戦いすんで、日が暮れて・・・

たぶんみんな同じだと思うけど、前回の衆院選には唖然としたが、今回の参院選は想定内で、
新しいパワーが生み出されただけに、かすかな希望が生まれていると思う。


その新しいパワーとは言うまでもなく、山本太郎三宅洋平
二人の名前も政党名も出さずに選挙フェスの写真をつかったりした姑息な新聞もいくつかあったし、
メディアは徹底的に無視したんだけど、ついに山本太郎当選、三宅洋平も17万票で、NHKも無視でき
なくなった。以下は、見た方も多いと思うけどクローズアップ現代の三宅部分。


http://www.dailymotion.com/video/x127h28_検証ネット選挙-三宅洋平-クローズアップ現代_news#.Ue_DXxZFnJx


相変わらずNHK的だよね。
これじゃあ何にもわからないでしょう。まるっきり無名だった三宅洋平がここまで盛り上がったのはなぜか。
したり顔で解説するお二人。
きちんと三宅の演説を、太郎の演説を五分でもいいから流してみればいい。
そうすればどこが受けたのか、わかる。
「感情に訴える」だって! とんでもない。彼らは理性に訴えた。


http://in-the-eyes-of-etranger.blogspot.jp/p/blog-page.html
これ、三宅の演説集大成ブログ。
ひまな人、見た事ない人、どうぞ。



三宅洋平の演説。まじめな。タメ語でない演説です。
真剣だよね。気持ちがいい。まっとうで。




http://n-knuckles.com/case/politics/news000070.html
これ、太郎の今回の選挙運動についての詳しい記事。
やっぱり餅は餅屋、選挙は選挙屋
素人の直感だけでは、こんな大舞台の選挙はたたかえない。
太郎は素人の直感だけで動いているように見えていたけど、身を捨てて、五百円ハゲをつくって、ほんとに成長したと
感じる。ここまで身を捨てることは、尋常ではできない。すぐに保身に走るからね。



これは、みどりの風だったか、山田正彦の演説。太郎や洋平のつくった舞台に登場しての演説。
どら声での親父タメ口に、どきっ。
あれ〜、と思ったけど、この人も本気。
三宅洋平は、みどりの風選挙協力を呼びかけたらしい。けれど、当時はまったく無名だし、実らなかったらしい。
谷岡郁子がかたくなだったのだろうか。そのみどりの風山田正彦は、彼らとともに協力。


この井戸川さんも、みどりの風だったかしら・・・
井戸川さんは、この演説で、地震津波が三月三日には予測できていたのに政府東電がにぎりつぶした、と言って
います。それでだいぶリツィートされた動画。


さてさて、そういうわけで、生活の党も、あの有能な森ゆう子が落選、比例も一議席もとれませんでした。
マスメディアはあまりにも不公平と思うまでに、生活の党もみどりも緑の党も名前を出しませんでしたし、主張をまともに
とりあげていませんでした。マスメディアをネットでしか見ないわたしでさえ、そう感じたくらいですから、
偏向はすごかった。


その上、不正があった・・・・かな???
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http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=279464
参院選で全国48,777カ所の投票所のうち、過去最高の16,958カ所で終了時刻が繰り上げ 〜各自治体の選管にIWJが電話取材 繰り上げ理由に不可解な点も」


 7月21日に投開票が行われる今回の参院選全国48,777カ所の投票所のうち、なんと16,958カ所(34.8%)で、終了時刻の繰り上げや開始時刻の繰り下げが行われることがわかった。これは、1998年に投票終了時間が午後6時から午後8時に延びて以降、過去最高である。

 投票終了時刻は午後8時だが、全国の実に3割以上の投票所で、午後6時〜7時に投票所が閉まる。IWJが各自治体の選管に問い合わせたところ、「投票時間の繰り上げについては、投票所の入場券やwebページに記載している」とのことなので、一度、自分の地区の投票所の入場券を確認してみて欲しい。


中略


IWJは再度、福島県に取材を行った。以下、そのやり取りを掲載したい。

福島県 選挙管理委員会

Q:福島県内の投票所は、昨年12月の衆院選でも開始・終了時間の繰り下げ・繰り上げが100%で行われたが、短くするように指導しているのですか?

A:いえ、むしろ終了時間の繰上げを行わないように指導しています。

Q:各自治体が時間を繰り上げる理由も聞いていますか?

A:聞いております。

Q:どういった理由があるのですか?

A:私からはお答えすることができません。

続いて、県内各市町村の選管に問い合わせた。

福島市 選挙管理委員会

Q:今回の参院選の投票所の数と繰り上げる時間はどれくらいですか?

A:合計83カ所で、2時間繰り上げ。

Q:どういった理由があるのですか?

A:1つ目は、電力事情。

  2つ目は、期日前投票が浸透していること。25%以上は期日前で投票
  を済ませていること。

以下略

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いま、夏で、暑いでしょ。真っ昼間には出かけたくないですよ。一日中家にいる人でも。
朝方を逃せば、夕方涼しくなってから出かけたいし、だいたい七時くらいまで明るいですからね。
何が電力事情だ。
少しでも投票率を下げたいという意欲まんまん。


そのほかずさんな投票用紙管理が指摘された記事あり。
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http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news/national/20130722-OYT1T01130.htm?from=ylist
トラブル続出、職員ヘトヘト…開票15時間の区


開票作業が大幅に遅れ、疲れた表情をみせる東京都板橋区の職員ら(22日午前4時6分、同区の上板橋体育館で)=守谷遼平撮影
 投票所や開票所での混乱が全国各地で相次いだ。

 東京都板橋区では、票の仕分け作業でトラブルが続出し、開票作業開始から終了まで15時間以上もかかる、異例の事態となった。

 同区の開票作業は、21日午後8時50分から区内の体育館で始まったが、間もなく東京選挙区の開票で、大河原雅子さん(無所属)の票の束に吉良佳子さん(共産)の票が1票紛れ込んでいるのに、点検していた立会人の1人が気づいた。その後、同じ立会人が、小倉淳さん(維新)の票の束にも吉良さんの1票が混入しているのを発見。「何をしている」「ちゃんと票を見ているのか」と他の9人の立会人や選管職員らに詰め寄った。

 このため、他の立会人の一部も、仕分けが終わった票を1票ずつ確認する入念な点検を始めたことから作業に時間がかかるようになった。選挙区選の2回目の中間票が発表されたのは、予定の午後11時から5時間半以上も遅い翌22日午前4時42分。この段階で開票率は48・79%にとどまり、最終確定は同日午後0時3分までずれ込んだ。

 徹夜の開票に担当の区職員らも疲労を隠せず、いすに腰掛けたり、足踏みをしたりしながら点検を見守った。ある担当者は「立会人の指摘は正しい。確かに時間がかかって大変だが、文句は言えない」と疲れた表情で話していた。

 このほかにも、各地でミスが続発した。

 兵庫県西宮市では、参院選と、同じ日にあった同県知事選の各開票作業で、誤って投票者数をそれぞれ約520人多く数え、県選管が投票率を訂正。大阪府高槻市と鹿児島県伊佐市の投票所では計80人に選挙区選と比例選の投票用紙を逆に渡し、愛知県豊根村では、2人に選挙区選の投票用紙と間違って、比例選の用紙を手渡していた。

 岡山県瀬戸内市ハンセン病療養所「国立療養所邑久光明園」の投票所では、不在者投票61人分を投票箱に入れ忘れ、選挙区選と比例選の各61票が無効になった。

(2013年7月22日16時46分 読売新聞)
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さらに、ボランティアで自主的に出口調査をおこなったところ、あり得ない数字が出たとか・・・
http://d.hatena.ne.jp/mytestdone/20130722/1374487937


統計処理すると、自主的な出口調査の結果と公式発表との相関関係が、共産党だけは普通なんだけど、山本太郎と民主の鈴木寛との数字がとくにあり得ない確率。
丸川珠代が10%くらいはありうる確率。
選挙区によっても違いがあるでしょうから、一概にこうでなければならないとは言えないが。


もう一つ統計をとったプログ。
これは前回の東京都知事選のグラフ。
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http://martin310.exblog.jp/17225311/


グラフ省略


紺色の線は、投票者数の仮に67%のライン。
そこに、猪瀬氏の得票数を重ねると、どうでしょう?ほぼピッタリ。
多少の誤差はあっても、単純に投票者数の67%前後が猪瀬氏の得票数。
67%とは、すなわちただの2/3ということ

では、黄色の宇都宮氏はというと15%が設定値のよう。形もまったく猪瀬氏の折れ線の相似形ということがわかる。
つまり、各選挙区の投票者数を67%と15%前後に割り振ったというのが明確だ。
猪瀬氏が2/3の大勢を確保するというシナリオが最初から設定済みで、実際の票の行方などまったく無視だったということになる
どうしても自民圧勝と同時に、猪瀬氏の圧倒的な大勝が必要だった訳があからさまだ。
それにしても、実に大胆に幼稚なからくりに唖然とする。

以下省略


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猪瀬なんか、誰が入れたんだか、、と思うような結果だったですからねぇ。
そもそもムサシという一社に選挙関連の業務一切を丸投げというところから疑われる。
それに、鉛筆でしょ。
役所に提出する書類で、鉛筆で出したら受け取ってもらえないですよ。
それなのに何で投票だけ、鉛筆なの???
これはずっと疑問でした。
いちいち鉛筆の先が丸くなったら研がなきゃいけないし。


ただ、これらの統計は、追試が必要ですし、もっとデータが必要。
また、新聞の世論操作もとい調査と同様、統計はいくらでも融通がきくところがある。ごまかせる。


だから本当のところはわかりませんが、人間の常として、不正をやるという動機は十分にあり得ますよね。
選挙に不正はおおよそつねに行われている。
そういう前提のもとに考えた方が、現実的ですね。不正織り込みずみで、監視による抑制をきかせるのが
現実的対応か。メディアの無視もすでに充分に不正だし。
山本太郎当選は、不正をのりこえるまでに大きなうねりが起こり、脱原発票を集めたということでしょう。