戦争経済へまっしぐら、なのか?

ずいぶんブログを怠けました。
その間に、熊本大分で大地震
あと二ヶ月というのに、野党共闘はゆきづまり。


昨日、ついに小林節さんが民進党にしびれを切らして、比例専門の政治団体「国民怒りの声」
をつくりましたね。
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http://sun.ap.teacup.com/souun/19975.html
「「新自由主義から共生社会を目指す。」小林節氏による記者会見:IWJ 実況ch4」 

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小林節さんだけではありません。
山口の安倍地盤で、政治学者(だったと思う)の纐纈さんが立候補の声を
あげました。ファーストネーム忘れた。後ろ振り向いて、本を掘り出せば
わかるんだけど。とても立派な、信頼できる、筋のとおった学者です。
山口県立大学だったっけ、学長なさってた方です。
難しい名字ですが、こうけつ と読みます。


なぜ、民進党がぐずぐずするのか。
それは連合が完全なる野党共闘に反対するから。


図書新聞読んでたら、1% vs 99%ではなく、
99%のなかでの戦いなんだという説があって、なるほどと思うことがありました。


連合のなかには、三菱とか、戦争経済でうるおいたい気分満載の「労働者」代表が
まじっているんだと。
自民党にはやはり戦争経済をすすめたい経団連がついている。
昨日でしたか、麻生が、いまのデフレは戦争経済でしか回復しないと言ったとかいう
ツィートがありました。


典拠のない、ぼんやりした言い方ばかり並べて申し訳ないですが、そのつどブログを
書かなかったせいです。つぎつぎに流れてゆく。ごめんなさい。
でも、戦争経済がとりはぐれがない。いちばん潤う。これは、経済的に事実。
ばくちですが、以前とちがって国民国家どうしでばくちをするのでなく、イスラエルvs
パレスチナ とか、アメリカと有志連合vsアフガニスタンorイラク とか、地球規模で
のいじめをやる。
21世紀初頭に「テロとの戦争」という言葉が出てきたのは、偶然じゃないですよね。


日本もそこに一枚加わりたがっている。
だから、これまでの国民国家としての日本を保守するという、従来の保守主義ナショナリズム
が、なんだか左に移動してしまった。


パナマ文書の話。
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http://lite-ra.com/2016/05/post-2231.html

パナマ文書公開でさらに日本人の名前! ホリエモンなど富裕層の「普通の節税」「合法」キャンペーンに騙されるな

2016.05.10


楽天三木谷浩史会長兼社長に、警備大手のセコムの創業者(飯田亮氏ら)、コーヒー飲料大手UCCグループ代表者(上島豪太氏)、安倍首相と個人的にも非常に親しい関係にあり、首相自ら内閣官房参与に抜擢した加藤康子氏……。「今世紀最大級の金融スキャンダル」とも評されるパナマ文書により、日本でも、ボロ儲けしたカネをタックスヘイブンに還流させることで租税回避しようという富裕層の動きが白日の下に晒され始めている。
 4月にはその一部が公開されていたが、さらに詳しい一部情報が、5月9日午後2時(日本時間10日午前3時)に国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)のホームページ上で公開された。
 その結果、日本在住者や日本企業が役員や株主になっているペーパーカンパニーは延べ約400社にのぼり、新たに大手商社などの名前が確認されたという。他にも、誰もが知っている経営者、さらには暴力団や政治家の名前もあるのではないかといわれているが、一方で、富裕者、企業、政界関係者からはタックスヘイブンへの投資に対して「合法的な節税」「普通の商行為」という弁明の声が上がり始めている。
 名前の上がったセコムやUCCも一様に「合法」であることを強調しているし、ホリエモンこと堀江貴文氏は以下のような暴論をツイート。論議を呼んでいる。
パナマ文書のどこにニュースバリューがあるのかさっぱりわからん。普通に個人として無駄な税金納めないのって普通じゃね?」


以下略

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ベネッセの福武さんもこのなかにいらっしゃいましたが、子どもの教育で親からカネを絞りとって
儲けたお金は、ケイマン諸島で・・・・なんて。
そして、税金が不足などといって、庶民から消費税でこそげとる。


自分だけ幸せになりたい、という考えが染み付いてしまってる。
資本主義的競争社会的思考形態ですね。


幸せは、照り返し。ほんとは、ね。


ところで、読んでみたいのがこれ。関心そそられてます。
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https://www.buzzfeed.com/satoruishido/nipponkaigi?utm_term=.esp7ADOr5#.olXrqoWD5
政権に近い保守団体が出版停止を要求 話題の本「日本会議の研究」
日本会議の議員懇談会には、首相を筆頭に閣僚の名が連なっていた。


「直ちに出版停止」を求められた本
4月28日、出版社「扶桑社」にFAXで申入書が届いた。差出人は「日本会議事務総長 椛島有三」。扶桑社から出たばかりの菅野完さん著『日本会議の研究』の出版停止を求めるものだった。
本は、菅野さんによるウェブ上の連載をまとめたもの。日本会議のルーツや歴史、彼らが展開してきた保守系市民運動について取材、検証している。連載時にはなかった抗議が、なぜか出版直後に送られた。


以下略

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菅野さんは、ツィッターでフォローしてたことがある。ちょっと右寄りな感じがする人でしたが、
それが、こんなお仕事なさったとは。
そのブログ、ちょっと覗くと面白いです。
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http://hbol.jp/hbo_series_group_name/草の根保守の蠢動

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ここで、連載の佳境にはいる直前までが読めます。
たとえば、


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http://hbol.jp/86127
「カリスマ」の来た道――シリーズ【草の根保守の蠢動 第28回】


安東巌について書かねばならない。

 しかし、彼の経歴を遡る前に、前回の記事でも指摘した、「日本会議日本青年協議会日本政策研究センター谷口雅春先生を学ぶ会といった3つのセクターは、70年代まで盛んだった『生長の家学生運動』の出身という同じバックグランドを持った人たちが、綿密に連携をとりつつ、右傾化運動に当たっている」という点を再度、確認しておこう。学生運動華やかりし頃から、もはや50年近い歳月が経っている。果たして「学生運動の頃の人間関係がそのまま生きている」などということがありうるのか?


以下略

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日本会議というのは、90年代にネットで知って、名だたる国会議員がみんな入ってて、驚愕しました。
神道政治連盟というのにも。
教科書問題の頃から、いまの安倍政治へと一直線につながるものがあるのです。
そこまではわかってたけど、この菅野さんの記事は面白かった。


グローバルな戦争経済と、このような宗教がらみがくっつく。
昭和初期の時代にもあった風景が、バージョンアップして再来、したような感じです。