経済評論家小野善康氏「高齢者も働け!!!」

六月二十四日に「世に倦む日日」氏の「管首相の消費税増税政策のブ
レーン小野善康神野直彦」という記事を紹介しましたが、コメント
欄にこのようなものがありました。


http://critic6.blog63.fc2.com/blog-entry-329.html#comment1530
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今年80歳になる後期高齢者です。


消費税の増額は、僅かな年金で細々と生きている私にとって死活問題です。


今朝のテレビ朝日(フロントサロン)で、ブログ主さまが先日『小野善康
と神野直弘、消費税増税イデオローグの論理と心理』で書かれている
小野善康】という学者の、論理と解説を初めて聞きました。


そのとき、菅直人首相のブレーンと云われる小野善康が、ボードの図面を
使って説明するのを聞いているコメンテーター(朝日新聞星浩など)が、
どちらかといえば、狐につままれたような表情で、鋭い質問もなく黙って
いましが、その中で、誰かが『増税を負担する年金生活者は……』との
質問に対し、小野善康が『その人々も、働いて貰えば良い』と一刀両断に
答えていたのに、真実、驚きました。


80歳になって、何の能力もない私にとって、【働く場所】が何処にある
のでしょうか、ボランティアでも、足手まといになって、ありません。
これが、昨年初秋の『生活第一』で、政権を手中にした民主党菅内閣の、
首相ブレーンの言葉でしょうか。


しかも、テレビで説明している【増税から、福祉への投資。 それが回り
回って経済を活性化させ、財政を豊かにさせ、国民に還元される】という
論理。
これを見ながら、私のような年輩者が、一番気をつけなければならない
【振り込み詐欺】や【何かの詐欺商法】を連想せずには入れられません
でした。


この還元図表を見ながら、これは一種の【ねずみ講】の論理と同じ、と
思います。
一見、もっともらしく思えますが、(私には解明できませんが)どこか
に論理の矛盾があって、とても一国の総理大臣のブレーンの言葉とは思
えません。


先日(6/24)の、ブログ主さまの『小野善康……』を読ませて頂い
ていましたから、一層、その思いを強くしております。

# 2010-06-27 23:08
# 芝ちゃん

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経済学者といわれる者が、もっともらしい理屈ともっともらしい図表を
掲げて、消費税増税をうったえる。
この方のおっしゃるとおり、【振り込め詐欺】ですね。
弱者から吸い上げ、弱者を切り捨てる。


似たようなことを、枝野幹事長も言ってたそうですよ。
BBS平成海援隊より。
http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=liberal7&mode=res&no=12536
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> 枝野幸男、この男は信用できない。

何度も言うがかつて朝ナマでこの男は小泉と構造改革の本家争いをし、
田原から「構造改革をすれば中小企業はどんどん潰れるがそれでも良いか」
と言われ、「それは仕方ない」と言った男だ。
私はこの言葉を生涯忘れないだろう。


枝野幸男というのはそういう失業者に思いを及ぼさない男だということ
だけは知っておく必要はあるだろう。
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難しい理屈はわからずとも、誰が弱者を貪り、切り捨てていくのかという
勘だけは磨いておかなければなりません。
うかうかと騙され、乗せられて、棄てられてからでは、もう遅い。