民主党衆議院議員16名の会派離脱宣言+岩上インタビュー

だいぶ騒いでいますが、こういう「宣言」は、テレビはもちろん大新聞は出さないでしょうから、
ここに紹介しておきます。
メディアは、こういうことも政局的な側面からしか報道しませんが、どっちがほんとうのことを
言っているのか、理性を働かせて読みたいものですね。




The journalから。
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http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/02/16_3.html


(略)


【約束を果たす民主党への回帰宣言】


 「今の菅政権は、国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」今、民主党議員の多くが強く
そう感じている。「国民の生活が第一」の政治理念は、おととしの衆議院総選挙での、民主党と国民
との最大の約束だった。しかし今の菅政権ではどんな事態が進行しているだろうか。


 総選挙では、予算のムダを徹底的に削り、新たな政策の財源に充てるとしたマニフェストを掲げ、
政権交代を実現した。しかし、「予算の総組み替えなどを行う」と主張していたのに、ほぼ手つかずの
一方で、先週、菅総理大臣は、「衆議院の任期中上げない」としていた消費税については、「来年度末
までに法的な対応をしなければいけない」と発言し、増税への意欲をあらわにした。


 菅政権は国民との約束、マニフェストを捨てたのである。


 また、政治家主導で日本を立て直すはずが、目玉とされた国家戦略局の設置法案は実現せず、公務員
制度改革も反古にされている。官僚に頼り放しだが、尖閣問題や北方領土問題など、もっとも政治主導
であるべき案件で失敗すると官僚のせいにする。


 菅政権は政治主導の御旗も捨てたのである。


 菅政権は、民主党の理念、そして「国民の生活が第一」という国民の皆様への約束をも捨て去ったのである。


 菅政権が本来の民主党の政策を捨て、本来の民主党の政治主導を捨て、本来の民主党の国民への約束を
捨て去って省みないならば、それは国民が願いをかけた本来の民主党そのものを捨て去ることになる。


 そして、このことは、本来の民主党への支持の上に比例代表で当選した我々の存在意義すらも打ち消すこと
になる。


 我々は民主党と国民との約束の上に存在する比例代表の議員だからこそ、本来の民主党の姿とはかけ離れた
今の菅政権にはもう黙ってはいられない。みすみす旧来からのしがらみにはまり込み、無原則に政策の修正を
繰り返す菅政権に正当性はない。我々は今こそ「国民の生活が第一」の政策を発信し、国民の信頼を取り戻して
いかなければならない。


 しかし、我々は、民主党に対する信頼が地に落ちた今となっても民主党を捨てるつもりはない。歯を食い
しばっても、国民との約束であるマニフェストの実現に取り組む我々こそが、本来の、そして真の民主党
あるからだ。


 従って、我々は、国民との約束を果たす議員集団であることを、改めて国民の皆様に行動で示すために、
衆議院での民主党・無所属クラブとは分かれ、新たに院内会派を設立する。そして同志一同が結束して、
国民の生活が第一」の政策を実行すべく今後、行動を展開していくこととする。


2月17日 民主党衆議院比例代表単独議員有志一同
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この有志の一員である笠原多見子衆議院議員への岩上インタビューです。

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http://iwakamiyasumi.com/archives/6773

笠原多見子衆議院議員インタビュー 2011年2月17日
2011年02月17日(木) | カテゴリ Web Journal, インタビュー動画, 政治, 民主党 | コメント
2011年2月17日、民主党比例代表選出の衆議院議員16人が、民主党の会派を離脱し新会派「民主党政権
交代に責任を持つ会」を結成しました。その幹事長である笠原多見子議員への緊急インタビューです。


(略)


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