資産をもっている方のために、こんな情報

わたしにはあまり関係がないのですが、資産運用をしている方のために、
こんな情報が。副島隆彦の学問道場というブログの掲示板に投稿されていた
記事です。地銀で、投資信託の販売担当をしている方の、裏方事情です。


わたしは読んでも意味がよくわからない。



http://www.soejima.to/
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私が入行した当初から銀行はフィービジネス(手数料稼ぎ)に異常なほど
注力しており、私は新入行員のときからロクな研修も受けずに投資信託
変額年金保険を売り歩かされました。私などは据置複利定期預金とスーパ
ー定期預金の違いもよく分からないのに、投資信託を2、3商品のみ内容
を覚えただけで外交として活動する事になりました。


当時から投資信託の銘柄はたくさんあったのですが、上司たちから特に
「売りやすい」と言われていたのはグローバルソブリン等の毎月分配型フ
ァンドです。購入後は毎月、口座に分配金が入ってくるという点で、当時
から人気があったのですが、問題なのは銀行員の売り方です。当時の上司
がロープレを見せてくれたのですが、こんなトークを披露してくれました。
「お客様、定期預金の利息はこんなに低いですよね。でも、投資信託なら
なんと毎月それ以上の分配金が入ってくるのです。分配金は利息のような
ものです!」
さすがに当時の私もこのようなトークに問題があるのではないかと思って
いましたが、案の定、サブプライム問題以降にお客様からの苦情がとても
多く、「聞いていた内容と違う!」という声が多いのです。(全ての銀行
員がリスク説明をしていない、という訳ではないです。)


そして更にタチが悪いのは「ノックイン投信」です。これは副島先生の講
演会や著書でもご説明がありましたが、日経平均株価が当初より約3割下
がらなければ利回り付きで元本が償還される商品です。この商品は窓口担
当の若い女子行員、新入行員たちにも数千万円〜約1億のノルマが割り当て
られ、「定期預金よりもずっといい金利がつきますよ!」等の詐欺まがい
トークで銀行の全員が売りまくっていました。


しかし、それらの投信も今では全部元本割れ。一時は銀行内で投資信託
売件数がグッと減りましたが、最近になって「お客様に乗り換え(買い換
え)の提案をしましょう」といった内容の研修があり、なんと最近はノック
イン投信等で評価損を抱えているお客様を解約させて別の投信(ハイイール
ド等)を売る動きが出てきています。まさに「リカバリーショット」の提案
を行っているわけですが、昨今の情勢から判断して、株や外債が回復する見
込みはほぼ無いと思います。


会員の皆様はどうか、銀行員や証券マンの言う事を鵜呑みにせずに、ご自身
でよく考えて資産を守っていただきたいと思います。