葬式代をなげうって94歳の立候補 川島良吉さん 埼玉12区

昨今、まともな報道をするのは、スポーツ新聞、エロ週刊誌、それに東京新聞がぼちぼちというところ、
大新聞では、自民に風を吹かそうと必死の世論操作中ですが、
スポーツ報知というスポーツ新聞では、こんな記事が。
おじいさん、すごい。埼玉15区だったら、ぜったいこのおじいさんに入れるのに。
リンク先では、写真あり。



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121207-00000299-sph-soci
12月8日(土)7時5分配信
94歳無所属新人、蓄えた葬式代つぎ込み出馬…埼玉12区



埼玉12区に無所属新人で立候補した川島良吉氏は、御年94歳。今選挙の最高齢候補者となるおじいちゃんは「葬式代としてためていた年金を選挙資金に充てた」と覚悟を口にする。一方の最年少候補者は群馬4区の民主・青木和也氏。投票3日前の13日に25歳となる。


 94歳ながら、視力1・2を誇る両目は鋭い眼光を放つ。国の行く末を憂う川島氏は、立候補の理由を明快に語る。「オレの出番だと思ってしまったんですよ」。供託金300万円は葬式代にと、ためていた年金から捻出した。まさに不退転。覚悟の初出馬だ。


 政治家を志したことはなかったが、各党の主張を聞くうちに闘志がたぎった。「右傾化する安倍(晋三・自民党総裁)や石原(慎太郎・日本維新の会代表)から『軍』なんていう言葉が普通に出る。橋下(徹・同党代表代行)もムチャクチャ。無条件降伏したのに。日本はどうなっちゃったんだ、という不安がありました」。耳は少し聞こえにくいが、話し出したら止まらないマシンガントークが武器だ。


 第1次世界大戦が終結した1918年に生を受け、「第2次大戦勃発の39年に徴兵。中国での7年間の戦闘では多くの仲間を失った。オレは戦争で死なず、散々いい思いをした。このままじゃ死んでいった仲間に申し訳ないと」。そんな思いが出馬へと背中を押した。先月30日に自宅に親族を集めて「出馬表明」。最初は反対した親族も熱意に負けた。「友だちに手伝ってもらおうと思ったけど、もうみんな死んでいなくなってた」


 カマド販売業、金融証券業などさまざまな仕事に従事した。今は埼玉県羽生市の自宅で一人暮らし。腰は真っすぐ。足取りは軽快だ。炊事、洗濯、掃除から車の運転まで自分でこなす。総務省選挙部管理課によると、94歳は今選挙の立候補者1504人の最高齢となる。

 埼玉12区は民主・本多氏と自民・野中氏の対決に、自民を離党した元県議・森田氏が加わる激戦の構図だ。「正直勝てるとは思っていない。でも訴えたいんですわ」。公約は憲法9条順守、原発反対、天皇を「象徴」ではなく「元首」とすること。公示直前の出馬決定で活動は出遅れたが、ようやく7日、チラシとポスターの作製に着手した。今後は街頭演説も行う予定だ。「男ってのはね、やるときゃやんないといかんのよ」―。



 ◆埼玉12区(熊谷市行田市加須市羽生市鴻巣市)立候補者
 野中  厚(36)自民新
 森田 俊和(38)無 新
 大野 辰男(59)共産新
 本多 平直(48)民主前
 永沼 宏之(44)みん新
 川島 良吉(94)無 新


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天皇は元首か〜。ここらあたりが戦前教育受けた方だなあとは思うが、すごくまとも。
安倍、石原、橋下など、このおじいさんに比べたら「狂気」じみているというしかない。