第五検察審議会のリクツにもなってない小沢一郎強制起訴決議

今日の夕刊、明日の朝刊でのあつかいは、目に見えるようです。
じつは、この決議は、すでに九月十四日に出ていたものだったとか。
いつ発表するか、時期をうかがっていたというわけでしょう。


小沢一郎の昨春以来の二つの事件は、特捜部の政治的な意図を持った
冤罪です。莫大な税金をつかって、捜査して、重箱の隅をつついて
ついに検察は起訴できなかったのです。


しかし、検察側は、それも織り込み済みで、石川被告に「検察審査会
でやってやる」と怒鳴ったそうです。


別に有罪でなくてもいいのです。これは政治的な捜査なのだから、
小沢一郎の政治生命さえ奪えば、目的は達せられる。
見事に目的を達して、日本は沈没し、わたしたちの生活はさらに
窮乏するのでしょうか。


以下は「世に倦む日日」氏tweetによる見立てです。
さらに、郷原信朗氏のtweetです。めちゃくちゃな検察審議会の
議決書ということです。


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http://twitter.com/yoniumuhibi

小沢一郎の強制起訴は、今月の下旬だと言われていました。2週間以上、
時期が前倒しされた恰好です。言うまでもなく、仙谷由人前原誠司の謀
計で、中国漁船問題の失態から世間の目を遠ざける目的の政治です。無論、
FD改竄事件から関心を逸らしたい検察の思惑もあります。しかし、予想
どおりですね。


ネットの小沢信者の皆様は、強制起訴は絶対にないと強気を言っていました
が、私は確実にあると予想していました。強制起訴が決まったのは、あの
代表選で小沢一郎が完敗した瞬間です。小沢一郎も強制起訴を覚悟したで
しょう。全ては政治の動きであり、検察審議会は決して独立した存在では
ありません。


代表選で小沢一郎が勝っていれば、勝たなくても議員票で菅直人を引き離
した上での惜敗であれば、強制起訴はなかったと思います。これで、中国
漁船問題で紛糾するかに見えた国会は、一転して小沢問題にフォーカスし
ます。小沢一郎の証人喚問の政局となります。日中問題も検察問題も吹っ
飛びましたね。


窮地に追い詰められていた仙谷由人前原誠司は、ほくそ笑んでいること
でしょう。これから急降下の予定だった内閣支持率は、小沢政局で下げ止
まって息を吹き返します。強制起訴を前倒しさせたのは、間違いなく仙谷
由人ですね。FD問題の仕置きで、取調べ可視化の先送りを交換条件に出
したのでしょう。


これから、凄絶な小沢派の粛清と解体の劇が始まります。冷酷で残忍な
掃討戦を見なくてはなりません。1年生議員たちの裏切りのドラマが続
くでしょう。小沢派は結束を維持できず、ほとんどの1年生議員が離脱
すると私は見ています。小沢一郎民主党を割る動きに出ても、ついて
行く者は少ないでしょう。


仙谷由人が強制起訴の日程を前倒しさせたのは、もう一つ理由があって、
中国問題で政権がガタガタになり、菅直人前原誠司の無能が国民に周
知されたとき、小沢一郎待望論がわき起こることを恐れたのです。特に
対中外交で、中国と渡り合える小沢一郎を国民が求めるようになるのは
目に見えていました。


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郷原tweet
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http://twitter.com/nobuogohara

今回の検察審査会の議決書、理屈にも何もなっていない。虚偽記入罪の
共謀がどのような場合に成立するのか、斎藤検事は、どういう説明をした
のか。補助弁護士の吉田という人は、政治資金規正法をどう理解している
のか。強制起訴になっても証拠がないのでまともな公判にはならない。



(続き)この議決書に基づいて起訴すると言っても、その前提となっている
解釈がおかしいので、証拠を取捨選択しようがない。結局、指定弁護士は、
検察から提供された証拠を手当たり次第証拠請求するしかないのではないか。
それは、石川氏らの公判にも影響する。今回の議決は検察にとっても深刻な
事態。



私がやることもないでしょう。誰が弁護人やっても無罪です。
RT @yoshitomoy 起訴されることになってしまった小沢先生の弁護団だが、
やっぱり筆頭は 郷原信郎先生だろうなぁ


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