「状況は本当に本当に深刻だ」&低線量被曝と心臓病

相変わらず、政治は茶番劇を続けています。


朝日の小沢批判の社説をネットで読みましたが、狂信的としか言いようがありません。
理性的に判断することができなくなっている。
メディアは、誰かを罪に落とし、断罪することが、仕事ではありません。


消費税増税などという、頼みもしない政策に血道をあげていますが、そのニュースの陰で、
放射能汚染のことが背景にひっこんでしまっています。
もちろん、作為あってのことでしょう。
一般人は、あらゆる場所で切り捨てられ、見捨てられるのです。


わたしたちも、緊張には長い間は耐えられません。ついつい、メディアの流す甘い観測を受け
入れたくなりますが、気を許さないで、自衛が必要のようです。


ここに紹介するのは、以前にも論文を紹介したことがありますが、低線量被曝で子供の心臓病
が急増し、若くしてぽっくり死んでしまうという事実。これをわかりやすく、説明して
くれています。原発作業員がよく心臓病で急逝していますが、これもきっと関係あるのでしょう。




これを見つけたのは、山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル。
http://enzai.9-11.jp/?p=7745



それと、もう一つ。チェルノブイリを経験した生物学者の動画。
これを紹介しているサイトは、熊本在住のお医者さん。以前にもここに紹介したことがあると
思います。


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http://onodekita.sblo.jp/article/46967817.html



「略」 

この中から私が大事だと思うことを抜き出します。


私がそれ以上に心配しているのは、最近になって原発以外の地域から聞こえてくる情報です。
私の友人で、チェルノブイリでも仕事をした生物学者数名が、調査のために日本に行きました。
彼らは日本がひどい状況にあることは想像していましたが、今週私に電話をかけてきて「状況は本当に本当に深刻だ」と話しました。
彼らは筋金入りの科学者で、放射線の問題を扱うのにも慣れています。

にもかかわらず、福島の状況は彼らの予想をはるかに超えるひどさだと言うのです。



その言葉を裏づける証拠も得られてきています。
最初はシイタケです。原発から50〜60kmくらい離れた地域で、日本の基準値を大きく超える放射性物質が検出されました。
興味深いのは、そのシイタケが「屋内で」栽培されていたということです。なぜ屋内で栽培されたシイタケから基準値を超える放射性物質が検出されるのでしょうか。
これは非常に憂慮すべき状況です。もう一度言いますが、原発から55km程度離れた地域で起きたことなのです。


日本政府は20km〜30kmで止めずに、80km圏内の住民を避難させるべきでした。
放射能汚染は福島県外にも広がっています。にもかかわらず、日本政府が放射線被曝を心配しているのは福島県だけについてのようです


東京の公園近くの土から、キロ当たり約53,000ベクレルの放射能が検出されています。この方は非常に心配になったので、市長を訪ねました。
ところが市長の返事は「私は心配していない」というものでした。


日本人は臨機応変な国民です。そのことは、日曜日のワールドカップサッカーの勝利からもわかります。
しかし、日本人は自分たちが直面している問題の大きさに気づく必要があります。そうでなければ適切に対処することはできません。
情報を制限するのではなく、放射性物質を制限することが重要です。

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