フランスで起こっていること
パリでの同時多発テロによって、フランスは来年二月まで国家緊急事態宣言で集会デモが
禁じられているのだそうです。それにも関わらず、街頭に集まって難民入国制限に対して
反対するデモが行われているとのustreamが流れてきました。
残念ながら、フランス語だからよくわからない。
これは以前紹介しましたよね?
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おおちん チーム反原発に1票+1 @lipton345 11月14日
そもそも“緊急事態条項”（戦争や災害発生時に総理が緊急事態を宣言、政令を作ることができる条項）が最初の憲法改定ってどうなの？／そもそも総研 【動画】 http://www.at-douga.com/?p=13791
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それからこんなツィートが。
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masanorinaito @masanorinaito 11月14日
10月10日にトルコの首都アンカラで爆弾テロによって100人以上の死者が出た時、世界はこれだけ関心を寄せただろうか。
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エリック ・C @x__ok 11月14日
私が言っているのは、以前の日本に対する感覚だと日本っぽいものは敵だと思われていなかったので狙う対象にされなかったという事です。わざわざ人を殺すのに、どの店かは選ぶはずです。その対象に日本関係が入った事にショックを受けているのです。
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Masa Okumura @mokumura 11月15日 Houston, TX
フランス・パリの連続テロで世界の同情が集まる中、中東アラブ世界で現れた政治・風刺漫画で、背中に一本の矢が刺さっただけで泣くなよ、我々は１０本以上の矢が刺さり、国を追い出されている。
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想田和弘 @KazuhiroSoda 11月15日
これ、テロと同じですよね。でも大きなニュースにならない。ここに問題の根源がある。→１１歳ナビラさん：米無人機「無実の人攻撃」訴えに来日 「４２１回の無人機攻撃があり、約４０００人が殺害された。そのうち約４分の１が民間人」- 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20151116k0000m040092000c.html …
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Masa Okumura @mokumura 11月16日 Houston, TX
今回の仏版９１１で、本場の９１１の教訓はフランスは学ぶ事無く、報復戦争に突入で、ブッシュのイラク戦争失敗と同じ道を歩き、テロの連鎖を継続。ブッシュのイラク戦争不参加のフランスは何処にいったのか？この空爆の写真をメディアは報道するが。
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Masa Okumura @mokumura 11月16日 Houston, TX
上の空爆は一例で、米国連合の空爆は無差別殺人で、直撃を受ければ、遺体すら破壊され、周りは人は黒焼けて炭になる非人道な最悪テロ行為で、米軍は最近病院まで空爆、欧米メディアが出さない空爆後の写真@mokumura
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Saeed Sato @SaeedSato 11月14日
「敬愛するパリよ、貴女が目にした犯罪を悲しく思います。でもこのようなことは、私たちのアラブ諸国では毎日起こっていることなのです。全世界が貴女の味方になってくれるのを、ただ羨ましく思います。」
シリア出身UAE在住の女性アナウンサー
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杉原こうじ（緑の党・脱原発担当） @kojiskojis 11月19日
宮田律さんも西谷文和さんも、対テロ戦争の背後に戦争を欲する｢軍産複合体｣があると強調。フランスによるシリア空爆により、全然人気のなかった仏製戦闘機｢ラファール｣の契約が次々と決まっていると。問題の核心を突く重要な指摘。そもそも総研。
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エリック ・C @x__ok 11月21日
最初は空爆を反対していたフランス人は周りに山ほどいた。しかしテロがあった今そういう人達が明らかに急変した。もっと早く手を打つべきだったなどと言い出している。ここで自分が孤立化した感じさえ受ける。9.11で何がアメリカに起きたかやっとわかった。日本は早く遠ざかるべきだ。絶対に。
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フランス版911なら、世界情勢はこれでもっと暗い方向にいくような気がします。
人間なんてほんとに邪悪以外の何ものでもない。
そんななか、フリーランスの田中龍作さんがパリから報道。
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http://tanakaryusaku.jp/2015/11/00012443
【パリ発】 アベ政権が学ぶ 「デモ集会の禁止」
2015年11月21日 07:02
略
フランス議会は21日、国家非常事態宣言の有効期間をこれまでの12日間から3ヵ月間に延長することを決めた。デモ集会の類はこの間、禁止となる。フランスが世界に誇る「表現の自由」よりも、治安維持が優先されるのだ。
オランド政権は、これを機に通信傍受法の強化などを図る方針だ。憲法改正も狙う。
略
地元ジャーナリストによれば「パリ市民の大方は彼女と同様だ」という。いわゆるショック状態である。
自民党の新憲法草案・第９章では、内閣総理大臣は、緊急事態を宣言することができる。「外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱」があった場合だが、判断するのは首相だ。
日本でテロらしき事件が起きれば、マスコミが煽り、ショックドクトリンをもたらす。
そこで首相が「非常事態」を宣言すれば、デモ集会はフランスのように開催できなくなるのである。当然のように表現の自由も制約される。通信傍受法（盗聴法）の強化も容易だ。
略
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http://tanakaryusaku.jp/2015/11/00012458
【パリ発】「ネットメディア検閲」 アベ政権が必ず真似てくる
2015年11月22日 02:38
ネットメディアの検閲を合法化する法案が国会で審議中だ。政権与党である仏社会党の議員が国会に提出した。ヴァルス首相の意向に沿ったものだ。
検閲だけではない。権力に不都合なネットメディアにアクセスした人間までを捜査可能にするのである。
表向きはジハードを呼びかけるネットメディアへの規制だが、本当の狙いは政府のコントロールがきかない有力ウェブメディアを大人しくさせるところにあるようだ。
フランスの権力にとって今、もっとも厄介なメディアはインターネットTVだ。御三家は「iTELE」「BFM TV」「FRANCE24」。
大きな事件が発生した際にはどこにでもライブ中継に出向き、機動力は既存のテレビ局と張り合うまでになっている。
既存のテレビ局はスポンサーに阿（おもね）り、ユダヤ資本も入っていることから、市場原理主義傾向がある。もはや庶民の味方ではないのだ。
以下略
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http://tanakaryusaku.jp/2015/11/00012465
【パリ発】「デモは国家的暴力で封じ込め」 アベ政権が段取り
2015年11月23日 05:56
「難民、移民を制限するな」。いわゆる左派系の市民1千人が22日、パリの大通りでデモをかけた。
テロ事件を受けた国家非常事態宣言により、デモ集会は来年2月まで禁止されているが、市民たちはご法度を破って政府に抗議したのである ―
バスティーユ広場に集った人々はシュプレヒコールを上げていた。
「すべての国境を開放せよ」
「移民にもフランス人と同じ権利を与えろ」
「空爆して人を殺して我々はそんなことちっとも望んでいないぞ」・・・
フランス革命（1789年）の狼煙（のろし）が上がったバスティーユ牢獄跡で、人々は政府批判を合唱した。
以下略
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田中龍作さんは、
「読者の皆様。フランスでいま起きていることは、近く日本で起きることです。アベ首相がやたらと「テロ対策」を口走るのは、その伏線です。日本を暗国の独裁国家にしないためにも、フランスの現状を押さえておく必要がある ― 借金してパリまで来た理由です。」
とメッセージしています。
アベ政権は、「それ」を待っているだろうと思います。
冷静に見渡して、911後のアメリカのように「愛国心」に一気になだれこまない用心が
必要でしょう。誰が何をしたいのか。メディア・リテラシーが必要です。
