NHK ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」を、まだ見てない方に&武田邦彦氏のコメント

福島第一原発の第一号も第二号も第三号も、メルトダウンしていた・・・・なんて、
今頃聞かされて、みごとに煮ガエル状態です。もう、誰もびっくりなんかしない。


以下は、武田邦彦氏のブログから。
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http://takedanet.com/2011/05/110516_1_4036.html

(略)

福島原発は、これまで「60京ベクレル」というものすごい量の放射性物質を出していて、今はその1万分の1です。


仮に、福島原発で小さな核爆発が起きても、これまでに余りに多い放射性物質が出たので、それに比べるとたいした事はない(身近な放射線量が急に増えることはない)ということです。


奇妙なことですが、最初の一撃が大きかったので、すべて非常識に進んでいます.

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思わず、そばにあった計算機で、60京を確かめたのですが、そんな単位までカバーしていませんでした・・・。ゼロがいくつあるのか、その一万分の一って、ゼロを四つとっただけの話、超ひどい数値です。


それに、累積するのだから、人体への影響はいやましにますことになります。


武田邦彦氏が、どこかのメディアにコメントして、発表されなかった記事。リンク先でぜひ読んでください。


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http://takedanet.com/2011/05/110516_1_4036.html

(略)

3) 日本の報道が、このことを報道しなかったのは「事実」より「正式な発表」を重視するという習慣のためだ。


4) 専門家は、水の循環ができなくなると、発熱量、水の蒸発熱、熱容量、燃料の融点や力学的性質などから、破壊までの時間を計算できる。


5) 従って、東電は3月11日午後4時36分に注水が出来なくなった時点で、午後7時30分には燃料が露出すること、午後9時には燃料が融点に達することの計算を終わっていた。


6) 外からデータを得ている一般の専門家(私など)は、「注水は部分的にしか出来ないから、数日中には燃料は破壊される」ということだけは判る。


7) 12日午後3時36分、水素爆発を起こしているが、1)から6)までのことが起こっているのが判れば、水素の発生量が判り、圧力から格納容器、建屋の水素量の変化が計算できるので、火源があれば、12日の午後には水素爆発が起こることを計算していたと考えられる.


(略)


1) 菅首相斑目原子力安全委員長と福島原発を視察した時にはすでに1号機は破壊に向かっていた。


2) 菅首相東京に帰った後「原子炉は大丈夫だ」と言っている。


3) このことは、菅首相がウソを言ったか、斑目委員長が間違ったか、それとも福島原発の吉田所長が事実を伝えなかったかである。


4) いずれにしても誰かが原子力基本法の公開の原則を破っている。


(略)

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さて、NHKETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」が動画アップされています。また、文字起しもされています。
見られなかった方、ぜひごらんください。
きっとNHKの内部もまだら模様で、まだすぐれた企画者がいて、こんな番組を作ってくれているのでしょう。再放送は、五月二十日にあるということです。


この放射線衛生学を研究してきた木村真三さんも、福島の放射能汚染を自主調査することを上司にさしとめられ、意志をつらぬくためには辞職しなければなりませんでした。


なんで??? 不思議ニッポン!!


以下で文字おこししてくれていますので、じっくり考えながら読めます。
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http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65734984.html
ざまあみやがれい!(注・という名のブログです。)

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なんて、ひどい・・・
どうしてみんな声をあげない?



知ってて公表せず、むざむざと住民を被爆させた、東電・政府・官僚たち。
国家犯罪だ。まったく。


http://www.olive-x.com/news_ex/
【小佐古教授が泣きながら訴えた国家犯罪の核心】