言葉の魔術をあばくアーサー・ビナードさん講演が面白い

アーサー・ビナードさんの講演はうまい、面白いと思ってましたが、今回の北九州大学で行われた
「美しい『あべリカ』へようこそ」、これも面白い。


英語が母語である人の、日本語に対する鋭い違和の感覚から、たのしく企業戦略や政治権力の言語
魔術(言語詐欺)をあばきます。日本語がかすませている靄をかき破って、現実を見せてくれる。
権力って、言語なんだなとあらためて思わされます。


日本人は「新しい」魔術にかかって、すぐに記憶喪失してしまう・・・という指摘、まったくだ。


http://iwj.co.jp/wj/open/archives/147885
2014年6月21日(土)13時より、北九州市小倉南区北九州市立大学で九州玄海訴訟北九州地域原告団主催によりアーサー・ビナード氏講演会「美しい『あべリカ』へようこそ」が行われた。


ヒロシマを忘れるな・・・じゃなくて、何もわかってない、何もわかってないのに「わすれるな」では
どうしようもない。発見しなくちゃ。


つまり、現実にあつくかかっている(権力によってかけられた靄)を、かきやぶって
発見してゆかなくちゃ、という。
アーサーさんのこの知的エネルギー、見習いたい。


ぜひご視聴を!