あいた口のふさがらない朝日社説

「憐れな」という枕詞が、最近は「朝日新聞」につくらしい。
メディアとしての、ジャーナリストとしての精神も魂も根性も、ドブにうち
すてた憐れな朝日。


まあ、戦前、翼賛の先頭をきって「暴支ヨウチョウ」を叫んでいましたから、
DNAといえばDNAなんですが。。。


しかし、朝日新聞記者のなかにも、きっと良心をもった記者はいるはずです。
そういう人々の勇気を期待して、わたしのような者でも突っ込みできるこの社説、
掲げてみます。


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http://www.asahi.com/paper/editorial20100827.html#Edit1
小沢氏出馬へ―あいた口がふさがらない


(まず、この標題。一新聞の社説に、こんな感情的な煽情的な題はいかがなものか。
だって、民主党の定例行事としての代表選ですよ。小沢一郎は「代表選に出馬するのに
あいた口がふさがらない」ほどの不適切な議員でしょうか。小沢一郎のこれまでの政治
経歴に対する敬意も、小沢一郎を選んだ選挙民に対する敬意も、つつしみさえ、ない。)


どうしてここまで民意とかけはなれたことができるのか。


(「民意」???? 議員にとっての「民意」とは、まず第一に投票してくれる選挙民
たちですよね?
議員に選ばれているのだから、「民意」とはちっともかけ離れてないでしょ?
千葉景子さんという法務大臣が、落選したにも関わらず、現職をそのまま続けていますが、
ああいうのが「民意」無視、それを許す総理が「民意」無視。


もしかしたら、朝日は、自家製の世論調査を「民意」と思ってやしないでしょうね?
無作為の在宅電話を1000ばかりも抽出して、アンケートの質問に「趣向」をこらして
「ずずずいと奥までどうぞ」的項目を並べて、質問者も「あ、それじゃ、・・・なんですね」
とか「親切」に誘導してくれる、そういう結果の世論調査が、まさか?! 「民意」なんて??!!
それはあまりにも、マスメディアの驕りというものです。)


多くの国民が、あぜんとしているに違いない。


(・・・違いない、と推定するのは執筆者の随意ですが、これが社説であること
を考えれば印象操作以外の何ものでもなく、悪質です。)


民主党小沢一郎前幹事長が、党代表選に立候補する意向を表明した。

 政治とカネの問題で「責任を痛感した」と、幹事長を辞して3カ月もたっていない。
この間、小沢氏は問題にけじめをつけたのか。答えは否である。

 いまだ国会で説明もせず、検察審査会で起訴相当の議決を受け、2度目の議決を待つ立場にある。


(はいはい、これが言いたかったんですね。あなたはほんとにジャーナリスト? 
本物だとすると、記者クラブとかで、いま流行の官邸機密費とかを定期的に手厚く
もらったことのある
??


一つだけ指摘しておくと、億というカネをつぎこんで特捜部は大掛かりな強制
捜査をして、あらゆる角度から悪意をもって調べあげて、そのあげく「不起訴」
になったんですよ。そのあと、市民団体を自称するものが審査請求し、その団体
の幹部は、いま逮捕されているという。そんな団体の審査請求を受け付けて行わ
れる「検察審査会」。その議決を、お待ちになっているわけですね。
朝日新聞のこの社説子は。)


鳩山由紀夫前首相にも、あきれる。小沢氏率いる自由党との合併の経緯から、
この代表選で小沢氏を支持することが「大義だ」と語った。「互いに責めを果た
す」とダブル辞任したことを、もう忘れたのか。


(びっくりするなーー、もう。世を騒がせ、有言実行ができなかった
責任をとって辞任した政治家が、あいた口がふさがらないとか、あき
れるとか、罵られる。


管内閣は、昨秋の政権交代時の公約である「国民の生活が第一」のマニ
フェストを守らず、党内議論もへずに、消費税増税をぶちあげ、ひどい
参議院選挙惨敗をして、ねじれ国会にし、それでも誰一人として責任を
とらず、のうのうとカエルの面になんとやら。
国民の「民意」審判に対して、政治責任をとる気さえなかった。
これについては、おとがめなし。あいた口がふさがらないのは、こっち
です。)


二人のこのありさまは非常識を通り越して、こっけいですらある。



(はぁぁ〜〜〜、疲れるねぇ。なんでしょ、この高飛車。。。)


 民主党代表はすなわち首相である。党内の多数派工作に成功し、「小沢
政権」が誕生しても、世論の支持のない政権運営は困難を極めるだろう。


(だから、「世論」って何? あなたんちの自家製の「世論調査」ですか?)


党内でさえ視線は厳しい。憲法の規定で、国務大臣は在任中、首相が同意
しない限り訴追されない。このため「起訴逃れ」を狙った立候補ではないか
という批判が出るほどだ。政治とカネの問題をあいまいにしたままでは、国
会運営も行き詰まるに違いない。


(あの意地悪な徹底的な、税金を湯水のようにつかった、総動員かけての、
特捜部の調査でもねずみ一匹出てこなかったではないですか。それのどこが
「政治とカネ」ですか?
「政治とカネ」を言うんなら、もっと目標はいっぱいいるんじゃないですか?
何より、政治記者首相官邸機密費という、この「政治とカネ」の問題はどう
なんですか?
平野貞夫氏は、朝日の記者は、酒と女の接待は断ったと証言してくれてます
けど、ね。)


 より重大な問題も指摘しなければならない。

 自民党小泉政権後、総選挙を経ずに1年交代で首相を3人も取りかえた。
それを厳しく批判して政権交代に結びつけたのは、民主党である。


(もう、朝日新聞は、徹底して「民意」をバカにしていることが、よくわかる。
政権交代させたのは、選挙民一人一人ですってば! みんなが、もうこんな自公
政権はやめてくれ。
こんな政権が続くと、自分たちは首をくくらなければならなくなる、と、日々の
生活に不安を感じたからですよ。
国民の生活が第一」を掲げ、日本全国津々浦々の田舎まで小沢一郎が足で演説
し、民主党を生まれ変わらせた。だから、支持したんです。)


 今回、もし小沢首相が誕生すれば、わずか約1年で3人目の首相となる。「
政権たらい回し」批判はいよいよ民主党に跳ね返ってくるだろう。より悪質な
のはどちらか。有権者にどう申し開きをするのか。



(この居丈高さ。こういうときには「有権者」を持ち出すのね。。。)


 それとも小沢氏は代表選に勝っても負けても、党分裂といった荒業もいと
わずに大がかりな政界再編を仕掛けようとしているのだろうか。


(そういう忖度は、そちらの勝手ですけどね。)


金権腐敗政治と決別し、2大政党による政権交代のある政治、有権者
直接政権を選ぶ政治を実現する――。そんな政治改革の動きの中心に、小沢、
鳩山両氏はいた。20年余の歳月を費やし、ようやく目標を達成したと思った
ら、同じ二人がそれを台無しにしかねないことをしようとしている。


(もーー、アンタに「有権者」の代弁はしてもらいたくないッ)



ほぼ1年前、新しい政治が始まることを期待して有権者は一票を投じた。
その思いを踏みにじるにもほどがあるのではないか。しょせん民主党も同じ
穴のむじな、古い政治の体現者だったか――。政党政治自体への冷笑がさら
に深まっては取り返しがつかない。


(出ましたね。「古い」という言葉。だいたい現代は、「古い」ものを大事
にしなさすぎ。
古いものや、年寄りの経験をもっと尊重すべき。新しいのが良いのは、
畳と、、、魚、です。)


代表選をそんな場にしてはならない。有権者政権交代に何を託したの
か、根本から論じ直し、古い政治を乗り越える機会にしなければならない


(「有権者」という言葉を二度とつかわないでくれ。正義の味方面するな。
あなたが「政権交代」に一票を投じたのなら、「わたしは」政権交代に何を
託したのか、と問うてください。
ここに、ほとほと疲れながら、ぼやいた内容は、すべて、政権交代に一票を
投じた「わたし」の意見であり、思いです。


いくら、隷従米国主義でもけっこう。それを「あなた」の言葉として、
「あなた」の主張として聞かせてください。「有権者」「有権者」と人質に
とっていきりたたれるのは、へどが出る。)