米軍無人爆撃機ドローン・・・こんな戦争って & 市民監視プグラム暴露した元CIA

以下のポッドキャストをクリックして聞いてみてください。
ラジオなんですが。

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アメリカでまた発覚。政府が電話やSNSを大規模監視」「ドローンが変えたアメリカ軍の戦い方」「『あなたが殺害した人数は推計1626人です』と賞賛?」北丸雄二・NY在住ジャーナリスト (12:24) http://podcast.tbsradio.jp/dc/files/clip20130607.mp3 … #TBS954 #daycatch


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簡単な文字起こしが、ここにあります。
現代の戦争はすでにゲームの世界。


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http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130608/p6

無人機で民間人の誤爆が多い、という理由を聞かれて)


わかんないですもん、だってコンピュータのように画面から見てどこにだれがいる、だれかが棒を持っているか、バズーカ砲を運んでいるみたいだ、ぐらいはわかるんですが、サーモグラフみたいなものでみるだけなんですからね。

 

―(司会)ということはですね、アメリカ本土にいて、無人攻撃機を操作するオフィスがあって、そこに車で乗り付けて、ようこんにちわ、今度は交代だよって、そこのいすに座ってそれでまた無人の操作をするって攻撃するっていうような、そういうイメージなんですかね。

 

それがクリップさん(?よく聞き取れず)なんですけどおとついですね、NBCって放送局がブランドン・ブライアントさんという27歳の・・・2006年から2011年で5年間 このドローン機・・・無人機の操作をやっていた青年のインタビューを放送したんですね。もう引退したんですけど。


彼はこういってるんですよ


無人機を操作していても飛行機が旋回するG(注・重力でしょう)を感じることは無い
エンジンの騒音も聞こえない
コンピュータが低くうなる音だけだ
それは戦場にいる感覚とは全く違う
その一方でドローンから送られてくるイメージ…画面の鮮明さはすごく本物、現実的です

 
みんなドローン攻撃は遠くへ向けって撃つ迫撃砲の攻撃のようなものだろう、というけれど
それも違う
砲兵隊は自分たちの砲撃の結果をみないだろう
でもぼくは全部見るんだ・・・って言うんですよ
 

ネバダの基地から地球の裏側のアフガンで、道を歩いている3人の標的へ向けてミサイルを2発撃ったことがあるんですって
コンピュータースクリーンにはサーモグラフの映像が映っているんですが
そこに熱い血が広がっていくのが見えた
一人の男は前に行こうとしている、でも右足がなくなっている。そして倒れる
血(の熱をモニターが感知した赤い色)が広がり…でもそれは地面と同じように冷えていく
赤い熱の色が、地面の緑の色とおんなじになる
 
今でもこうして目をつぶれば、僕にはコンピュータスクリーンの小さなピクセルの一つ一つが今でも見える
彼らが実際に殺害すべきタリバンのメンバーだったのかはいまも分からない
 

―(司会)うわー…。そうか、画面だけを見て…コンピュータ操作をして爆撃しているわけなんですね。

 

最初はね、テレビゲームの感覚なんですがそのうちなんていうのかな、命へのリスペクト、敬意を失っていくことに気づいていくんですね

で、

退任するときに司令官が彼に紙を渡したんですって。「お疲れさん、よくやった」と。

そこにですね

「あなたが関係した作戦で殺害された人数は1626人」って書いてあった。

これねえ……

以下略

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ネバダ州にいて、ネパールやアフガニスタンの人を無人機で爆撃する・・・・
血も凍るような話です。
それがすでに、少なくともこの話によれば2006年から実行されている。


そして、この退役兵士もPTSDになったそうです。
すぐ目の前で殺害したのと同じリアルさなんでしょう。


アメリカという国は、しかしこういうことも明るみに出るし、対抗言説が出てくるところが良いところだと
これを取材したジャーナリストが言っていますが、それを差し引いてもひどい。
いやいや・・・・原子炉をメルトダウンさせといて、政府東電新聞テレビ全部が結託して知らんぷりして被曝
させている国の方がもっとひどいか・・・




いやー、いまtwitter 見てましたら、上のラジオで言っていた米政府の市民監視プログラムを暴露した元CIA職員の
ニュースが出てきました。顔をさらして、「怖くない」と。つまり、暗殺される恐れがあったわけです。

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http://www.afpbb.com/article/politics/2949423/10882447
2013年06月10日 16:48 発信地:ワシントンD.C./米国


【6月10日 AFP】米当局が個人のインターネット利用や通話記録を収集していた問題で、政府による大規模な監視プログラムの存在をメディアに暴露したのは自分だと9日に名乗り出た政府機関の契約職員、エドワード・スノーデン(Edward Snowden)氏(29)は、当局が情報漏えい容疑で捜査する構えを見せる中、「怖くはない」と発言した。


■快適な生活、良心と引き換えに

 米国家安全保障局(National Security Agency、NSA)で外部請負業者からの出向職員として4年間働いてきたスノーデン氏は、英紙ガーディアン(Guardian)のインタビューに対し、年俸20万ドル(約2000万円)とガールフレンド、順調なキャリア、家族に囲まれた「快適な生活」に3週間前、別れを告げてハワイを後にし、香港(Hong Kong)へ向かったと説明した。「喜んですべ絵を犠牲にする。米政府が世界中の人々のプライバシーやインターネットの自由、基本的自由権などを破壊するのを認めることは、良心が許さないからだ」と述べた。 ベトナム戦争に関する米国防総省の報告書、通称「ペンタゴン・ペーパーズ(Pentagon Papers)」を漏えいしたダニエル・エルズバーグ(Daniel Ellsberg)氏や、米政府の外交公電や軍事機密を内部告発サイトのウィキリークスWikiLeaks)に提供した米陸軍情報分析官ブラッドリー・マニング(Bradley Manning)上等兵と並び、米国史上に残る機密保護違反の1例となったスノーデン氏。勇気付けられた存在としてこの2人の名を挙げ、こう述べている。

「市民の名の下で何が行われ、また市民に対して何が行われているのかを公に知らせたいというのが、私の唯一の動機だ」


以下略
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二度と祖国には帰れない、年俸2000万円も、家族も捨てる決心をさせるほどの、良心の痛みとは、米政府はどんなことをして
いたのか? どんなことを計画していたのか。「世界中の人々の・・・」というところがミソですよね。
マイクロソフト、グーグル、Facebookは、監視していると言われてます。


あ〜あ、何という世界・・・