twitter発、検察・検審を糾弾するデモの反響と、第五検察審議会への抗議文提出

いま時間に余裕がないので、いくつか24日のデモの反響を貼り付けておきます。
25日には、小沢一郎氏の高校のときの同級生だった弁護士さんが結成した
小沢一郎議員を支援する会」が、20人ほどの同行者とともに、第五検察審査会
第二回目の声明文・抗議書・質問書を提出しました。そのときの同行者の方の報告も。


しかし、その前に、またまた第五検察審査会に関わる重大疑惑が露呈したことを
ここに貼り付け。
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山岡俊介の取材メモ 「アクセスジャーナル」より
http://www.paradigm2020.jp/blogw/index.php?UID=1287725009#CID1287935215
 新たな重大疑惑が浮上した。(冒頭写真=「毎日」10月5日記事)



 小沢一郎民主党元代表が、検察審査会の2度目の「起訴相当」の議決により強制起訴になった
のはご存じの通りだが、この審査手続きにおいて重大な誤りがあった可能性が高いことがわかった。

 事が事だけに情報源に関しては述べられないが、この議決内容に関して知り得る関係者の証言
などからのことだ。


(略)

  では、ヘタをしたら検察審査会はむろん、検察制度そのものの存在意義さえ問われかねないその
重大疑惑とはいかなるものなのか、以下、報告する。



      * 検察審査会法の第6章(審査手続)の第41条2項は、2度目の議決をする
(今年4月27日に一度目の「起訴相当」が出たが、検察は5月21日、改めて不起訴とした)際には、
不起訴にした検察官を出席させて意見を述べる機会を与えることを義務付けている。


 そのため、東京地検特捜部の斎藤隆博副部長が議決に先立つ9月上旬に呼ばれ、1時間以上に
渡って説明したとされる。


 そのことは「朝日」(10月5日夕刊)、「読売」(10月6日)も報じており、斎藤副部長は
「元秘書の供述だけでは、小沢氏と元秘書らとの共謀の成立は難しい」などと、共謀には厳格な
証明が必要であるとの慎重な意見を述べたとされる。(横写真=「毎日」10月5日記事)


 一般国民から不作為に選ばれたとされる検察審査会審査員11名は、しかし8名以上の賛成を
持って「起訴相当」の結果を出したわけだ。


 ところが、ここに来て、この斎藤副部長が検察審査会に出席して意見を述べた日は議決
(9月14日)より後。つまり、後付で辻褄合わせがされているとの重大疑惑が出て来ているのだ。

 その傍証として、こんな事実がある。

 この疑惑、実は永田町の一部関係者の間ではすでに噂になっており、某代議士(関係者)が検察
審査会に斎藤副部長の出席日を問い合わせしたところ、「9月上旬」としか答えていないのだ。


 この答え通りなら、9月上旬=9月10日まで。議決は9月14日だから問題ない。だが、実際は
9月下旬の可能性があり、審査会としては本当のことを言えないため、「9月上旬」と曖昧な答え
で誤魔化しているとの見方が出ている。


  こうしたことから、水面下では、某国会議員が国政調査権を使って正式に回答を要求する動きが
あるとか、検察審査会の方では「前例がないので(*そんなこと はないのだが)答えられない」と
いうことで意思統一しているとか、一方の当事者である斎藤副部長に関して、「小沢氏捜査との関係
で答えられない部署に異動 させられた」などという情報まで飛び交っているのだ。


 もし、この疑惑が真実だとして、民主党代表選結果に合わせて議決を急いだ結果なのか、それとも
9月14日に議決したのは単に偶然(14日=火曜日が週1度の定例会だったのは事実のようだ)で、
本来、あり得ない(しかし、この11名メンバーの公表平均年齢を訂正するようなところだ)ことだが、
検察官を意見聴取しないという大ポカミスを犯した結果なのか、その点はまったく闇の中だ。



 しかしながら、斎藤副部長は実際には9月下旬に呼ばれていたのだとすれば、強制起訴になったこと
が10月4日に公表されたことは納得行くのではないだろうか。



 もっとも、こうなると当然のことながら、小沢氏の強制起訴そのものが効力を失う可能性が極めて
高い。

 この疑惑、念の為に断っておくが、その審査手続きの公平性からいって、後で斎藤副部長の意見聴取
したからいいというものでないことは明らかだろう。

 もし、いいというなら、それは検察審査会は政治的な動きをするところで、この件は小沢氏=クロと
最初から決まっていたから後付でもいいということではないのか。

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では、つぎに第五検察審査会に抗議文提出したときの報告を。
このブログがまとめてくれています。詳しくはリンク先で。ここには、この「一市民」の方が
検察審査会事務局長に食いさがった一問一答を再録。

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http://civilopinions.main.jp/
<一市民Tと長瀬事務局長と手嶋総務課長とのやりとり>


どうも、怒りが収まらないし、聞きたりない。一市民Tが一人残り、前述の長瀬事務局長と
手嶋総務課長に質問をしてみることにした。約1時間半、嫌がられつつ質問を浴びせ続けた。


主なやりとりは以下の通り。

のっけから、直接一市民Tが推理したストーリーをぶつけた。

一市民T「"1回目の審査員選出は事務局が選択的に選んだ。
2回目は選出を行わなかった"と
確信している。」(ブログに書いたストーリーを説明した)

長瀬「それは貴方の見方だ。法に従って処理している。
私達はやましいことは一切していない。」


一市民T「多くの国民は、法に違反したことをやったの
ではないかと思っている。」
長瀬「(報告した内容は)事実です。やましいことはして
いない。」


一市民T「事実などと言えないはず。あなたは審査員選出
の現場を見たのか。議事しているところを見たのか。違反していないのなら、第5審査会事務局担当者
が、どのようにして審査員を選んだのか、そしてどのような議事をして議決に至ったのかを証拠を提示
しながら明らかにすべきだ。国民に説明する責任がある。」
長瀬「選出には立会人が立ち会っている。」


一市民T「第5審査会事務局長と担当者と補助審査員が結託
したら、選出しないで済ませることが容易にできる。これなら、議決は簡単に創作できる。」
長瀬「......」(無言)


一市民T「読売新聞記事によると、"9月7日に吉田審査補助員
が就任。14日議決した"とある。この間、平日は4日しかない。10月までに議決すると言っていたのに、
どうして短期間に一気に決めることになったのか?
集中的に何度も11人の審査員を集めるのは難しいのでは?
この4日で、膨大な検察捜査資料の説明を、素人の審査員に理解させ、議論をさせ、結論をまとめあげられ
るとは到底考えられない。」
長瀬「審査会は、読売記事の内容を公表していない。」(疑問には答えない)


一市民T「"審査会関係者の話では"となっている。読売が嘘の記事を書いたのか。」
長瀬「読売に確かめてほしい。」


一市民T「"審査補助員が決まらないので、議決が10月に延びる"と報道していた。審査補助員を決めるのにそんなに長い時間がかかるのか?」
長瀬「審査会では、そのようなことを公表していない。」


一市民T「多くのメディアがそのような報道を流している。これも嘘というのか。」
長瀬「......」(無言)


一市民T「5〜7月は審査会を開かなかったのでしょ?」
手嶋「そんなことはできません。他案件の審査もあるので。」


一市民T「申し立て書を持ってきても、第5検察審査会は小沢案件で一杯など、適当な理由をつけて、他の審査会に回すこともできますね。どこの審査会でも受付けられるということを確認しました。」

手嶋「......」(無言)


一市民T「1回目6回のくじ、2回目5回のくじで11人を選び、平均34.55歳を選び出す確率はきわめて低い。2度目の選出でも、34.55歳と小数点2桁まで同じ値になった。このように数字が全く同じになる確率は天文学的に小さい。発生することはありえないということだ。」
長瀬「実際にそうなった。私達はやましいことはしていない。」


一市民T「貴方は報告だけで確認しているので、報告をもって事実とは言えないはずだ。担当者は審査員データを創作することぐらいいとも簡単だ。担当者が使った資料を提示して説明しなければ納得できない。」
長瀬「私達はやましいことはしていない」(これの一点張り)


一市民T「事務局の説明では、"平均年令計算を選出時期別に、別の担当が行った。一人の担当者は就任年令で、もう一人の担当者は議決年令で計算した"と言っているが、その通りか。」
手嶋「その通り。」


一市民T「すると、6人全員が5月1日〜9月14日までの間に全て誕生日を迎えたとしても、最大で0.54歳(6÷11)しか上がらないはず。それにしては、年齢差0.64(=34.55−33.91)は大きすぎて辻褄が合わない。」
手嶋「いや、外の理由も......」(しどろもどろだ)


一市民T「年令だけでも、公表できないのか?」
長瀬「できない。」


一市民T「会議議事録は見せられないのか?」
手嶋「会議議事録はない。議事録を作らなければいけないという法律上の規約がない。」


一市民T「議事録がないと、次の会議が進められないのでは。職務上とるのが当たり前だ。」
手嶋「......」(無言)


一市民T「審査員には日当を払っているはず。支払の帳簿を見せてほしい。名前を隠してもらってもいい。」
長瀬「見せられない。」


一市民T「第5審査会事務局局員が不正を行ったため、検察審査会全体への不信が大きくなっている。不正を行ったものを自首させるべき。放置しておくと、貴方だって、監督責任等を問われますよ」
長瀬「......」(無言)


一市民T「少数の事務局員と補助審査員の画策で、大々的な操作で不起訴になった案件を強制起訴にしてしまったと見ている。これは重大問題だ。事実が明らかになるまで、何度も追及する。」




検察審査会を訪問して感じたこと>

大部屋に、第1から第6検察審査会事務局の6つのブロックが並んでいた。

どこのブロックが、問題の第5検察審査会かあきらかにしなかった。また、伝田(?)第5検察審査会事務局長は、2.5時間の間、席に戻らなかった。

カウンター越しに事務局局員が全て見える前での、長時間の対話だった。

一市民Tは声が大きいので、局員全員に全ての会話が耳に入る状況だ。仕事どころではないだろう。
誰かが、「うるさくて仕事ができない」「不正とは何事か」などと怒り出しても良さそうだが、咳としてその声もない。

一番不思議だったのは、"局員が大きな不正をしている"とこちらが断定しているのに、対応した責任者が怒らないことだ。

小沢事務所の方、民主党議員の皆様も、直接事務局に出かけ、事実確認と抗議をしてほしいと思う。


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では、twitter発のデモの反響の一部をここに。リンク先でコメントも見られます。

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http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/174.html
二つの事実:「デモがあった」という事実と「マスコミはそれを報じなかった」という事実(nico's blog)


(略)


まさに手作りのデモであり、いろいろ不手際や不備が参加者に指摘されてもなお、組織の動員によるデモにはない良さと新鮮さとを兼ね備えたデモであったと思う。参加者も思い思いのプラカードやパフォーマンスを用意し、デモで怒りを表現しつつも、楽しく参加できたのではないかと感じた。インターネット・ツイッターによる情報のみで参加者が集まり、また参加者によってデモの様子がインターネットを通じて世界中に生中継されるという点でまさに画期的である。日本で始めてこうした形態のデモが行われたのではないだろうか。新しい民主主義運動の出現を予感させた。

私は以前のブログ記事に書いたとおり、現在海外に住んでいる都合上デモには参加できなかったが、事前に参加予定の方がネット中継の情報を知らせてくださり、生中継でデモの様子を見ることができた。あまり主観的で感情的なことをブログ記事に書きたくないのだが、自分よりずっと年配の方々が日本の行く末を真剣に案じ、熱い思いを叫んでおられる姿を目にし、正直目頭が熱くなった。主催者、呼びかけ人、スタッフ、参加者の方々に改めて感謝の意と敬意を表したい


(略)


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http://www.asyura2.com/10/lunchbreak43/msg/432.html

169. パティのママ 2010年10月25日 11:48:36: Gl70PPjpgG8kY : 7Uefo6okDQ
夫と共にデモに参加致しました。私たち二人ともデモ初参加です。周りにいらっしゃった方々もデモ初参加という方が多かったように見受けられました。
歩き始めると、近くにいたどなたかが「小沢一郎は無実だ」「マスコミは嘘の報道をやめろ」「検察と特捜を廃止せよ」「鈴木宗男は無実だ」などと声を上げました。最初はその方一人だけだったのですが、周りにいた参加者から一人…また一人と、最初は恥ずかしそうにその声に続いてシュプレヒコールが湧き上がり始め、そしてそれは徐々に大きな声のうねりとなって行きました。泣きそうになりました。

もしも…もしもこの1,000人の声が大きな湖に落とされた一つの雫となり、そして波紋が湖面に広がっていったら、我々国民の声がきちんと反映された世の中に、少しは変わっていかないでしょうか?

行く前はちょっと怖かったのですが、実際に参加してみると沿道の方々から拍手や応援の声が聞こえてきて、こんなに清々しく気持ちの良いものだとは知りませんでした。
願わくば「植草一秀は無実だ」も言いたかったな。

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千人の小沢支援デモは無視、百人の中国デモを報じるマスコミ 〔政治の季節[稗史(はいし)倭人伝]〕
http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/226.html


千人の小沢支援デモは無視、百人の中国デモを報じるマスコミ


小沢一郎 中国での抗日デモは余程マスコミの好みに合っているのであろう。
連日、しっかり取り上げている。
こんな片田舎の集まりまできっちり報道されている。

中国 デモの拡大・過激化防止 (NHKニュース 10月25日)
中国では、24日、内陸部の甘粛省蘭州でおよそ100人から200人の若者らが、中心部で2回にわたって日本に抗議するデモを行いました。また、同じく内陸部の陝西省宝鶏でも学生らおよそ100人がデモを行いました。

これはNHKニュースであるが、これが産経となるとこうなってしまう。

「腐敗反対」「住宅高騰抑制しろ」中国反日デモに政府批判も
中国の甘粛省蘭州市陝西省宝鶏市で24日、それぞれ数百〜1000人規模の反日デモがあり、若者らが「釣魚島(尖閣諸島)を守れ」「日本製品ボイコット」などと叫んで市内を行進した。

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産経を相手にしてもしょうがないが、いい加減な連中である。
共通するのは反・中国、嫌・中国感情を煽り立てようという意図である。
その材料になるなら地球の片隅にまで探しに行こうという使命感には恐れ入る。

しかし10月24日、日本のど真ん中で1000人規模のデモがあったことを伝えるマスコミは皆無であったようだ。

「10・24検察・検審を糾弾するデモ」

ネットでの呼びかけに応じて各地から思い思いに集まった人たちがデモ行進をしたらしい。

(以下略)


(コメントにこんなのがあった)

いや、このNHKニュースのもっとおもしろいところは、アナウンサーが中国のデモを報じたあと、こういっているところなのだ。W

「......しかしこの事実を中国のテレビは一切伝えていません」

おいおい、日本で1000人規模のデモがあったことを伝えないNHKが、100人規模のデモを伝えない中国メディアを批判できるのかよ。(爆笑)

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