恐怖のアベ政権。


国会前のデモにustreamで七時ごろから参加、やっぱり動きのあるこういう
もので見ないと、熱さが伝わってきません。
心には羽根がはえて、国会前。


昼間は、IWJ岩上さんの小林節氏インタビューを聞いていました。
面白かった。1chですが、アーカイブであがってくるのかしら。
維新提出の法案に関わっていることで、そこを岩上さんがズバリ聞きました。
最近は誰かがそのことを聞いてくるのだそうですが、少々いきどおりを込めつつ
以下のようなことをおっしゃってました。
共産党も含めて野党が大同団結しなければ安倍政権はひっくり返せない。
大同団結すれば絶対に、勝てる。いくら安倍政権が憲法違反の法律を作ろうと、
選挙でひっくり返して、全部元通りにすればいいのだ。政治なんていうのは妥協の
産物、なんでこういうときにそれ以上踏み絵を踏ませるようなことを聞いて
小さいところで分裂するんだ、という、じつに政治のリアリティをふまえた正論。


こういう政治のリアリティを、わたしも昔はわからなかったけれど、小沢一郎
ウォッチングを続けているうちに、なるほどと思うようになりました。
目的がいっしょなら、いっしょに戦うべき。それができないなら、いつまでも
勝てない。野党が分裂しているあいだは、日本は奈落の底まで落ちてゆく。


今日の国会前のシールドの若者たちの意見を聞いていても、だんだんそういうことに
みんな目覚めてきているように思います。


ブログ更新なまけている間にためた面白い記事、列挙します。
まず、はじめに、これ。
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http://sun.ap.teacup.com/souun/17841.html
琉球新報主宰「琉球フォーラム」での講演憲法と戦争 − 日本はどこに向かうのか」:内田樹


改憲草案の中で一番気になるのは第九章の「緊急事態」です。これは現行憲法には存在しない条文です。そこに仔細に記してあるのは、どういう条件で憲法を停止できるかです。憲法を停止して、内閣総理大臣が全権を持つための条件を細かく規定している。間違いなく、この憲法草案の中で一番力を入れて書かれた部分がここです。
よく読むと分かりますけれども、いったん緊急事態を宣言したら、運用上は未来永劫に内閣総理大臣が独裁権を行使し、立法権司法権も全部停止できるようになっています。100日を超えて緊急事態を継続する場合には国会の議決が要るとか書いてありますけれど、与党多数のときに緊急事態を宣言すれば、そのあと議員選挙は宣言の解除まで行われないわけですから、理論上は無限に憲法が停止できる。その期間は内閣の発令する政令が法律を代行する。完全な独裁体制です。そう書いてある。これを読むと、この憲法草案は「憲法を停止させて独裁体制を作るための合法的な手続き」を定めたものだということがよくわかります。



20世紀の終わり頃、日本の教育は東アジア最高レベルでした。それがわずか20年で、先進国最低レベルにまで落ちた。システムが崩れる時って早いんです。腐ったシステムが崩れ出すと、もう止められない。もう大学はこのあと崩れてゆくしかない。
選択と集中」の原理に基づいて、今は理系に教育資源を集めようとしてますけれど、これは必ず失敗します。少し前に韓国がそれをやったんです。グローバル資本主義に最適化した学術領域に教育資源を集中させた。人文系の学部の予算を削った。だから、最初に進学者がいなくなったのは、韓国語学、韓国文学、韓国史学でした。自国の言語も、文学も、歴史も知らない、興味がないという子どもたちにしか出世のチャンスがない。そういう子どもたちがどういうエリートになるのか。少なくとも自分の国のため、同胞のために活動する意欲はきわめて低い人たちばかりがエリート層を形成することでしょう。

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講演ですので、すぐ読めます。ぜひ、リンク先でお読みください。
つぎに、さっき知ったNHKのけしからん新社屋建築計画。まともな報道もしないで
犬HK、あべチャンネルと呼ばれるような、偏向ぶりの受信料をとる「公共放送」局が
何なの?って話。
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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161701
新国立も顔負け…NHKは受信料で「3400億円」豪華社屋計画


新国立競技場の建設費2520億円もベラボーだが、NHKの新社屋はそれ以上だ。先月、渋谷区神南2丁目の現有地での建て替えが正式に発表されたが、ナント、新国立を上回る3400億円もの費用が予定されているのだ。
 建て替えはすべて視聴者の「受信料」で賄われる。



元NHK職員で「NHKから国民を守る党」代表の立花孝志氏(船橋市議)が言う。

NHKの累積黒字は現在2000億円にも達し、『受信料が余っているなら視聴者に還元しろ』という声が出るのは時間の問題でした。そこで予算を使い切るために出てきたのが建て替えだったのです。『免震機能の強化』も『8Kスーパーハイビジョン対応』も、後付けの理由です」

 実際、2011年度末にプールされていた「繰越金」1441億円のうち400億円が、2012年度予算でこっそり「建設積立金」に組み替えられた。

「NHKは黒字になった予算は視聴者に還元すべき。自分たちの豪華な新社屋の建設に充てるのはおかしい」(立花孝志氏)



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バカにしてるじゃありませんか。
税金と受信料とで成り立ってるんでしょう?
その報道の質といえば、
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http://matome.naver.jp/odai/2143702800257801801
国会前6万人デモだけじゃなかった!最近「BBCが報じるのにNHKが放送しない日本の出来事」が多かった


NHKでは通常「国会中継」を放送している。しかし、今回の安保法制の採決に限っては国民的関心があるにもかかわらず、中継をしなかった。そればかりか、その日の夜のワイド番組では、6万人規模の国会包囲デモの放送もせず、ライオンキングやなでしこJAPANなどの国営放送のニュース番組らしからぬ大衆娯楽の話題を放送していた。


ひどかったのはNHKだ。このような重要な日に国会中継を行わなかっただけでなく、『NHKニュース7』も『ニュースウオッチ9』も、伝えたデモの様子は一瞬。しかも『ニュース7』は劇団四季の「ライオンキング」公演1万回を、『ウオッチ9』はなでしこJAPANの特集を延々と流した。憲政を揺るがす法案が採決された、そんな重大な日に、である。


一方、イギリスBBCでは日本特派員が国会議事堂のデモ現場を訪れ、今回の強行採決劇およびそれに対する国民の怒りの様子について詳しい解説を行った。



NHKが劣化するのは彼らのメインの視聴者層を「高齢者」と「B層」をターゲットにしているからではないのか? 「高齢者」は勿論南スーダン問題には何の関心もない。大相撲の中継がある期間であれば、現役世代が仕事に忙しい夕方の4時から、終了する6時まで相撲の取り組みを見続ける。


B層もまた、高齢者同様南スーダン問題を含め国際状況には何の興味もない。生まれた場所から離れようとせず、昔からの友人が人間関係の中核である。国際問題や人権問題の様な難しいテーマを考える事は好きでもないし、考える頭もない。偏見から、何となく反中、反韓であり、中国や韓国を罵倒する意見に後先を考えず拍手喝采する。地元志向だから当然「あまちゃん」を支持しており、大晦日紅白歌合戦で「あまちゃん」の特別コーナーが設定される事を期待している。

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BBCとの比較がまとめられていますが、情けない。
高齢者とB層をターゲットにしている、そうかも知れないが、民放にならって愚民化政策を強力に
進めていくっていうんじゃないの。民放で地ならしができてるから、早いですよ。




犬HK愚民化政策をおしすすめている、おなじみ安倍政権の疑惑を追及していた「週刊ポスト」に
圧力をかけた模様。
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http://lite-ra.com/2015/07/post-1276.html
安倍政権の疑惑を追及していた「週刊ポスト」編集長が突如の更迭! 背後に官邸の圧力


「マスコミを懲らしめる」「沖縄の2紙をつぶす」発言であらためて露わになった安倍政権の言論弾圧体質。実際、安倍政権はこの間、ずっと自分たちを批判する新聞・テレビに対して徹底的に圧力をかけてきた。一連の朝日新聞バッシング、『報道ステーション』(テレビ朝日)への圧力、『NEWS23』(TBS)への安倍首相自らの恫喝、選挙直前のテレビ局へ圧力文書送りつけ……。
 しかし、そのターゲットは、新聞とテレビだけではなく、週刊誌にまで及んでいたらしい。
 この7月、「週刊ポスト」(小学館)で、三井直也編集長が就任わずか1年で更迭され、代わりに前編集長の飯田昌宏氏が返り咲くという前代未聞の人事が発令されたのだが、この人事の背後に官邸の圧力があったという仰天情報が飛び込んできた。


あまり週刊誌を読まない読者は、なぜ「週刊ポスト」のような軟派週刊誌に?と思うかもしれないが、三井編集長が就任してからの「ポスト」は、それまでの軟派路線とはうって変わって、反安倍政権の姿勢を鮮明にしていた。毎号のように政権批判が特集され、今年4月には、高市早苗総務相の大臣秘書官をつとめる実弟が関わったとされる「高市後援会企業の不透明融資」問題をトップページで報道
 続いて5月には、東京地検特捜部が捜査を始めた日本歯科医師連盟日歯連)から、菅義偉官房長官が代表をしていた自民党神奈川県連に3000万円が迂回献金されていたとすっぱ抜いた。大手紙の政治部記者が言う。



まあ、裏取引はともかくとして、安倍政権と自民党がいま、訴訟に出るという手を使って週刊誌を押さえ込もうとしているのは事実だ。
高市総務相のケースもそうでしたが、自民党は閣僚や幹部のスキャンダルを週刊誌がやろうとすると、すぐに党の顧問弁護士をたてて、『訴訟するぞ』とプレッシャーをかける作戦をとっています。新聞とテレビは抗議だけで黙らせることができるが、週刊誌はそうはいかない。それで、週刊誌がいま、いちばん恐れる訴訟をもち出して、圧力をかけるわけです。週刊誌もよほどの鉄板の事実がない限り、スキャンダル追及なんてできなくなってしまいました」(週刊誌編集幹部)
 安倍政権によって脅かされているのは憲法9条だけではない。「言論の自由」がいま、危機に陥っているのだ。
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まったく、恐怖のアベ政権ですね。
小林節教授が言うように、息ながく、ときどき休みながら、戦いつづけることが必要です。
以下、そんな記事をすこし。
ネルソンさんの記事です。
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http://lite-ra.com/2015/07/post-1244_4.html
憲法9条は核兵器より強力だ」米軍元海兵隊員が語った本当の戦争と日本国憲法の価値
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次のは、先の戦争で大本営作戦部長だった人が親族に、戦争になりそうなときには一人でも
最後まで反対しなければいけないと言い残したという記事。
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http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015062202000069.html
「1人でも戦争に反対しろ」 大本営作戦部長、親族に
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また、次のは昨年のもののようですが、元自衛官だった泥憲和さんの談話。
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http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/40768d2be233f251b6ff75903613f0db

これからが正念場です。 だから一緒に考えてください。 一緒に反対してください。 選挙の時は、集団的自衛権に反対している政党に投票してください。 まだまだ勝負はこれからです。 戦後69年も続いた平和を、崩されてたまるもんですか。
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