野古桟橋くい打ち案も、九州ロ
ーテーション案も、外務省、防衛省の両省がひそかに狙っている辺野古埋め
立て現行案への回帰も、どう無理強いをしたところで、移設先の地元の反対
で困難。
政府、すなわち高級官僚どもは、一般市民の民意を甘く見過ぎ。マスコミさえ
操作すればどうにかなると思っている。


続き。台風の目になりつつあるのは、川内博史議員。
テニアン視察からの帰国後、官邸(平野官房長官、佐野秘書官)のブロックに
あい、親書を直接手渡すこともできなかったが、国会内で直接、首相にかけ
あった。
11日火曜日の本会議。
川内「ひどいじゃないですか」、首相「今、会ってるじゃない」。


続き。結局、鳩山首相と川内議員は1対1で面会を果たした。同席の佐野秘書
官が席を外した時間帯もあった。
この佐野秘書官がくせもの。
経産省で、次官一歩手前の審議官までのぼりつめた人物。北マリアナ知事、
グァム知事を門前払いし、首相に会わせなかった責任者である。


続き。仮に例の故人献金事件がなければ、この佐野氏が、秘書官になることは
なかった。罰金刑となった古くからの鳩山側近である芳賀大輔氏がなっていた
はずである。
鳩山首相は、あの事件によって腹心をひきはがされた。事件の意味するところ
が何だったのか、今頃になって見えてくる。


続き。「できれば国外、最低でも県外」と鳩山首相は言った。その言葉の後段
だけがマスコミでリフレインされ、前段はなぜか無視される。
もう一度、「国外」の可能性を追求しようとする川内議員。彼は、普天間問題
で岡田外相らと対峙するだけではなく、高速問題では前原国交相とぶつかる。
台風の目。


続き。この前の外相会見でも、岡田外相は「関係5閣僚の意見は完全に一致して
いる」と繰り返したが、首相をのぞく4閣僚は、「国外」など念頭にないという
点で一致している。
その思惑を打ち砕くのが、「政府の暴走をチェックするのが国会の役割」という
論理。
4人組+前原大臣は党の多くを敵に回した。

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4人組というのは、平野官房長官・佐野秘書官・岡田外務大臣・北澤防衛庁
長官かな?
また、以下のtweetは、知花竜海という沖縄のミュージシャンから。

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平野官房長官、徳之島の移設推進派と会って地元を分断するつもりだな。
罪深い。島を思う気持ちは同じなのに、お金のせいで中の良かった地域が
の断絶されコミュニティが破壊され取り返しの付かない長い苦しみを背負

わせることになるよ。隣人を恨む苦しみ、想像出来ますか? #futenma

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今朝のネットニュースで、やけに平野官房長官が動いているなと、あまり
快く読まなかったが、まことに当事者ならではの鋭い見方。
沖縄の傷は、深い。