クリントン長官以下200人の訪中団派遣  「中国に歩み寄る米国」・・・すみっち通信より

ヒラリー・クリントン長官の日本滞空時間三時間、というニュースは、ネットでも見ました
が、200人もの訪中団を派遣していたということ、何かに書いてありました?


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http://sumichi7878.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-3019.html


普天間問題で重要な局面を迎えていたタイミングと時を重ねるように日本を訪問したクリン
トン長官。たったの3時間というスピード訪日とは対象的に、北京で24、25の両日に開
催された第2米中戦略・経済対話では、米国はクリントンガイトナーといった政権トップ
を筆頭に、200人という過去最大規模の訪中団を派遣し、中国との協力体制強化へ向けベ
ストの体制で対話に挑んだ。



訪日がたったの3時間という短さに対し、エリート官僚200人という訪中団の規模からも、
米国の中国に歩み寄る姿勢は火をみるより明らかだが、今回の訪中でもっと明らかになった
のは、「米国に妥協しない中国」に米が歩み寄りをみせていた点だ。



今回のクリントン長官の訪中で注目されていたのは哨戒艦沈没事件。訪中直前に韓国の李明
博大統領が、北朝鮮に対する「断固たる措置」を表明したのに続き、米政府は声明で、オバ
マ大統領が関係省庁に対北朝鮮政策の見直しを指示したことを発表し、米国は対北制裁に向
けた準備をしっかり整えてから中国入りしたのである。



そして予想通り、開会式のあいさつで、クリントン長官は、「核実験に続く深刻な問題だ」と
同事件を非難。中国の同意を期待していたが、胡錦濤国家主席は「地域的な不安定要因に責
任を持って取り組む」「米中は置かれた環境が異なり、同意できない問題があるのは自然な
こと。微妙な問題を適切に扱うためにお互いの『核心的利益』をどう尊重するかが重要だ」
と述べ、対北朝鮮制裁を主張する米国に異を唱えた。



あらかじめ、米国から協力を要請されていたにもかかわらず、安全保障問題への対応では安
易に譲歩しないという考えを明確にした中国と米国の思惑の不一致は世界へ向けて発信され
たのである。


(以下略)


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せっかく民主党政権に変ったのに、その足をひっぱってばかりのマスコミ、官僚、一部閣僚、
ほんとに、情けない・・・・