共謀罪可決、即実行。

共謀罪可決の怒りのツィートがながれていますが、六月二十一日に公布、七月十一日に施行の見込みという
のを見て、声をあげました。
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異邦人
@Medicis1917

施行までは最低でも半年か一年ぐらい置くと思っていましたが認識が甘すぎたようです。安倍首相の趣味である憲法改正に向けて、世論浄化のための言論封止に取り掛かる気マンマンですね。抵抗運動を一気に拡大して政治に圧力を掛けなければなりません。 twitter.com/cybershottad/s… via Twitter for iPad
引用非表示


Tad
@CybershotTad
#報ステ
共謀罪は来月施行。早い...。 pic.twitter.com/htG8v3X63y
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あらゆるところで、使う気マンマンです。
わたしたちは、どういう気持ちの準備をしたらいいのか。
今までと同じではいられません。まず、以下の若手弁護士会のブログをご紹介します。
今日、立ち上げたのだそうです。
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http://www.asuno-jiyuu.com/2017/06/blog-post_15.html?m=1
明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)
私たちには、生まれながらに自由や権利があります。 私たちには、言いたいことを言って、伝えたいことを伝える自由(表現の自由)があります。 私たちは、これまで身近に感じられなかった憲法について、多くの方々と一緒に情報共有ができたらと思って、このブログを立ち上げました。 たま〜にでいいので、ぜひとも立ち寄ってください。 FacebookTwitterもやっています ご注目ください! facebookhttp://www.facebook.com/asunojiyuu Twitterhttps://twitter.com/asuno_jiyuu お問い合わせは、peaceloving.lawyer@gmail.comまで なお、みなさまが入手された当会作成のリーフレットや声明文の使用方法については、当会では責任を負いかねますので、一般常識や各種規則に則ってご使用くださいね。

2017年6月15日木曜日
共謀罪テロ等準備罪)が作られた今、怒りと不安で震えるすべての方へ。



 共謀罪テロ等準備罪)が作られた今、「これからどうすればいいの」
と震えるすべての方へ。


 どうか、けっして、萎縮しないで下さい。
 その震え、その不安こそが権力の狙いなのですから。
 私たちには自由にものを考え、表現する自由があります。
 心の中を誰にも覗かれない自由があります。
 憲法に違反する共謀罪のせいで、皆さんが自発的に自由を手放したら、
永遠にこの国の民主主義は帰ってきません。
 一人ひとりが考え、表現し続けることは、「共謀罪」を運用させずに
死文化させる大きな圧力になります。



 それから、万が一、おかしな政治に声を上げる市民が共謀罪で捜索
されたり逮捕されたりしても、けっして「犯罪者」扱いしないでください。
テロ等準備罪というまがまがしい名称で、「もの言う市民」を反社会的な
存在かのようにレッテル貼りする手口に乗せられたら、排除を恐れて
みんな考えることを止めてしまいます。
 自由に政治を批判してなにが悪い、という風を吹かせ続けましょう。



 

 自由を行使し続けることでしか、自由は守り抜けない――憲法が問いか
ける「不断の努力」の覚悟を、「彼ら」に見せつけましょう。


 私たちあすわか570名は法律家として、主権者として、「不断の努力」で
共謀罪を廃止させることを誓います。



明日の自由を守る若手弁護士の会
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また、日弁連も抗議を出しています。
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https://www.bengo4.com/internet/n_6228/
日弁連、「共謀罪」法成立で会長声明 「極めて遺憾」「十分な審議とは言い難い」
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国際的にも批判されています。


さきほど、フランスからの記事や英語での記事をリツィートしたはずなのに、ツィート記録がありません。
湯川れい子さんの「誰のまえでも、どこでも、同じことを言いましょう」「自分の心に正直でありましょう
というリツィートもしたはずなのに、ありません。すごくまびかれています。


これからは、良いツィートがあったら、即時記録の必要があるようです。


共謀罪が通過したが、これは国連人権委員会での意見書に、安倍晋三が「怒りの反論」をしたものだと、
英語の記事では書いてありましたよ。
その国連人権委員会の意見書を出した方のニュース。これは保存してありました。
みなさんご存知でしょうけど、記録しておきます。
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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/102376
「国際社会が見ている」 デービッド・ケイ国連特別報告者 反基地運動と報道への圧力注視
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http://digital.asahi.com/articles/ASK5S2V8JK5SUTFK002.html?_requesturl=articles%2FASK5S2V8JK5SUTFK002.html&rm=326
「報道への日本政府の圧力懸念」 国連報告者が指摘
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それから、これはハフィントンポストの、世田谷区長保坂展人さんの記事です。
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http://www.huffingtonpost.jp/nobuto-hosaka/conspiracy_b_17117550.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001
世田谷区長。ジャーナリスト。

共謀罪」 議論の封殺の荒技を前に思うこと


恐ろしいことが起きています。

共謀罪は、会期末を控えた国会で、6月14日に参議院自民党が、「法務委員会質疑を省略して『中間報告』により本会議で採決したい」と民進党に提示したことからにわかに緊迫しました。夜には、衆議院で内閣不信任案が提出され、参議院本会議は朝まで開催され、今朝、自民党公明党日本維新の会等の賛成多数で「可決・成立」したと伝えられています。「良識の府」と呼ばれた参議院の「問答無用」の議論封殺は、議会の価値をおとしめる国会の歴史にも残る卑劣なものだと感じます。



共謀罪が成立したら、市民活動は続けられますか? という質問を、この1カ月何人からから受けた。当然、続けられますと答えました。「一般の人には関係ありません」と言い張ってきた政府答弁の通りに、濫用を許さない監視が必要だ。 一日も早く、今日の政権を退場させ法改正でブロックするしかない。


最近、税理士の方から相談を受けたことがあります。取引先や依頼者との相談で助言したことが「組織的犯罪」と見なされ、捜査当局から摘発される可能性はないのでしょうか? という不安の声でした。277の共謀罪の中に企業の経済活動や税にかかる犯罪も含まれています。金田法務大臣なら「心配はありません」と答弁するのでしょうが、法文上「テロ集団に限る」等の限定がないので排除されていないということです。

「これからは下手な冗談も言えない」「共謀罪の嫌疑をかけられないように気をつけろ」等の会話が始まりそうな風潮に危機感を覚えます。こうして、人々が無難な会話以外、誰が聞いているかわからないと萎縮をし始めたら、「共謀罪効果」ははかりしれないものとなります。



自由や権利は使わないと錆びついていきます。自由な言論や表現が繰り返し語られていてこそ、土台は固まってきたのです。今は、どんどん発言し、萎縮を遠ざけ、自由な言論と表現を行使していくことで、「共謀罪効果」の方を最小化し、共謀罪法の再改正の時期を早く実現するべき時です。
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スノーデンの記事も、保存しておいたので、ここに記録。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201706/CK2017060202000125.html
共謀罪で監視が日常に」 元CIAのスノーデン氏が警鐘



元職員によると、NSAは「XKEYSCORE(エックスキースコア)」と呼ばれるメールや通話などの大規模監視システムを日本側に供与。同システムは、国内だけでなく世界中のほぼ全ての通信情報を収集できる。米ネットメディア「インターセプト」は四月、元職員の暴露文書として、日本に供与した「エックスキースコア」を使って、NSA要員が日本での訓練実施を上層部に求めた二〇一三年四月八日付の文書を公開した。
 元職員は共謀罪について「日本における(一般人も対象とする)大量監視の始まり。日本にこれまで存在していなかった監視文化が日常のものになる」と指摘。法案に懸念を表明した国連特別報告者に「同意する」と述べた。 (モスクワ・共同)
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そういうことなんで、「赤信号、みんなで渡ればこわくない」を実践しなくちゃならない
ときが来たようです。


以下は、戦前の治安維持法逮捕第一号「京都学連事件」です。
ここに至る前に、権力ふるい放題の方々に萎縮してもらわなければなりません。
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https://ja.m.wikipedia.org/wiki/京都学連事件
京都学連事件


京都学連事件(きょうとがくれんじけん)は1925年(大正14年)12月以降、京都帝国大学同志社大学などでマルクス主義の研究サークルが弾圧・粛清された事件。日本内地で初めて治安維持法が適用された。


以下略

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萎縮していただきたい方々の素行です。
記録しておきます。
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http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51956?page=3
「親・安倍」記者への告発が、単なる準強姦の問題では終わらない理由
一強時代の「もうひとつの歪み」

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http://turbulence.whdnews.com/p/1706/wrNAoDrb1.html

安倍政権御用記者、山口敬之氏の「準強姦疑惑事件」の全内幕をニューズ・オプエド上杉隆氏が暴露!

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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170524-00000017-pseven-soci&p=2
安倍昭恵さん、騒動で有名になり居酒屋繁盛中と報告
5/24(水) 16:00配信
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安部政権共通の司令塔

例の前川元事務次官が、いろいろ暴露してくれています。


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https://dot.asahi.com/wa/2017061200060.html

前川氏が激白「加計、森友問題では共通の司令塔が存在 菅官房長官への刑事告訴も検討」



前川氏は自分が関わった加計学園問題と同じく首相の“おトモダチ案件”として疑惑を呼んでいる森友学園問題について、ある共通性が見いだせると話す。

 それは、共通の「司令塔」の存在だ。



「森友問題も加計問題も地方と国が同時に関わり、国の中でも複数の省庁にまたがる案件。そういった多くのプレーヤーをうまく組み合わせて全体を調整する司令塔がいないと、うまくいかない。役所のどこを押せばどう動くかということを熟知した人間がいなければなりませんし、そういう才能を持った人なんて、そう多くはいません。官邸の中でも、私には今井尚哉首相秘書官(叔父は安倍首相と近い今井敬経団連名誉会長)、和泉首相補佐官くらいしか思い当たりません」(前川氏)

 そして、今回の産業遺産なども含め、安倍政権下で続出する「ゴリ押し案件」の本質をこう分析した。

加計学園の件にしても産業遺産の件にしても、大がかりな仕掛けの中で、一見正当な手続きを踏んだかたちをとって、実態としては特定の件を特別扱いすることを正当化する。こういう手法がものすごく増えてきているように感じます」





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出ました! 今井尚哉首相秘書官! ! !

このあんてなの、五月九日分、朝日の記者を無視しつづけてとうとう担当をやめさせた人。

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今井氏は経産省出身で第一次政権時代から安倍氏を支え、第二次政権発足以降はアベノミクスから一億総活躍社会、原発推進に至るまで政権の目玉政策を一手に担ってきた。外交においてもトランプ政権やロシアのプーチン政権とのパイプ役を務めるなど、安倍首相が今最も信頼を寄せる「総理の懐刀」である。

 それゆえに、安倍首相の動向や本音を知りたいマスコミ各社はこぞって今井氏に群がり、エース級を番記者として張り付けている。
 しかし今井氏、記者たちにとっては“取り扱い注意”の人物なのだという。番記者を経験した政治部記者が語る。
「今井邸の前には毎晩、番記者たちが10人以上も集まります。今井さんは気分にムラがあって、機嫌がいいとけっこう話してくれるのですが、へそを曲げると面倒。最近も、ある記者が寒さに耐えきれずコートのポケットに手を入れていたところ、今井さんが突然、『なんて無礼な奴だ! もうヤメだ!』とキレて家に引っ込んでしまった。

 いつもこの調子だから、記者がみんな今井さんの顔色を窺っている。彼もそれを知っているものだから、記者を小馬鹿にしたり、政治家のことも安倍さん麻生さんクラス以外は呼び捨てにしたりすることもあるんです」

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【拡散】怒りの女性国会議員たち

めぐりめぐってきた動画ですが、オソロしかった・・・・


https://www.facebook.com/shiminmedia/videos/1412399192139842/?t=1&cn=ZmxleGlibGVfcmVjc18y&iid=53dc02d50a48402d97ad907098fe2a1a&uid=83055940&nid=244+273158152



とつぜん鋭い罵声が連続的に耳に入って、この編集動画ではこわすぎるので、編集しないやつを
ここに貼り付けておきます。


2017年6月8日 参議院 農林水産委員会
森ゆうこ議員「加計問題」質疑



野党は、これくらいギリギリ突きつけなくちゃだめだよね。
怒りのパフォーマンス、名優だ。


森ゆうこ議員は、声が低くて、どすがきいてるからこんなパフォーマンスも
さまになるけど・・・・と思いきや、やさしい高音の女性の声でも、こんな
怒りの表出が・・・



https://www.facebook.com/yumu.tanaka/videos/1380778978671098/?t=1&cn=ZmxleGlibGVfcmVjc18y&iid=53dc02d50a48402d97ad907098fe2a1a&uid=83055940&nid=244+273158152

2017年6月6日 参院・内閣委員会
共産党の田村智子さんの山本大臣に対する追い込み方がすごかった】
この田村智子議員の質疑まとめ映像、多分に彼女の「男前なシーン」のみを編集したもので、彼女が真剣に訴えていた事の一部です。ちゃんと彼女が訴えていた内容を知りたい方、YouTubeでご覧ください。
でも、冷静な彼女がここまで熱くなり訴えた…どれだけ腹が立ってたんでしょう?
加計問題・森友問題の共通点として、次々と出てくる「証拠」に対して、安倍内閣側の徹底した貶めと無視、そして都合の悪い情報の隠滅です。それは国会の場でも同じで例の「総理のご意向」文書に対しても「怪文書」→「確認できない」→「文科省の判断」で、この文書が本物である証拠が次々に出て来ても政府側、絶対にちゃんと調査すると言わない。
普段から笑顔がステキで、どんな状況でもしっかりと時間内でまとめる知的な発言を行っている田村さんですが、怒るとしおりさんや太郎さんなみに迫力あります。

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山尾しおりさんと言い、女性議員がすばらしいですよねーー。

話題の前川元事務次官の講演

いま加計学園でとりざたされている前川元事務次官、出会い系キャパクラ通いとか、いろいろ
言われています。それは事実です、と記者会見でも言っていましたが、この人がどういう人か、
以下の夜間中学設置についての在職中の講演を聴いてください。


教育の権利と義務について、また現在の学校制度について、いろいろ教えられました。
まともな人、まじめな人を見分けていきたいものですね。




動画に投稿されたコメントのなかに、インタビュー書きおこしの部分がありました。
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−−−−−
 前川氏「出会い系バーというものがありまして、読売新聞で報じられたが、そういったバーに私が行ったことは事実です。
 経緯を申し上げれば、テレビの報道番組で、ドキュメント番組で、いつどの局だったかは覚えていないが、女性の貧困について扱った番組の中で、こういったバーでデートの相手を見つけたり、場合によっては援助交際の相手を見つけたりしてお金をもらうという女性がいるんだという、そういう女性の姿を紹介する番組だった。
 普通の役人なら実際に見に行こうとは思わないかもしれないが、その実態を、実際に会って話を聞いてみたいと思って、そういう関心からそういうお店を探し当て、行ってみた。
 その場で話をし、食事したり、食事に伴ってお小遣いをあげたりしながら話を聞いたことはある。
 その話を聞きながら、子供の貧困と女性の貧困はつながっているなと感じていたし、そこで話を聞いた女性の中には子供2人を抱えながら、水商売で暮らしている、生活保護はもらっていないけれど、生活は苦しい。就学援助でなんとか子供が学校に行っているとか、高校を中退してそれ以来ちゃんとした仕事に就けていないとか。あるいは通信制高校にいっているけどその実態が非常にいい加減なことも分かった。
 いろいろなことが実地の中から学べた。その中から、多くの人たちが親の離婚を経験しているなとか、中学・高校で中退や不登校を経験しているという共通点を見いだした。
 ある意味、実地の視察調査という意味合いがあったわけですけれど、そこから私自身が文部科学行政、教育行政をやる上での課題を見いだせた。ああいうところに出入りしたことは役に立った。意義があったと思っている。
 あと、読売新聞がこの問題をどうして報じたのか。私の極めて個人的な行動ですから。それをどうして読売新聞があの時点で報じたのかは私には分からない」
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山尾志尾里議員演説

共謀罪強行採決、茶番劇でした。


法務委員会での論議をざっと聞きましたが、山尾議員、すばらしい。
貫禄あります。金田大臣は、答弁に立つのがイヤイヤなのが丸見え。


いろいろ紹介したいこともありますが、とりあえずは、金田法務大臣不信任案での
山尾議員の演説をはりつけておきます。


唖然、呆然、そもそも論

そもそも→どだい→物事の基本、基礎 で、基本的に を正当化する安倍政府。


すでにみんな呆然となさっていることと思いますが、記録のため、保存します。
これには動画がついています。これ見ていて、つい大笑いしました。
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http://www.news24.jp/articles/2017/05/12/04361346.html
“そもそも=基本的に”答弁書閣議決定
2017年5月12日 21:32



安倍首相が国会で「そもそも」という言葉には「基本的に」という意味があると発言したことについて政府は12日、辞書によると「そもそも」には「どだい」という意味があるなどとする答弁書閣議決定した。

 安倍首相は先月19日、オウム真理教が「そもそも罪を犯すことを目的とする集団」にあたるかどうかについて、「『そもそも』には『基本的に』という意味もある」と説明していた。

 安倍首相「『そもそも』という意味にはですね、辞書で念のため調べてみたんですね。念のために調べてみたんですが、これは『基本的に』という意味もあるということもぜひ知っておいていただきたい」

 民進党の初鹿議員は先月の安倍首相のこの発言に関し、複数の辞書を調べたがそうした意味は存在しなかったとして、辞書名を示すことを求める質問主意書を提出していた。

 これについて政府は12日の閣議で「三省堂が発行した大辞林には『そもそも』について『どだい』などの記述があり、『どだい』について『物事の基礎、基本』という記述がある」との答弁書を決定した。

 一方、答弁書では安倍首相が実際にこの辞書を調べたのかどうかや、「そもそも」の意味として「基本的に」と記述している辞書があるかどうかには触れていない。
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https://mainichi.jp/articles/20170512/k00/00e/040/296000c
安倍首相

「そもそも」用法、政府が答弁書で正当化

毎日新聞2017年5月12日 12時36分(最終更新 5月12日 14時45分)

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これに対する秀逸の記事が、毎日新聞校閲記者から出ています。
タイトルが気がきいています。
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https://mainichi.jp/articles/20170513/k00/00m/040/084000c
政府答弁書

「そもそも」は基本的に 
    文法的にどだい無理



いわゆる「共謀罪」を巡り、安倍晋三首相は「『そもそも』の意味を辞書で調べると『基本的に』という意味もある」と国会で述べた。そんな辞書はないと4月30日朝刊の本欄で報告したところ、政府は「そもそも」に「基本的に」という意味があるとする答弁書を12日に閣議決定した。読んだが文法的に理屈が通らず、校閲記者の私は頭が混乱した。【岩佐義樹】



 「共謀罪」でどんな団体が摘発対象となるかを巡り、4月19日の衆院法務委員会で民進党議員は首相の「そもそも罪を犯すことを目的とする集団でなければならない」という1月の答弁を引用。「そもそも」は「最初から」の意味で、当初オウム真理教は宗教団体だったので摘発対象外か、と矛盾を突いた。首相は「辞書で念のために調べた」と自信たっぷりに「基本的に」という意味を挙げた。

 私は30種類以上の辞書を調べたが、そんな意味はなかった。



 その後、民進党議員から同趣旨の質問主意書が出た。政府の12日の答弁書は「大辞林によると『そもそも』に『どだい』という意味があり、『どだい』に『基本』という意味がある」としている。

 大辞林で「どだい」の意味があるとする「そもそも」は名詞用法だ(文例「そもそもは僕が始めたもの」)。「どだい」も、その意味とする「基本」も名詞だが、首相の言う「基本的に」は名詞ではない。「どだい」に副詞用法もあるが、否定的な文脈で使われる。



 大辞林を刊行する三省堂辞書出版部の山本康一さんは「確かに『そもそも』の説明に『どだい』を入れ、『どだい』の説明に『基本』を入れている。だがそうは言っても『そもそも』がすぐに『基本』と結びつくとは言いにくい」と話す。

 「そもそも」=「どだい」=「基本的に」は、どだい無理な解釈だ。答弁書を読む限り「そもそも」=「基本的に」とする辞書はなかったのだろう。それを強引に取り繕うのはおよそ教育的とは言えず、国語への悪影響が懸念される。

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校閲記者もあたまがくらくらしたようです。結びが弱いね。もっと、きりっと締めてほしいところ。
美しい日本とか、なんとかぶちあげてる首相なんだから。


もっともこの秀逸の記事も、白石草さんは、名詞とか副詞とか、首相にはむずかしすぎるかも・・・とツィートされて
ました。さもあらん。



こんな、破壊的な首相のもとで共謀罪強行採決にむかってちゃくちゃくと・・・・。
タイムラインで、報道ステーションのこの舞台つくりが秀逸とまわってきました。
共謀罪の「共」の文字の上に公明党首の顔、「謀」の文字の上に自民党首(安倍)の顔、「罪」の文字の上は
なかったのが、にょっきり日本維新の松井の顔が飛び出してきます。
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http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000100474.html

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以下は、共謀罪関係の昨夜のツィート。
これが通過したあかつきには、安倍独裁政権が誕生し、戦前の治安維持法成立以後の状態になる、その準備は
すでに整っているということがわかります。「また繰り返すのか」のあとの写真は、治安維持法通過のときの
新聞記事です。状況があまりにも酷似していることがおそろしい。
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白石草
@hamemen
15時間前
いま、機動隊が市民のデモを逮捕する練習が流れたよね??NHKのニュース。
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多事争論
@yokosakaiyoko
5月10日
共謀罪。ふと、思い出した。倒閣を目指したあの「加藤の乱」など共謀罪があったら一網打尽。国会議員が束で逮捕になってたわけだ。ということは、法案が通ったら、内部からの突き上げもなく、共謀政権安泰。ってわけだ。
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KO_SLANG
@KO_SLANG
5月10日
また繰り返すのか...。

来週にも法案採決強行の構え 「共謀罪」で与党 | 2017/5/9 - 共同通信 this.kiji.is/23460689318595… pic.twitter.com/UwtP2Ooo1n
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すずき かおり
@kaori_2012
5月12日
山尾氏「捜査という話ではなく…嫌疑の嫌疑段階での尾行は合法的に行えるのか」
金田氏…こたえられず
刑事局長「刑事訴訟法上、捜査としての尾行は嫌疑確定以前は違法」
山尾氏「捜査目的ではない尾行というものはあるのか」

明確に答えられる人がいない…
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かまやん
@kama_yam
11時間前
#報ステ が、きのう5月12日の国会前抗議をライブで流しましたね。周防正行監督は「( #共謀罪 ができたら)ここにいる人たちが一般人なのかどうか、捜査機関の恣意的判断で決まる」とコメントしていました。これはじつはいまでもやられています。先日、山城博治さんが語っていたこと。
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政府はさんざん言を左右してきましたが、そろそろと衣の下の鎧をあらわしつつあるようです。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201705/CK2017051302000126.html
共謀罪「合意だけで捜査可能」 準備行為前でも嫌疑



合意段階の任意捜査について、金田勝年法相は「成案を得てから説明する」と答えていたが、この日は、準備行為が行われて犯罪が成立する前でも嫌疑が生じ、任意捜査が認められる考えを示した。
 根拠として林氏は、薬物密売やすり、ひったくり、痴漢などの犯罪で任意捜査が行われている実態を紹介。林氏は「犯罪が多発する時間帯、地域など発生の確度が高いと判断される場合、嫌疑が認めることができる」として、犯罪が発生していない段階でも捜査が可能だとした。犯罪発生の確度が高いかどうかは「捜査機関が判断する」とした。
 また、金田氏はこの日、あらためて「一般の人に嫌疑が認められることはあり得ない」と強調。これに対し、民進党山尾志桜里氏は「嫌疑が生じる前には、調査や検討が行われる。その対象には一般市民が入る。一般市民が捜査対象にならないから安心してというのは、砂上の楼閣でフィクションだ」と批判した。 (山田祐一郎、土門哲雄)
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治安維持法時代経験者の弁。
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http://健康法.jp/archives/29951
共謀罪は廃案に】特高に半殺しにされた杉浦さん(103歳)「治安維持法は大学への弾圧から始まり、労働運動、文化・芸能活動へと対象が広がった」(ゲンダイ)



――治安維持法共謀罪の共通点はどこでしょうか。

 当局が都合が悪いと判断すれば市民弾圧が容易に可能になることです。治安維持法は大学への弾圧から始まり、労働運動、文化・芸能活動へと対象が広がりました。支配層にとって際限なく権限を拡大し、弾圧する武器になるのです。しかも再犯させないため、との理由で刑を終えた人を再び獄中に閉じ込めた。そうやって民主的な運動は徹底的に抑え込まれ苦しめられました。あの悲惨な状況を繰り返してはなりません。
・・・・・・・・・・・・・・・


大学への弾圧から始まり、文化・芸能活動へと対象がひろがったというところ、戦慄します。
そして、この「弾圧」は法制化されていないいま現在だっておこなわれているのです。法制化することによって
大手をふって迫ってくることになります。
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https://mobile.twitter.com/yukiko_nagase/status/862592244850728961/photo/1
ながせ
@yukiko_nagase
フォロー
森友コント、すでに放送禁止 見たテレビ局の人が、おもしろい!と言って、放送することになり、収録までしたのに、放送当日、「すみません、放送は見送りです」と電話が来ました・・・ 「いつまでも自由にものが言えて、笑いあえる世の中に住みたいじゃないですか、ね?」 pic.twitter.com/88pz8R3xK2
・・・・・・・・・・・・・


いまは、放送見送りで話がすんでいますが、共謀罪ができると、おもしろいといったテレビ局の人と漫才師とが
共謀して政府転覆罪????で刑務所行き??



唯一、清涼剤をいっぷく。
京大大学院での「為政者の政治的言説における詭弁に関する実証的研究」です。
大阪維新の松井や橋下のツィートが主に対象になっているようですが、安倍の国会答弁こそは
うってつけの対象です。遅すぎたくらいの研究。世論調査もきちんとした手法で出すという
ことを、社会学なんかでどうしてやらないのかとずぅぅぅぅっと前から思っていました。
新聞社なんかに片手間にさせないで。
・・・・・・・・・・・・・
http://linkis.com/kuciv.kyoto-u.ac.jp/eM97xRk
・・・・・・・・・・・・・

共謀罪通過させてしまうのか。。


さぼっているうちに、仕込んでおいた種がみんな古くなってしまいました。
次から次へと、新事態。狂乱事態。なのに何事もなく。
いろいろあるけれど、あのアホな支離滅裂答弁首相がなぜ倒れないのか。
昭恵夫人に秘書官五人もつけるって、破格の待遇ですってよ。
大臣だって一人なんだそうな。政治の私物化だと、日刊ゲンダイ小沢一郎氏。


むかし、チャウシェスクって大統領がいましたよね。なんか、そんなことも
思い出してしまいました。


軍事評論家の・・・あれ、名前が出てこない・・・有名な方、あのお方が言って
ました。タカ派の平和ボケほどおそろしいものはない、と。
実感します。


さて、この「盤石な」アベ首相の背景。この記事は、すこし古くなったけど
ぜひ読んでいただきたいので、ご紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170417-00000007-pseven-soci&p=1
今井尚哉首相秘書官朝日新聞番記者をいじめ辞めさせた事件

NEWS ポストセブン 4/17(月) 7:00配信




朝日新聞は総理の懐刀に屈した?



 森友学園問題で政府の説明が不十分だと答えた人が約8割に達したという世論調査の結果を引き合いにした野党の質問に、安倍晋三首相は「誠実に答弁している」と答えたあと、こう付け加えた。

「ちなみに、内閣支持率は53%でした」

 いくら批判を浴びても支持率は落ちていないとアピールしたわけだ。実際にその後、米ドナルド・トランプ大統領がシリアを攻撃、さらに北朝鮮への攻撃まで示唆すると一気に森友学園問題は沈静化してしまった。

「大きな声では言えないが、メディアの関心が朝鮮半島情勢に移ったことも政府にとってはツイていた。これで北朝鮮にトランプ政権と足並み揃えて対処する姿勢を見せれば、微減した支持率も回復する」(官邸関係者)


 緊張感に包まれた国際情勢をよそに官邸内に平和ボケムードが漂うなか、我が世の春を謳歌しているのが、今井尚哉・首相秘書官だ。


 今井氏は経産省出身で第一次政権時代から安倍氏を支え、第二次政権発足以降はアベノミクスから一億総活躍社会、原発推進に至るまで政権の目玉政策を一手に担ってきた。外交においてもトランプ政権やロシアのプーチン政権とのパイプ役を務めるなど、安倍首相が今最も信頼を寄せる「総理の懐刀」である。


 それゆえに、安倍首相の動向や本音を知りたいマスコミ各社はこぞって今井氏に群がり、エース級を番記者として張り付けている。

 しかし今井氏、記者たちにとっては“取り扱い注意”の人物なのだという。番記者を経験した政治部記者が語る。

「今井邸の前には毎晩、番記者たちが10人以上も集まります。今井さんは気分にムラがあって、機嫌がいいとけっこう話してくれるのですが、へそを曲げると面倒。最近も、ある記者が寒さに耐えきれずコートのポケットに手を入れていたところ、今井さんが突然、『なんて無礼な奴だ! もうヤメだ!』とキレて家に引っ込んでしまった。


 いつもこの調子だから、記者がみんな今井さんの顔色を窺っている。彼もそれを知っているものだから、記者を小馬鹿にしたり、政治家のことも安倍さん麻生さんクラス以外は呼び捨てにしたりすることもあるんです」


そんな今井氏の番記者をこの3月をもって外れたのが、朝日新聞のS記者である。S記者の交代をめぐっては、今井氏とのこんな因縁があった。朝日関係者が言う。

「Sは昨年8月に今井さんの番記者になったばかり。番記者は最低でも1年は続けるのが普通なので、かなり異例の交代です。理由は、今井さんがSと口をきこうとしなかったからです。初日からこの前の3月末まで8か月間、ひと言もです。


 今井さんは記者陣に向かって『朝日がいる限り、オレは喋らん』と宣言し、Sがいないときは囲み取材に応じるのに、Sの姿を見かけただけで素通りして家に入ってしまう。仕舞いには他社の記者がSの姿を見ただけで『今日はダメだな』と帰ってしまっていたぐらいです」

 いったいなぜこのようなことになったのか。



「もう来ないでくれる?」


 S記者は、2015年9月に可決された安保法案について深く取材しており、法案の疑問点に関する特集記事を何本も書いていた。そこでS記者は安保法案可決後、安倍首相が祖父の岸信介・元首相と父の安倍晋太郎・元外相の墓参りをした際、「安保法案の成立を報告したのですか?」と首相に声をかけたという。


 これが、今井氏の逆鱗に触れたようだ。

「今井さんは『墓参りの場で無礼極まりない』と怒っていた。それでSが番記者になったときに、誰かがそのことを今井さんに告げ口したそうなんです。“あのときの記者ですよ”と。

 それから今井さんはSを無視し続けたんです。朝日としてもそのことは把握していましたが、Sの質問は記者として当然のこと。ここで交代したら嫌がらせに屈することになると、Sをみんなで励ましていたんです。Sも腐らず、無視されても夜回りを続けていました」(前出・朝日関係者)

 他社の番記者たちも、当初はS記者に同情していたという。しかし冷戦が長期化する中で、やがて“情勢”が変わってゆく。



 今年1月、S記者は某新聞社とテレビ局の番記者2人に「ちょっと話があるから来てほしい」と呼び出されたという。場所は官邸の記者会見場の中にある、各テレビ局の個室ブースだった。そして2人はS記者にこう告げたのだという。


君が来ると今井さんが対応してくれないから、もう来ないでくれる? その代わり、(今井氏とのやり取りを記した)メモは回すからさ」

 S記者はショックを受けたという。


「Sはそれ以来、意気消沈して夜回りをやめてしまいました。上司も、これ以上は辛いだろうと4月から別の記者に交代した。すると、今井さんは朝日にも対応するようになり、他社もそれを見てホッとしたそうです。結局、ウチも含め、みんな今井さんの言いなりになってしまったということです」(同前)


 前出の番記者経験者は、こう疑問を呈す。

S記者に詰め寄った2人の記者は、ともに今井さんと付き合いの長いベテランで、これ以上取材できないのは困ると思ったのでしょう。今井さんの気持ちを“忖度”した部分もあるのかもしれない。しかし、S記者は当然の取材活動をしているだけで、問題があるとすれば今井さんのほう。それを、他社の先輩記者たちで囲んで現場に来させないようにするなんておかしいですよ。まして交換条件として他社にメモを渡すなんて……」


 疑問に思う記者はいても、今井氏の機嫌を損なうのが怖くて誰も言い出せない。やはり安倍官邸を増長させているのは、ほかならぬ記者クラブメディアなのである。



本誌・週刊ポスト記者の取材には……


 S記者に電話すると、人事については「持ち場を決めるのは会社なので、私には分かりかねます」と言う(朝日の広報部は「定期的な部内の配置換え」だと説明)。

 しかし、本誌記者が「今井氏はSさんをずっと無視したり、Sさんの姿を見かけると囲み取材に応じなかったりと、色々と嫌がらせをしたと聞いています。他に何かひどい仕打ちをされたことはありますか?」と聞くと、

「他には特段ありませんよ。たぶん今おっしゃったような話が全てかなと思います」

 と本音を垣間見せた。一方で、他社の記者からの呼び出しは否定した。


 では当事者の今井氏はどう答えるのだろうか。今井邸の前で、番記者が並ぶ夜ではなく早朝に今井氏本人を直撃した。「週刊ポストです。朝日新聞番記者の件で……」と話しかけるも、今井氏は言葉を発するどころか一瞥することもなく、車に乗り込み去って行った。こんな扱いを8か月以上受けていたとすれば、S記者への同情も禁じ得ない。


 その日は雨。傘を忘れた本誌記者のために傘を貸してくれた今井氏のドライバーだけが、優しかった。

週刊ポスト2017年4月28日号
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申し訳ないけど、全文引きました。
安倍首相とは違って、なかなか頭の良さそうな今井尚哉首相補佐官
安倍さんと姻戚関係にあるそうな。
記憶しておきましょう。