首相官邸に米国人原子力専門家が常駐するのは、なぜ??

まだ、福島第一原発では、毎日毎日水で冷却しているのでしょ?
放射性物質は空中を飛び、海に汚染水を垂れ流しつづけているわけですよね?


自転車操業のお手当にすぎないのだから、一瞬気をゆるめれば爆発へ向かう
危機はまだ終ってませんよね?


それなのに、最近は、原発のあの壊れた建屋の映像がまったくニュースに出なく
なりました。とりあえず爆発の危険がない、ということと、放射性物質が出なく
なったということは違うのに。


あのチェルノブイリだって、多くの人命を犠牲にして七日間で放射能拡散を止めた
といいます。スリーマイル島は一日。フクシマは、もう二ヶ月。積算すれば
チェルノブイリがばらまいた放射性物質より多くなるのではとか。


株のNEVADAブログから。
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http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/2011-04.html?p=5#20110417


●忘れられている重大な放射性物質汚染問題


週刊ダイヤモンドは、誰も議論しない、重大な放射性物質汚染問題を取り上げています。
(略)
下水処理から発生する凝縮された汚泥です。
日本ではこの下水処理から発生する汚泥を2007年から全て焼却することが義務付けされていますが、この総量は221万トンとされています。
(略)
この灰ですが、以下のように処分されています。

15% 埋め立て
40% セメント・建築資材に混ぜて再利用
10% 農作物肥料
35% 不明

10%の農作物用肥料として使われた場合、当然放射性物質が入っているわけであり、灰には物凄い高濃度の放射性物質が入っているかも知れませんが、日本では検査する仕組みも装置もない状態になっているのです。

誰も検査しない>データがない>大丈夫、となっているのです。

恐ろしい無責任体制ですが、これが日本の現状です。

今日の日経新聞では以下のような報道もされています。
この記事を読んで「日本は終わっている」と感じた方も多くいるはずで、企業経営者なら日本脱出を考えても不思議ではありません。

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『日本の原発問題に不信を募らせていた米国務長官ヒラリー・クリントンらの理解を得るため米側と折衝していた外務省は経済産業省に「万が一(東京大停電:ブラックアウト)の場合はどうするのか」とただした。
答えは「危機管理計画は存在しない」

外務省は「国際的に説明できない」と声を失った。

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日本の一流官庁と言われる経済産業省がこの体たらくでは、今回の原発事故後の混乱も理解できます。

そして政治家は以下の状況です。

菅総理「大規模停電のシミュレーションはしていない」
(略)



●信用されていないフクシマ工程表


昨日発表されました「工程表」ですが、アメリカのヒラリークリントン国務長官菅総理との会談用に作られたもので、全くと言ってよいほど、根拠はありません。


記者会見で勝俣東電会長は『2号機については絶対に期間内に修繕出来る保証はない。』(産経速報)と述べている通り、東電は官邸から「なんとか格好がつくようにしろ」と命じられ、根拠はない工程表を作成したのです。

(略)



●米海兵隊特殊部隊の帰国


アメリ海兵隊核兵器対応部隊であるCBIRF(特殊兵器事態対処部隊)が帰国することになりましたが、日本ではこの帰国で危機は去ったとの論調がありますが、事態は全く違います。
(たしか、大新聞のネットニュースではそんなふうに書いてましたよね。
新聞記事は信じないようにしているはずなのに、思わずあれを読んで気がゆるんでしまったことを告白します・・。)


この部隊は日本の為に来ていたのではなく、あくまでも米国独自の調査が目的であり、この情報収集・分析が終わったために帰国するもので、今後、アメリカ議会、及び国防省に100ページを超える調査報告書を提出することになるでしょうが、内容がどのようになるか注目する必要があります。
(全面公開になるのか、それともフランス・ロシア等だけに秘密報告書を見せるのか今は分かりませんが、かなり細かい報告書になるのだけは確かです)
(そーだよね、そーだよね。どこの国が危険をかえりみず善意だけでよその国を助けたりするものか。世界初といっていいこの貴重な事故の資料が欲しいですよねーー、原発もってる国ならどこでも。)


先般のヒラリークリントン国務長官の訪日は5時間もなく、日本側はもっと「歓待」したいと思っていたようですが、危機の認識の次元が全く違っており、「話にならない」として早々に日本を去ったものです。

サルコジフランス大統領、ヒラリークリントン国務長官は暇人ではありません。
世界で最も忙しい政治家であり、これら重鎮がフクシマ原発問題だけを目的に数時間だけ訪日した意味を日本人が理解出来ていないとすれば、それは悲劇的なことだと言えます。
あ〜〜〜、また、言われるんでしょうか。日本はまだ十二歳だと。子供だって。
もうイヤになりますねぇ。また、舐めてかかられて、子供には後見人が必要とか言われて、、、)



●時事速報(母乳から放射性物質検出)


母乳調査・母子支援ネットワークは、宮城・福島・茨城・千葉9名の母乳検査で、4人から最大で36.3ベクレルの放射性ヨウ素131を検出したと発表しています。

この数値自体は高いか低いか基準がないために判断は出来ないとされていますが、内部被ばくをしていることには変わりなく、今でも日々放射性物質を浴びたり、水を摂取したり、諸々の形で放射性物質を口にしているわけであり、日々体内に蓄積していることになります。
そして母乳を通じて、乳幼児に放射性物質を移しているわけであり、既に放射性物質の2次被曝が起っている可能性が出てきています。

(略)



●本当の数字


アメリカのエネルギー省は控えめな予測としてフクシマ原発から北西方向に40〜50キロ圏内でも20ミリシーベルトを超える汚染となるとの予測図を発表しています。


アメリカからの調査団が航空機等を飛行させ、調べあげた結果を受けての予測図ですが、この予測図は現状での判断であり、今日枝野官房長官が記者会見で述べていました《不測の事態》が起これば関東圏でも避難する事態になりかねません。


日本政府は積算放射線量が18.9ミリシーベルト(18940マイクロシーベルト)に達しており、これをもって20キロ圏内は立ち入り禁止区域にするとしていますが、この18.9ミリシーベルトは何故か23日からの積算となっており、最も放射線物質が放出されたと見られています13日からの分は省かれているのです。
即ち、最も放射線物質を浴びている10日間分は積算量から省かれているのです。


今日の【熊本日日新聞】では2つのグラフを掲載しており、このグラフを見ればデータのおかしさが一目瞭然となっています。
(本日中に特報にて詳しい情報をお送りいたします)
日々の放射線量は計測されているにも拘わらず、今までの放射線物質積算量に反映されていないのは何故でしょうか。


因みに、このグラフでは17日の放射線量は158マイクロシーベルトとなっていますが、爆発がありました日1日で限度量の放射線物質に達していたかも知れません。

政府発表を精査していけば辻褄の合わないことが多く出てきます。

自分の身は自分で守るべき時だと言えます。


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さて、各新聞が原子力発電についての世論調査をはじめたようですね。
世論調査がはじまると、世論操作がはじまったと思ってよろしい。これは、すでに
われわれ庶民の知恵となりました。



原発電力3割」という"洗脳" - 鈴木耕
http://news.livedoor.com/article/detail/5504013/?p=1


この記事をごらんください。
原発はいやだけど、それが無くなると電力不足になるからしようがない・・・
そう思うのは、思わせられている。という証拠をあげてくれています。


文化人をつかっての原発安全、原発必要悪の宣伝洪水。
カンサンジュンって、好きだったんだけどなあ。情けない。。。

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いつも冷静な姜尚中さんも、『AERA』(4月25日号)で、こんなことを書いている。


 (略)原発事故が長引けば、電力供給に対する国の統制は更に強くなりそうな雲行きです。春先でさえこのパニックですから、夏には「電力の国有化」に近い事態になりかねません。日本の電力供給の3割が原子力発電です。電気に頼らない生活に大転換しないかぎり、その「3割」を安定かつ確実に減らすためには、国家がわたしたちの生活に介入せざるをえません。不安をあおるつもりはありませんが、電力制限の影響で工業製品を減産するようなことが起きれば、生活必需品に配給制が敷かれるようなことも最悪のケースとして覚悟しておいたほうがいいでしょう。(略)


 むろん、姜さんは「国家統制」への危惧を説いているのだし、その論旨に僕は賛成だ。そして姜さんは、注意深く「電力供給の3割が原発」と書いている。しかし、現実の供給量と供給可能量は違うのだ。

(略)

たとえば、現在もっとも「危険な原発」と呼ばれているのが、静岡県御前崎市にある中部電力の「浜岡原発」だ。
 浜岡原発は、現在2機が稼働中。その出力は240万kW。中部電力の総発電容量は3400万kWだから、浜岡原発は10%以下の発電量だ。どの電力会社も、需要量を20〜30%上回る発電容量を準備している。

 
 中部電力は、浜岡原発をもし停止させたとしても、まったく電力不足には陥らない。


 何度でも繰り返すけれど、浜岡原発は、次に確実に起こるだろうと予測されている(政府機関さえ警告している)東海地震東南海地震という巨大地震震源域の真上にある。

 
 福島原発は、この先どうなるか分からない危機を抱えたままだ。そこへもし、東海大地震が襲って浜岡原発が被災することになったら、日本は決定的に壊滅する。なぜ、そんな自明のことが理解できないのか!

(略)


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それから、これ、面白そうです。

ネット購入も、ネット立ち読みもできるみたいですよ。

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http://tkj.jp/book/?cd=20175201
別冊宝島1752 誰も書けなかった日本のタブー


スクープ爆裂! タブーを切り裂くシリーズ第1弾!

さらば八百長メディア。


八百長化するマスコミ報道。クライアントタブー、自社の利権のために新聞、テレビは安楽死に向けてカウントダウンへ。真実が知りたい……多くの読者のご要望にお応えし、15万部のベストセラーとなった宝島SUGOI文庫『誰も書けなかった日本のタブー』が、ムックシリーズとして始動します。山口組弘道会vs 同和フィクサー、両陛下と皇太子夫妻の確執、海老蔵事件の未解決=関東連合と芸能界、ベンチャー企業人脈の闇、禁煙から子宮頸がんワクチンまで「病」を創造する製薬ロビーの実態、知的障害者をカモにする風俗、AV業界の残酷な現実……スクープ爆裂!ガチンコ“タブー系”ムックの金字塔が登場!!


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そのなかで、以下の


目次<別冊宝島> 5月12日発行 川端幹人氏著


原発事故】金と権力で隠される東電の闇
「マスコミ支配の実態と御用メディア&文化人の大罪!」
   http://tkj.jp/book/?cd=20175201


原子力・電力業界がメディアに流している金は、年間2,000億円に迫る」のだそうで、「現在、広告出稿量第1位のパナソニックが771億円、強大な広告圧力でメディアから恐れられているトヨタが507億円だから、この金額がいかに大きいものであるかがよくわかるだろう」と指摘しているそうです。


これだけ広告費を使いたいほうだいなのも、先に御紹介したNHK番組がいうように原発安全神話によって放射能アレルギーを覆い隠す日米政府+メディアの戦略が背後にあるからでしょう。
(後注・ぜひ立ち読みしてください。「立ち読み」クリック! メディアをつぎつぎに籠絡していく過程が描かれています。)


最後に、このプログの中で紹介している山岸涼子のマンガ『バエトーン』。
『日出づる処の天子』は夢中で読んだものでしたが、『バエトーン』は
マンガで学ぶ原子力。ぜひごらんください。

http://usio.feliseed.net/paetone/
『バエトーンを読む』をクリックすると、無料でマンガが電子ブックで読めます。



も一つおまけに、
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http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/archive/2011/4/21
ベンチャー革命2011年4月21日 No.346

タイトル:東電福島原発事故のもたらす可能性:日本列島のガン・在日米軍の除去



1.東電福島原発事故への日本政府対応に米国の内政干渉

 2011年4月21日の朝日新聞に、看過できない記事が載りました、それは、米国政府の要求にて、官邸に米国人の原子力専門家を常駐させることを日本政府がしぶしぶ認めたというものです。こんなことは、これまで聞いたこともありません。これは極めて由々しき出来事です。菅政権は国民に無断で米国による内政干渉を許してよいのでしょうか。


 首相官邸というのは国家の中枢部です、そこに、外国人を常駐させるとは、まさに日本が米国の属国であることを世界に知らしめたわけです。


 米国政府は日本政府の事故対応に干渉せざるを得ない状況に陥っているようです。

ところで一部の能天気日本人はアメリカ様が日本をお助けしてくれると喜んでいるかもしれませんが、喜ぶのはまだ早いです。

(略)


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ほらね。日本人はまだ十二歳だから、首相官邸で首相のおむつ(おつむ)を替えてあげなくてはならないって。