痛快!  副島隆彦×岩上安身 & 宮崎哲弥の官房機密費受領疑惑?

五月二十一日に行われた、副島隆彦×岩上安身対談です。←岩上チャンネルyou tube
全部で十二回分ありますが、とても面白いです。

http://www.youtube.com/iwakamiyasumi#p/u/103/N-k977ejo_8



副島「帝国からの属国離脱というのは容易なことではない。それができるのは帝国の力が
弱まっているときだ」
「亀井さんは、米国債を買わされている係り。いちばん厳しいところ」
「女子どもたちの自爆の恐ろしさの前に米国は負けた」
「米軍に三兆円くらい出しているだろう、それを鳩山首相、岡田外務大臣なども明確に金
額を言わなければいけない」
「領土領海領空を出るな。ただし入ってきたら徹底的に闘う。核兵器なんか持たなくて
いいんだ」
「お金の話をきちんとしろ。きれいごとを言うな。税金の使い方を政治という」
岩上「日本を捨てる日の話は、米国人はあたりまえに言ってる」


    *    *    *


また、以前の記事なのですが、官房機密費を政治評論家・新聞記者などジャーナリストが
もらっていたという、今、上杉隆が調べている問題。
上杉のスキャンダルを探せと指令がどこかから出てるとかいう噂があるそうです。しかし、
また一方なかにはジャーナリストの方から上杉の言うとおりだ、と協調しようという人も
出ているらしい。そのひとりが宮崎哲弥
ところが、彼については、副島隆彦が下記のように書いている。


http://soejima.to/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

副島隆彦です。 下の方に 載せる 文藝評論家の山崎行太郎(やまざきこうたろう)氏が
書くとおり、本当にそうだ。私は、この文を読んで、胸が透(す)く思いだ。 
まさしく「政治評論家の終焉。政治ジャーナリズムの終焉 」 だ。


 内閣官房機密費(正式には、報奨費=ほうしょうひ=だそうだ)から、盆暮れに 500万
円ずつ、貰(もら)っていた 政治評論家、政治ジャーナリスト たちの名前が実名でぞろ
ぞろ出てきて、こいつらは、これでおしまいだ。 もう崖(がけ)から落ちたも同じだ。 


 もう、二度と、テレビの画面に出てきて、鳩山政権憎(にく)し、民主党憎し、小沢一郎
憎し の嬌声を響かせることはできない。と思ったら、今朝、ちらと見たテレビに例の テ
リー伊藤 という下品な 四角い色メガネの、ロンパリ目玉 の男が出ていた。心なしか虚
(うつ)ろな表情をしていた。きっと内心は穏やかではないだろう。


 私としては、同業者というほどでもないが、以下に列挙されている、この馬鹿な男たちが
これで、テレビ・コメンテーター出演というあぶく銭( 一回、5万円ぐらいだ。私も過去
に出ていたから知っている)の収入を無くすのだ。


 私は、同業者として、彼らの末路を、哀れに思わない訳にはゆかない。彼らは遂に墓穴を
掘った。もはや彼らはテレビで偉そうなことは、今後一切言えなくなった。本当にそうだろ
う。・・・・それでも言うだろうか。そうなったら恐れ入る。日本は、こういうダニのよう
な人間たちが言論人、評論家を名乗る国なのである。


 このことを、私は、宮崎哲弥(みやざきてつや)という、15年前の若いころから知って
いて、私の家に週刊新潮の編集者と遊びに来たこともある、この 宮崎哲弥については、 
今日のぼやき の 「367」番 2002年11月22日付け で、私は、「人の寝首を
掻(か)きに来る男だから、私は始めから警戒していて良かった」 と、8年前に、書いた。 


 この文を、今からでも会員の皆さんは、読んでください。宮崎哲弥がこれで言論商売人と
して滅ぶということが分かっただけでも私はうれしい。日本国から”言論害毒”がその分減
るからだ。


 これらのことを、4月23日から暴露発言し始めた、妖怪政治家の野中広務(のなかひろ
む)の真意は私にも分からないが、案外、彼独特の正義感からだろう。 


 私は、自分も曲がりなりにも評論家だから、同業者として、もし自分が、このような状況
に立たされて、問い質(ただ)された時の心境を想像する。 「ええ、確かに、官房機密費
から500万円貰ったことがありますよ」 と、言わなければならなくなった時の、追い詰
められて、そしてそのあと居直って、「 何が悪いんですか賄賂(わいろ)罪にはならない
でしょう。機密費は領収書は要らないのだし、私は公務員ではありませんから」と、言う時
のその表情をじっと見ていたい。 同業者として身につまされるものがある。


 私、副島隆彦は、言論人としては、30代からの20年の長い経歴を持っているのだが、
あまりに本当のことを喋(しゃべ)ろうとするから、ずっと業界で嫌われ者で干されて、
島流し(遠島=えんとう=)20年の刑を受けてきた。だから、テレビ、新聞に相手にされ
なくて、そのために、自分が汚れなくて、ここまで生きて来れてよかったなあ、と、しみ
じみと思う。その分、いい思いはしなかったし、貧乏だけは味わった。やれやれだ。 


 こうやって同業者たちが崖から落ちて行く。こまっしゃくれた、あの爆笑問題の 大田
光(おおたひかり か?ひかるか?)までが、これで、例のヒステリックな民主党叩(た
た)きをできなくなったことも嬉(うれ)しい。 時代は確実に進んでいる。


 やはり、以下に載せる、山崎行太郎氏の、文藝評論家としての プロの文章がこういう
問題になると、同業者としての絶妙の切れ味で、冴えわたっている。 私も山崎行太郎
のように、ばっさりと鋭利な刃物で、この同業者の愚劣さと悪業を斬って捨てたいものだ。


 まさに、「言論とカネ」の問題であり、「 カネで持論を売り渡し、権力者に迎合する
ような発言を繰り返す政治評論家やお笑いタレントこそ問題である」 は、簡潔にして至
言(しげん)である。 副島隆彦



(転載貼り付け始め)

「政治評論家の終焉。政治ジャーナリズムの終焉 」

文藝評論家・山崎行太郎 の 「毒蛇(どくへび)山荘日記」 から

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100502/1272761371

2010年5月1日 

テレビの報道番組や政治討論番組などに頻繁に出演し、上から目線で「民主党」を批判し、
民主党議員を嘲笑することを「馬鹿の一つ覚え」のように反復してきた政治評論家やお笑
いタレントの多くが、実は、官房機密費から、盆暮れに「500万円」ずつ貰っていたことが、
自民党時代に官房長官を勤めた野中広務 の証言によって暴露されたが、これは別に驚くよ
うなことではなく、以前から予想されていたことで、そして今でも多かれ少なかれ続いてい
るはずで、政治や政治ジャーナリズムに関心のある者にとっては「やっぱり」と思うだけだ。


僕は、政治評論家やお笑いタレント等の問題は、カネを貰ったということよりも、カネを
貰って言論を買収されてしまったこと、つまり政治評論家やお笑いタレントの資質や品格
に問題はあると考える。たとえば、小泉純一郎首相時代に、今では国民経済を破壊尽くし
たということを多くの日本人が認めている「小泉構造改革」を、テレビ報道や新聞などを
駆使して支援し、国民を改革一色に洗脳してきたのに、テレビに頻繁に出演する政治評論
家やお笑いタレントの役割は小さくなかった。


もちろん、彼等が、どういう政治的意見を持ち、テレビや新聞で、どういう政治的発言を
繰り返すかは別に批判されるべきことでもなんでもない。持論があるならば、それを万難
を排して貫徹することはむしろ歓迎すべきことだろう。問題は持論の中身ではない。問題
は、持論をカネで売り渡すことである。 


 カネで持論を売り渡し、権力者に迎合するような発言を繰り返す政治評論家やお笑いタ
レントこそ問題である。 野中広務が暴露したのは、政治評論家やお笑いタレントからカ
ネを受け取り、その権力者やスポンサーに迎合する言論を繰り返す政治評論家やお笑いタ
レントの資質と品格の実態である。


たとえば植草一秀(うえくさかずひで)の「痴漢疑惑事件」で、植草が野村證券に勤務
時代にも、数回の不祥事件を起こし、それを揉み消したという、今ではガセネタと分か
っているデタラメの「経歴」をタイミングよく暴露した某週刊誌や、それをテレビ番組
で繰り返した評論家の宮崎(みやざき)某は、その情報を何処から仕入れ、誰の指図で
公開したのか。 


 それとも彼等自身の独自取材によって得た情報だったのか。 植草一秀を、批判、罵
倒するだけでなく、その存在を社会的に抹殺すべく、「性犯罪者」というだけではなく、
「病者」とまで呼び、「入院・治療」の必要性を主張した宮崎某は、何を根拠にしてそう
いう暴言を吐き続けたのか。「植草を徹底的に潰せ」という政府関係者からの働きかけを
受け、それを忠実に実行したのではないのか。


つまり、宮崎某にも官房機密費かあるいはそれに類するカネが渡っているのではないか。
いずれにしろ、政治評論家やお笑いタレントが密にカネをもらうことよりも、カネで言論
を売り渡し、権力者やスポンサーに迎合するような言論や報道を繰り返すことこそが、マ
スコミに溢れる政治評論や政治ジャーナリズムの自滅と終焉を意味している。


 我々は、これから、三宅久之(みやけひさゆき)やテリー伊藤河上和雄(かわかみか
ずお)、岸井成格(きしいしげまさ?) 等のような政治評論家やお笑いタレント、元検
事のコメンテーター、新聞記者等が、突然、民主党小沢一郎を罵倒し、自民党擁護の政
治的発言を始めたら、官房機密費にかかわる「言論とカネ」という問題を思い浮かべなが
ら拝聴することになろう。

(転載貼り付け終わり)



副島隆彦です。私は、上記の中でも、河上和雄(かわかみかずお)という、元東京地検
特捜(とくそう)部長で、札幌高検検事長? で退官した、いかにも立派な風貌の、検
事あがりの法曹評論家が、ここに名前を出していることが、重要だと思う。恥を知れ。


 彼もまた、鳩山政権憎し、小沢一郎憎(にく)しの、 秘密組織であるテレビ・新聞の
政治部長会議 プラス 検察・警察のトップたちの 謀略団体である、「三宝会(さんぽ
うかい)」のメンバーなのだろう。


 河上和雄がテレビに出てきて、例の偉そうな顔で何か言うのを、今後は私たちは、蔑(
さげす)みの眼差(まなざ)しで見ることになる。 世の中は本当に前進するのだ、と、
私自身が驚いている。

(転載貼り付け始め)



副島隆彦注記。以下は、南青山 というネット言論の旗手のひとりで、優秀な書き手
の文章です) 



「藪から蛇がぞろぞろ」  

南青山 日時 2010 年 5 月 02 日

(略)

宮崎某(宮崎哲弥?)
三宅久之
テリー伊藤
河上和雄
岸井成格
岩見隆夫
橋本五郎
後藤謙次
星浩
北野タケシ
  
 とりあえず、ここに名前があがっている連中は一刻も早く反論、弁明すべきだろう(
マスゴミの好きな言葉で言えば説明責任を果たすべきだ)。それができないのなら、彼
らが官房機密費から賄賂をもらっていた可能性はかぎりなく高いと判断して良いのでは
ないだろうか。  

(転載貼り付け終わり)




副島隆彦です。ああ、いい気味だ。私は、長年の胸のつっかえがおりる気分だ。

(以下略)