12月5日三井環による検察追及デモ+ウォルフレン教授講演ビデオなど

12月5日市民連帯の会、集会とデモ(裏金・冤罪検察糾弾)が行われました。


以下は、ブログ「ヘンリー・オーツの独り言」のヘンリー・オーツ氏によるビデオです。

集会編 http://bit.ly/gqLPj7
アメリカ→検察→マスゴミの犯罪による被害者、鈴木宗男氏の収監を6日に控えた201­0年12月5日、
検察の裏金づくりを内部告発したことにより自らも罪を被せられ収監さ­れた三井環氏が実行委員長
となって集会とデモが実施されました。」

三井環森ゆうこ議員・保坂展人一水会鈴木邦男ほかジャーナリストなどの挨拶が続きます。


デモ編 http://bit.ly/fZR4QT

■検察の裏金問題を国民の目に明らかにしその責任を追及し裏金の返還を求める。
■村木事件の検察の責任を追及する。
■取り調べの全面可視化、押収証拠物及び残記録の全面開示を要求する。

日時:12月5日(日)
場所:日比谷公園大音楽堂

スケジュール
13:00〜14:35 実行委員長挨拶
       呼びかけ団体挨拶
       デモ行進の案内

14:45〜17:00 デモ行進
       大音楽堂→霞門→霞ヶ関一丁目→桜田通り→
       虎ノ門交差点→外堀通り→新橋駅ガード→
       銀座(外堀通り)→数寄屋橋交差点→晴海通り→
       日比谷交差点→日比谷通り→内幸町交差点→
       日比谷公園(中幸門) 解散


主催:12・5 市民連帯の会 実行委員会

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こののち、夕刻より、カレル・ヴァン・ウォルフレン教授講演会が行われました。
演題:「独立日本の未来に求められる確固とした責任感のある政治」
The future of an independent Japan demandsdecisive and unhampered responsible politics


岩上チャンネル
http://iwakamiyasumi.com/archives/5115

ベストセラー「人間を幸福にしない日本というシステム」の
著者として知られる、オランダ出身のジャーナリストで、
アムステルダム大学教授、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏の講演です。

ウォルフレン氏は、日本は真の意味で独立する必要があると説きます。

現在の日本政治の闘争は、自民党時代の派閥抗争とは全く別次元の「日本の統治をする権利を持つのは誰か」
という戦いであると読み解き、明治時代から続く日本の政治風土を背景に、検察・メディアの問題から日米関係、
沖縄の基地問題まで解説しています。

【関連書籍】
ウォルフレン氏の近著『アメリカとともに沈みゆく自由世界』と、
ベストセラー『人間を幸福にしない日本というシステム』


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このウォルフレン氏講演は、twitterや阿修羅での市民運動からあらわれた有志の方の熱意によってなされた
もののようです。その苦労話は、http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/498.html


また、今回のウォルフレン教授の来日での、他の二つの講演も阿修羅に紹介されています。
その記事も引用紹介します。全文は、リンク先で。


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http://www.asyura2.com/10/senkyo101/msg/465.html
ウォルフレン講演の衝撃  「日本は独立主権国家ではない」 「諦めてはいけない!」
(書に触れ、街に出よう)



(略)

②カレル・ヴァン・ウォルフレン ジャーナリスト 2010.11.17(日本記者クラブ
  http://www.youtube.com/watch?v=zbbqpcunR1w

③ウォルフレン教授の日本人へのメッセージ: 米国の変質と日米関係について(最新講演より)
http://nicoasia.wordpress.com/2010/11/22/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%B3%E6%95%99%E6%8E%88%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%80%80%E7%B1%B3%E5%9B%BD/


ウォルフレン氏は日本には大きな変革を拒む「免疫システム」があると指摘する。明治時代以来というこの免疫システムを説明する上で「調和を守る官僚」と「調和を乱す政治家」という図式を提示する。調和を乱すことを嫌う官僚は調和を乱すこと(つまり従来の秩序を変革すること)を画策する政治家や経済人に対してはその免疫システムを働かせ、検察やマスコミが排除に動くことになる。ウォルフレン氏は政治主導を掲げる小沢一郎が排除されることを予期していたという。このことについて氏は現在新たな本を執筆中との事である。そしてマスコミよりも大きな抵抗勢力は米国だと指摘する。ウォルフレン氏は日本が独立した主権国家ではない現状に憂慮を示し、「宗主国」米国の対日政策担当が従来のような国務省知日派ではなく、国防総省軍国主義者のような人たちになってしまっていると指摘する。中国の問題についても自分自身の手で中国と話し合っていかなければならないと訴える。そして日本が独立し、まともな主権国家となる必要を訴える。

そしてウォルフレン氏は、マスコミの若い人たちの間にも現在のマスコミの報道姿勢に疑問を持つ人たちがいるということを踏まえ、日本人は諦めずにマスコミ編集部に丁寧に訴え続けるべきだと助言する。

今までの日本の大手マスコミが極端な偏向報道を続け、民主主義の敵になってしまった現状を目の当たりにし、私は彼らの更生については殆ど諦めており一旦潰さないとダメだろうと考えているが、ウォルフレン氏はまだ更生が可能だと考えておられるようであった。潰すのは理想的であっても、簡単には潰れないだろうことは我々が認識すべき事実であろう。

ウォルフレン氏の奨励する「丁寧に訴える」という戦術はこの点で傾聴すべきなのかも知れない。ウォルフレン氏はマスコミにも豊富な人脈を当然持っているだろうから、これは彼らに改心を促すメッセージと考えることもできる。記者クラブの講演(つまり日本の記者に向けて行われた講演)においても、私は以前のブログ記事でこう感想を書いた。「デリケートな言い回しで日本のマスコミを批判し、改心するように訴えているように見える」

ウォルフレン氏は日本のマスコミ、政治家、国民向けに行った3回の講演で、従来はごく一部の人しか表立って言わなかった「対米従属の現状と日本の独立の必要性」を正面から学術的に指摘し、政策の転換を促したという点で衝撃的であると言える。建前上隠されてきたものを表に引き出したわけだ。
欧州の日本史研究第一人者でジュネーブ大学教授のピエール・フランソワ・スイリ氏も同様の危惧を表明していることを当ブログで以前ご紹介した。もはや隠すことはできない。マスコミや官僚は猛省し、真摯に氏の真剣かつ比較的穏便なメッセージを受け止めていただきたいと思う。


④旧体制勢力に大打撃! 欧州の研究者も日本の官僚・検察・マスコミの暴走に注目!

http://nicoasia.wordpress.com/2010/11/04/%E6%97%A7%E4%BD%93%E5%88%B6%E5%8B%A2%E5%8A%9B%E3%81%AB%E5%A4%A7%E6%89%93%E6%92%83%EF%BC%81%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E7%A0%94%E7%A9%B6%E8%80%85%E3%82%82%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%AE%98%E5%83%9A%E3%83%BB/


氏の日本国民向けのメッセージは「ここで諦めてはいけない」である。我々は抗議の手を緩めてはいけない。そして一体この国で何が起こっているかわからない人たちに粘り強く情報を発信し続けていかなくてはならない。


(略)

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(付録)デモ集会場で流された「検察最高音頭」です。

●音源:http://twaud.io/q3JL

●歌詞(「権力とマスコミの横暴を正し、人権を守る国民の会」より転載)


「検察最高音頭」 

作詞 割屋検三郎 
作曲 西野夢生 
歌  割屋検三郎


検察よいとこ 一度はおいで
優しい検事が お出迎え
調書は全部 書きますよ
いいからとっとと 署名しろ!

あ、それ!検察最高!(検察最高!)検察最高!(検察最高!)
検察音頭で踊りましょ

検察庁は 日本の宝
起訴すりゃ 有罪パーフェクト
おかげで 司法の仕事は楽だ
判決文を 読むだけだ

あ、それ!検察最高!(検察最高!)検察最高!(検察最高!)
検察日本の権力者

特捜割り屋は 憎めない
たまにゃハメも はずさなきゃ
データー改ざん やっちゃった
ちょいとお茶目な イタズラさ

あ、それ!検察最高!(検察最高!)検察最高!(検察最高!)
裏金ぐらい許してね

記者クラブは お友達
仲良くするのは いいことだ
リークをするから どんどん書いて
言われた通りに 書くんだぞ!

あ、それ!検察最高!(検察最高!)検察最高!(検察最高!)
検察音頭で踊りましょ

小沢一郎は お客様
すぐに儲かる 商売だ
不起訴になっても 下請けの
検察審査会 任せたよ

あ、それ!検察最高!(検察最高!)検察最高!(検察最高!)
検察日本の神様だ