岩上安身主催オープン市民会見・・・市民が亀井金融大臣に聞く

ジャーナリスト岩上安身氏主催によって、一般市民が記者となって亀井金融大臣に聞くという、
画期的なオープン「記者会見」が、五月十二日夕六時より青山で行われました。


記者クラブなる悪名高い制度が、現在のマスコミの「大本営発表」をもたらし、検察のリーク報道
があるということが、ジャーナリストたちによって指摘され、すこしずつ開かれた記者会見の場に
なってきつつあります。
外国でも国内でも、どこの新聞社の記者でも、フリージャーナリストでも、門前払いをくうことなく、
ようやく自由に取材できるようになってきたわけです。


フリージャーナリスト岩上安身氏は、記者だけが特権的に政治家に取材できるというのではなく、
このようなオープンの場をもうけて、直接、一般市民に記者会見してもらってはどうかと、亀井
大臣に話をもちかけたところ、こころよく引き受けてくれたということです。


じつは、わたしも「厳正なる抽選の結果」たまたま当選しまして、この場に出席いたしました。
亀井大臣は、聞いてくださればわかりますが、とても人間味のある方。経済政策については
エコノミスト菊地英博氏の説と同じようです。
新自由主義市場原理主義の方向に反対する、もっとも保守らしい保守政治家なのだと思います。


ただ、「外国人地方参政権」「選択的夫婦別姓」には、頭から受け付けない。
人を大切に考えることのできる方ですが、この二点については当事者の思いはまったく知らないし、
知ろうともしないつもり、のようです。


国民新党は「夫婦別姓反対」と銘打って、「選択的」を抜いてスローガンにしています。
これは、困るね。


また、死刑制度については、はっきりと国家の殺人になると言われ、死刑廃止の方向に賛成
を示されました。


いまのマスコミはまちがってる。
そういう政治を支持する国民はまちがってる。
そんな間違った考え方をする国民に、そちら向けの化粧をして選んでもらうようなことはしない。
こちらの考えていることをいっしょうけんめい伝えて、わかってもらえる方があったら選んでも
らいたい。


最後は、こんな国民新党代表としての決意でしめくくられました。


全体的には、ふつうの記者会見よりずっと面白いものだったと、ある記者の方から聞きました。




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