『財源はいくらでもある!消費税増税は反対! 緊急国民財政会議』開催・・・岩上Ustream

菊地英博氏をお招きしての「国民財政会議」です。

いま、生中継中。
音声がよくありません。


また、聞きながらタイプしているので、間違ったことを書き込んで
いる可能性もありますが、ご承知の上、お読みくだされば幸いです。


後日、you tubeか何かでupされると思います。
そのときに、貼り付けます。



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菊地英博氏発言


日本が1995年以来、税収があがらない体質になってしまった。
それに対する反省がない。


民主党発足時の税収低減は、小泉構造改革の失敗のツケ。


日本のマスコミは、台湾・韓国以下。議論がまともにできない。
北朝鮮並だ。


なぜこんなに税収があがらないのか。
日本のデフレは十二年も続いている。


デフレのときに、緊縮財政をやった。
これは絶対やってはいけないこと。経験則。
これを続けた。


二番目に、リストラ・デフレ。アメリカ以外では(法的に)できないような
リストラ。これをやったのは、竹中。


三番目に、信用収縮。銀行が金を貸せなくなる。(これは亀井大臣のとき
にかなり改善した)


正規雇用増大。年収200万が上限。
結婚もできない。2004年、小泉改革の労働法改正がこういう状態に
した。


この新たな労働法改正は、まだ通ってないが、通さなくてはならない。


以上三つが日本の経済をダメにした。


ギリシャと日本経済と共通するところ、財政は赤字。
しかし、違いは、ギリシャ国債は海外がもっている。
日本は、国内。また日本は、対外的に債権国。海外に貸し付けている
のは267兆円。毎年、利息収入がある。ギリシャは逆に払う。
日本は貿易収支が黒字。所得収支も黒字。これは大きい。
外貨はふんだんにある。
これをいかに、われわれの生活のために使うか、だ。
どうしてこれを日本国民のためにつかわないのか。


粗債務と純債務の関係を見て、ギリシャみたいになると言う人もいる
が、本質的に違う。


経済力のベースが日本にはある。
いちばんの問題は、これが国民のために使われてない。


日本は国民の貯蓄、下がってはいるが、10兆円可処分所得がある。
お金は、使わなくてはならない。
海外に出ている。国民のためにどうして使わないのか。


2000年度には120兆、2008年度には280兆、海外に。
国内に回るべき金が、海外に。小泉構造改革とは、国内を締め付
けて海外に逃避させたのだな、ということ。


国税にしめる法人税所得税、消費税の推移を見ると、みごとに法人
税の低減分を消費税が補填している。


2009年3月、麻生内閣で、2011年に消費税見直しして同時に
法人税を下げると閣議決定している。それを書く新聞と書かない新聞
とがある。日本のマスコミの大きな限界。


管内閣になって驚いたのは、こともあろうに自民党政権も言いきれ
なかった消費税増税法人税減税を明言したこと。


わたしは小泉構造改革最初のときから失敗するぞ、と言ってきた。


昨年秋政権とったときには、消費税はあげないと言っていた。今、
そういう政治家がいるなら、あなたは誰のおかげで政権とられました
か、と言いたい。


今日の議論では、管さんもしばらくあげないと言っているようだ。


国民新党は、オバマクリントンのやってきたようにデフレ脱却を
主張。


消費税以外に財源はないのか。
財源は、いまある財源と、経済回復による自然増収の二つ。

いまある財源。
前田えみ子さんの分析すばらしい。

日本の会計は二通り。
特別会計60%と一般会計40%。
一般会計は、新聞に出るもの。


特別会計剰余金=歳入−歳出 これは黒字。
特別会計の金額を一般会計に入れれば、黒字になる。 

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(残念ながら、音声が切れてしまいました。のちほど、ビデオがアップ
されると思います。)