霞が関をこわさなければ「日本復活」はない・・・by ニコ生動画 長谷川幸洋×古賀茂明

終わりの方しか聞けませんでしたが、記者クラブ批判もあって、おもしろかった。
公務員温存して、消費税アップなんてとんでもない、と。
あとからでも再生できるんでしょうか。


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霞が関アルカイダ」との異名もある
経産省の改革派官僚・古賀茂明氏
ニコニコ生放送に登場し、
霞が関を「改革」するためには何が必要なのかを語ります。

対談の相手は、東京新聞中日新聞論説副主幹・長谷川幸洋氏です。

古賀氏は「民主党政権の公務員改革は不十分だ」と
雑誌などで政府批判を続けている経産省のキャリア官僚です。
今年7月に民間企業への出向打診を断った際に、
「省内に残せない」と退職を迫られたが、
政権批判の姿勢は揺らいでいません。

9月には雑誌『週刊東洋経済』に
「国民の期待を裏切る天下り規制の骨抜き−民主党脱官僚』というウソ」
というタイトルの論文を寄稿。
民主党が強く主張していた『政治主導』と『脱官僚』は、
まったくの看板倒れとなるおそれが出てきた」と現政権を厳しく批判しています。

そんな古賀氏と
『日本国の正体 政治家・官僚・メディア―本当の権力者は誰か』
などの著書がある東京新聞の長谷川氏が対談。
いまの霞が関を壊さなければ、真の「日本復活」はない――というテーマで熱く語ります。

【出演】
長谷川幸洋東京新聞中日新聞論説副主幹)
古賀茂明(経済産業省官房付官僚)

【参考資料】
古賀茂明氏のインタビュー記事(WEBRONZA)
古賀茂明氏の論文(東洋経済



http://live.nicovideo.jp/watch/lv33053531


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上記、古賀茂明氏参考資料のうち、東洋経済の論文アドレスと、その末尾のみコピペして
おきます。


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民主党政権脱官僚」というウソ、国民の期待を裏切る天下り規制の骨抜き(1) - 10/10/05 | 08:13
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/34240b6cdd0ad5d861a82b5ff84e4112/page/1/



(略)



 キャリア組だけでなく、ノンキャリア組も含め、50歳近くになれば800万〜1000万円前後の年収を得ている公務員は
たくさんいる。一方で年間200万円の支援があれば生活が助かる民間失業者もいる。たとえて言えば、民間の失業者5人
を助けるのか、官の失業者1人を助けるのかという設題である。両方を助ける財源はない。どちらを助けるのが正義か。
公務員は自ら問うて、答えを出すべきだ。



 公務員の人件費2割削減を実現するには、人員で10〜15%カット、給与も10%程度はカットせざるをえない。
こうしたことは数値目標を決めて果断に行うほかない。公務員リストラ法の制定も必要である。
(本稿はすべて筆者の個人的見解である)



こが・しげあき
1955年生まれ。80年通産省入省。産業組織課長、産業再生機構執行役員中小企業庁経営支援部長などを歴任。
昨年12月まで国家公務員改革本部の審議官。現在は経産省大臣官房付。



■Column■「官房付」という塩漬け人事 過激すぎた改革派官僚
 古賀茂明氏は昨年12月から経済産業省大臣官房付というポストにある。大臣官房付は異動待機ポストであり、
9カ月もここに留め置かれるのは異例のことである。古賀氏はそれまで国家公務員制度改革推進本部の審議官として、
事務次官廃止を主張するなど改革派官僚の筆頭と目されていた。
 


 「脱官僚」を掲げる民主党政権が成立した昨年9月、仙谷由人行政刷新担当相(現官房長官)から、大臣補佐官への
就任を打診される。事務次官の廃止や、省庁・各局の柔軟な統合、天下りの全面禁止などを古賀氏は進言する。
ところが最終的に古賀氏の補佐官就任は見送られた。あまりに大胆な提案に官僚組織の総本山、財務省から強い反対が
出たためだという。日本郵政の社長に齋藤次郎元大蔵事務次官が就くことが決まったのは10月であった。


 古賀氏はこの6月、『週刊エコノミスト』に実名で論文を寄稿し、民主党政権公務員制度改革を批判した。
この時点では「退職管理基本方針」は閣議決定されていなかったが、天下り促進策となっているのは、今回の小誌
寄稿論文のとおりである。


 エコノミストへの寄稿と相前後して、経産省から、まさに古賀氏が問題視する「民間企業への派遣」という形で、
退職勧奨を受けた。霞が関関係者によると現在より年収アップの好条件を示されたという。古賀氏はこれを断り、
官房付として今に至っている。
菅新内閣の大畠章宏経産相が古賀氏をどう処遇するか注目が集まっている。
週刊東洋経済編集部)


週刊東洋経済2010年10月2日号)