米国物理学教授、「天安艦は座礁か衝突で沈没」・・・日本の米軍基地問題に有利に運んだと。

「合調団発表のとおりなら天安艦はばらばらになるはず」と、韓国出身の米国物理学教授が
言っているそうなのです。


以下、抄出要約です。


http://www.labornetjp.org/labornet/worldnews/korea/knews/00_2010/1275031901749Staff
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ホン・ソンマン記者2010.05.28 11:21

韓国出身の米国物理学教授が、天安艦は座礁や衝突で沈没したのであって爆発と考えるのは
難しいと政府の発表を否定したことで関心を集めている。


米国ジョーンズホプキンス大のソ・ジェジョン物理学教授は5月28日、[平和放送・開かれた
世界の今日]とのインタビューで、「(天安艦沈没の原因は)爆発かもしれず、座礁、衝突。
その3つ程度に分けられる」とし「外部爆発の痕跡もなく、内部爆発の痕跡もなく、当然接触
爆発の痕跡もない。爆発は排除すべきだろうし、では残る原因は座礁と衝突になる」と主張した。


また「その部分(座礁や衝突)を確認するには、天安艦の航跡と位置さえ確認すれば良い」とし
「その部分が非公開なので、天安艦が座礁したのか衝突したのか、現在のところ確認ができな
い」とし、航跡記録の公開を要求した。


ソ教授は魚雷が爆発すれば破片、衝撃波、バブル効果が生じるとし、合調団の調査結果発表に
細かく反論した。


魚雷の破片はどこにあるのか?


まず破片に対して「合調団では破片の部分はまったく言及もしなかった」とし「もし合調団の
発表の通り200kg以上の大量の爆薬が爆発したのなら、天安艦の随所に破片が刺さり、その痕跡
が発見されなければならない。それが発見されないのなら、果たして合調団が発表したような
爆発があったのかという根源的な疑問がもちあがる」と主張した。




衝撃波は家屋崩壊の1000倍...天安艦は強くつぶされる


衝撃波に関しても「250kg程度の魚雷が6mの距離で爆破したら..接触面に加えられる圧力は少
なくとも5000PSI程度になる」とし「一般家屋などなら5PSI程度でそのまま崩れるが、その
1000倍もの圧力が加えられた」と分析した。


「250kgの魚雷が6m程度の距離で爆発すれば、天安艦はほとんど崩壊する」とし「合調団が公開
した写真には切断面がとてもきれいで、衝撃波でできるような切断面とは全く違う」と説明した。




結論としてソ教授は「バブル効果では天安艦のような軍艦が切断されることはなく、またその
程度のバブル効果を上げるためにもし250kgの爆薬が爆発したとすれば、途方もない衝撃波が発生
して天安艦が粉々になるはずだが、そんな痕跡は全くない」と伝えた。






米国、天安艦事態で日本・米国の基地移転問題を解決


米国の反応についても助言を出した。「米国で断定的に『北朝鮮がした』と、そう言ったと
いうより、『北朝鮮がしたそうだ』、『韓国政府の発表を信頼する』、このように間接話法
を使っている」とし、注意すべきだと忠告した。



米国が韓国の立場を支持するのは、米国の国益によるからだと見た。「今回の天安艦事件を
契機にして、日本政府が屈服した」とし「東北アジア情勢がとても不安定で難しい時に、こう
した問題でもう延せないと言い、米国政府の立場を尊重する形で立場を整理した」と見た。



米国は韓国政府の調査発表を信じるといいつつ、自分の願む事業の一つと言える日本の米軍
基地問題を解決した側面があると見た。



ソ教授は合調団の発表以後、マスコミに合調団の調査結果に対する科学的な疑問を提起し
続けている。