消費税増税をとなえる自民+菅体制民主党、何のために? 誰のために?

ごくふつうの年金生活者の方々にも、昨今、消費税増税やむなしとの
考えが浸透してきていることを実感します。


税金などのからくりは、じつのところ、わたしにもよくわからない。
理論というものはつねに立派です。
説得力があります。なるほどと思ってしまう。


だが、わたしは、そんな理論クソクラエ派です。
自分の体感が、じつのところいちばん正確だとつねに確信している。
文学だって、立派な評論を読めば、なるほどと思わせられてしまう。
そうか、この歌は、こう解釈すればいいのね。わかった・・・


ちっともわかってはいない。
理屈で、五感を鈍らせてはなりません。
今の日本が、全体としてすごく貧しく、愚かに、つまらなく、浅く
なってしまっていること、これは五感の伝えてくるところです。


消費税増税した分は、わたしたちの生活には還元されません。
そもそも消費税導入されて以後、あるいは3%が5%になって以後、何か
生活がよくなりましたか。
むしろ、若者たちが非正規派遣社員となって使い捨てにされ、「おにぎり
が食べたい」とノートに書いて飢死するものがあらわれ、毎日のように
都内電車が人身事故が起きるような現状へと導かれてきただけでは
ありませんか。


理屈はどうでもよいのです。
ああ、暮しやすくなったなあとか、あいかわらずあんまり収入は増えない
けど人々の顔があかるくなったとか、若者たちにやる気がどんどん湧い
ているなあとか、そういう気配を察する敏感なセンサーこそは、われわれ
無知な庶民の唯一の、しかしもっとも信頼できる武器なのです。


以下に、アメリカ政治思想が専門で、経済本をたくさんお書きになって
いる、そしてリーマン・ショックなど経済の動向予言がぴたりと当たって
いるという副島隆彦氏の発言を適宜抄出しておきます。
NY発の世界恐慌の突入が近くに迫っていると言います。
経済の行き詰まったアメリカは、アジアでも何かきな臭い動きがある
らしい。


全文は、リンク元で。
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http://www.snsi.jp/bbs/page/1/


(略)


案の定、11日の午前1時 に、 亀井静香・金融担当大臣が、辞任
した。(略)郵政見直し法案は、これで、流産させられた。 菅直人
と仙石由人の悪人の頭目は、「小泉郵政改革」を押しとどめて、日本
国民への郵貯簡保(350兆円)と郵便振替決済制度という国民の
必死のインフラ制度財産をり抜こうとする 人々の夢を打ち砕いた。
この事実を軽視する人びとは、あとで本当に痛い目に合うだろう。
すべては、アメリカが仕組んでいるからだ。


近くに迫っているNY発の世界恐慌の突入の激震の影響を、日本が防
御壁 を作って、防御態勢に入らなければならないのに、アメリカに
魂を売った極悪人どもが阻止しようとしている。アメリカ帝国は、日
本を自分たちの道連れにしたいのだ。・・・・


(略)


11日の菅直人所信表明演説は、まず、「政治とカネ」(小沢一郎
の追放)と、日米同盟(日米安全保障体制の最優先)、と増税(消費
税の値上げ)の3つを柱としていた。
 しかし、増税をあまり言うと、国民に嫌われる、だから、この問題
は、「財政、社会保障の一体的立て直し」という、誤魔化(ごまか)
しのコトバに置き換えている。新聞報道は、すべて、そのようになっ
た。 


(略)


 昨年の12月から開始された、鳩山・小沢打倒のクーデター計画の
司令部は、テレビ・新聞11社の政治部長会議 プラス、検察・警察
の最高幹部たち、とオール官僚のトップのアメリカの手先連合である。


(略)


アメリカは、もう自民党を見捨てているから、相手にしていない。

クーデターの指令本部を上からあやつっている、マイケル・グリーン
と、ジェラルド・カーティスと、カート・キャンベルが率(ひき)い
る100人ぐらいのCIAの日本管理・謀略実行部隊は、それぞれが、
2,3人の日本人工作員を抱えている。この者たちが深く連携して、
前原誠司(まえはらせいじ)、長島昭久(ながしまあきひさ)らと連
携して、反小沢の民主党議員たちを、背後からあやつってクーデター
を決行させた。


(略)


アメリカと、OECD(ヨーロッパにある国際機関) とIMF
(というヨーロッパの中のアメリカの手先派も多い)が、共同して、
日本に増税を強要する声明を、順番に出してきていた。それが、5
月中旬である。
日本政府に増税(消費税を10%あげること)を呼号することで、
日本国民に重税を敷いてでも、資金をアメリカに貢がさせる気である。 


金融担当大臣を兼務することになった仙石が、必死で亀井が阻止して
きていたアメリカへの資金提供(米国債買い)を、どんどん、なりふ
り構わず、大臣署名をしているだろう。おそらく20兆円ぐらいの米
国債買いを、目下、緊急で、行っているだろう。(略)これが、アメ
リカが、今度の反小沢クーデターを教唆(きょうさ)し実行させた本
当の理由である。潰(つぶ)れかかっているアメリカの財政は、こう
いう、非道で、惨(むご)いことを属国に強制して、それで資金を奪
いとってゆく。


(略)


この大不景気の日本で、今、消費税を上げたら、国民の消費がもっと
伸びなくなって、もっとさらに景気が悪くなる。これは 日本国にと
って、致命的な打撃となる。
 「増税は、日本にとっていいことだ。貧困層にとってもいいことだ。
増税は弱者の味方(細野真宏=ほそのまさひろ=)」など と、一斉
に、メディアを使って、国民洗脳を行いだした。この売国奴たちは、
許しがたい。その手先となって、利用される経済・金融の言論人た
ちも愚か者である。 


(略)


郵政法案が、流産させられて、日本国民の中の賢明な人々にも失望
と、かすかな危機感が広がっている。
 しかし、それ以上に、大事だったのは、同じく審議未了で廃案に
されることが決まった(昨日)、公務員制度改革法案である。それ
と、派遣法の改正だ。あまりにもひどい派遣労働者たちへの待遇を
なんとか法律で救い出そうとするものだ。労働基準法を元に戻して、
奴隷労働と、ピンハネを許さない法理念に戻そうという正常な感覚
の行動だ。


公務員制度改革法こそは、日本官僚たちの 息の根を止めるもので
あった。各省の官僚のトップである事務次官と、それぞれ8人ぐら
いいる局長たちを、すべて部長(級)までとする。そして、次官、
局長の職は、国民に選ばれた、若い政治家たちで、有能である者た
ちが就く、という制度改革であった。


(略)


 菅が、財務省官僚たちのいいなりになった、決定的な日は、菅
直人が、この1月26日の国会答弁で、有効需要の創造と乗数効
果(マルチプライアー・イフェクト)のケインズ経済学の基礎知
識が無いことがバレて、答弁が中断して、しどろもどろになって、
大恥を掻いたものだから、以後、財務官僚たちの作文を読み上げ
るだけになった。


(略)


おかしなことに、今年の一月の、スイスでのダヴォス会議(世界
経済フォーラム。世界の最高支配者たちが一堂に集まるビルダー
バーグ会議の表の顔)に、普通は、日本は首相が参加するのに、
なんと、仙石由人が日本政府代表として参加した。


(略)


 5月31日(月)に、突然と言っていいぐらいに緊急に、
中国の温家宝(おんかほう)首相が、訪日した。そして、鳩山
と深刻に会談している。おそらく、温家宝は、「鳩山さん、日
本は大丈夫か。アメリカは、凶暴になって、(統合参謀本部
のマイケル・マレンという海軍提督が、)がむしゃらに、東ア
ジアでも、戦争を始めようとしている。非常に危ない。
(表面だけの公式発表とは別に)中国と、韓国と一緒になって、
戦争突入を阻止しなければいけない。北朝鮮には、アメリカの
手に乗るなと、言い聞かせている。あなたも注意してほしい」
と、温は、言いに来たのだろう。


(略)


イスラエルは、9月のラマダン明けの 10月に、イランの核施
設を爆撃するだろう。その準備を急いでいる。イラン国内の4か
所ぐらいに一気に襲いかかって、そのうちの半分は失敗するだろう。 
爆撃機の航続距離の問題などで、米空軍の支援(空中給油機など)
が必要だ。
 凶暴になっているマイク・マレンが、ロバート・ゲイツ国防長
官、ヒラリー と組んでやる。「もう、戦争をしないと、アメリ
カの金融恐慌突入は、避けられない」と考えている。やっぱり、
ウォー・エコノミー(戦争刺激経済、戦争経済)である。   


 だから、極東(東アジア)でも、戦争を起こしたいのだ。「飛
行機のアラブ・テロリストによる爆破・墜落の事件」を何回も、
この極悪人たちは、仕掛けるのだが、毎回失敗している。 


3月26日に、マレン海軍提督の指示で、米原潜を、韓国の哨戒
艦に激突させて、真っ二つにして、46人の韓国兵の死者を出し
た。マレンは、対潜水艦攻撃(アンチ・サブマリーン)の専門の
海軍軍人である。


(略)


(転載貼り付けはじめ)

時事通信  2010年6月5日 

◇民主会合出席の有志議員

 民主党政策調査会(せいさくちょうさかい) の復活を求める
4日 の会合に出席した有志議員は次の通り(丸囲み数字は当選
回数)。

 【衆院土肥隆一(7)、玄葉光一郎藤村修=以上(6)、安住淳
(あずみじゅん) 、小林興起筒井信隆(つついのぶたか)、
平岡秀夫(ひらおかひでお)=以上(5)、石毛◆(金へんに英)子、
 生方幸夫(うぶかたゆきお) 、奥田建小宮山洋子吉田公一
=以上(4)、岡本充功菊田真紀子篠原孝(しのはらまきこ)、
首藤信彦(すどうのぶひこ)、田嶋要田村謙治たむらけんじ
手塚仁雄(てづかよしお)、寺田学、和田隆志=以上(3)、稲見
哲男、城井崇郡和子(こおりかずこ)、中川治、中根康浩、藤田
一枝、本多平直三谷光男村越祐民(むらこしひろたみ)、森本
哲生=以上(2)、斎藤勁 (1)

 【参院岡崎トミ子(3)、大河原雅子風間直樹金子恵美、鈴木
陽悦、徳永久志白眞勲松浦大悟、松野信夫=以上(1)

(転載貼り付け終わり)


副島隆彦です。 以上の議員たちが、玄葉と、樽床に騙されたか、
すでに、確信犯としてクーデターに参加している者たちだ。上記の
うち、私が、カッコで、ひらがなで、名前をいれた者たちが、共同
謀議者だ。 安住淳(あずみじゅん、宮城5区)は、首謀者のひと
りである。
 村越祐民(むらこしひろたみ)は、札付きの反小沢主義者だ。
田村賢治とともに、平岡英夫も、大蔵官僚(財務省官僚)で、法制
局参事官、国税庁法人税課長 までやった人間で、財務省が、民主
党に送り込んだスパイのひとりだ。こういうのが10人もいる。


私が、彼らをここまで、口汚く罵(ののし)らなければ済まないの
は、現下の緊急事態で、日本国民の多くが、「消費税が上がるのは、
仕方がないのかも。いやだけど。それらの増税が、福祉や社会保障
のために使われるのなら我慢する」という、愚かな考えに染まりつ
つあるからだ。
地獄への道は、己れの善意と愚かさによって敷き詰められている。 


今や 危険な事態だ。私たちは、「増税反対、消費税率値上げ反対」
の国民運動を起こさなければならない。
増税こそは、日本国民に向けられた刃(やいば)だ。これを、財務
省(税金取り、税金ドロボーの親玉たち)に洗脳されて、いいよう
に、脳をあやつられると、私たち日本国民は、本当に地獄にまで連
れて行かれる。すべてアメリカに貢がされる。

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