世界でもっとも貧しくもっとも豊かな大統領の演説

こんな大統領がいる国がうらやましい。
ウルグワイのムヒカ大統領です。



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http://buzznews.asia/?p=1118#_

ウルグアイの大統領ホセ・ムヒカは、世界で最も貧しい大統領として知られている。



彼はその資産の80%を寄付し

個人資産は約18万円相当の1987年型フォルクスワーゲン・ビートルのみで

郊外の質素な住宅に暮らしている。

給与の大部分を財団や政府のプログラムなどに寄付し

月1000ドル強で生活する彼の姿は、多くの人の関心を集めている。

そして

昨年7月に開かれたリオ会議でのムヒカ大統領のスピーチは多くの人々に衝撃を与えた。

ウルグアイのような小国の代表のスピーチはもちろん後回しにされ

それに耳を傾ける人はほとんどいなかったが

彼はその場で経済の拡大を目指している現代社会に対して

明確な警鐘をならしたことで

全世界へと広まった動画は大きな話題を呼んだのだ。

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原発問題も、経済の拡大、競争に奔走している現代社会の結果です。
わたしたちの生の基本を考え直さないといけない問題だと指摘してくれて
いる。


あっというまに過ぎる生の、ほんとうの豊かさとはどういうものか。



コメント欄から、書き起こし部分をコピーしておきます。
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貧困をなくす、ということは現在の裕福な国々の真似をすることじゃない。ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ台数をインド人が持つと、地球から酸素がなくなってしまう。沢山作って沢山売って沢山消費しないと経済が麻痺し、不況になる社会では10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない。最大の危機は環境問題ではなく、政治問題なのだ。


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