トランプ騒動その他

明けましておめでとうございます。
しばらくこれを書くのを怠けていましたが、いまtwitterでトランプ記者会見の
凄まじさがつぎつぎに伝えられているのを見て、ちょっと一言。
以下は生中継で見ていた人の感想。

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Kazuto Suzuki
とりあえずトランプの記者会見が終わった。ツイッターでの口調と同様、自分のペースで言いたいことを言ったという印象。相変わらず話は抽象的でつかみどころはなく、ヒラリーや民主党を攻撃し続けている点は選挙期間中と何も変わってなかった。
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ささやん
海外から見ると、安倍はあんな感じに見えるんだろうな。
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Shinta Yabe
トランプ:あなたは偽ニュースを書いたゴミメディアの記者だから質問させません(これ、ほんとに
「ゴミ」って言葉をつかったらしい)

記者:それはありえないでしょ
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北丸雄二
つい半日前の大統領の言葉と表情とこれから四年の任期を前にする次期大統領のそれらとの違いがハンパない。同じ国とは思えん。
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ガイチ
というか、そんな映像のことよりも衝撃的なのは記事内にあるこの部分だ『機密指定されている概要書は、大統領選中、トランプ氏側とロシア政府側との間で定期的な情報のやり取りがあったとの疑惑にも触れている』
AFPBB News
ロシア、トランプ氏の不名誉な情報入手か セックス動画も存在?
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弁護士に長々と話させて、ぐたぐだの記者会見だったようですが、日本の悲喜劇はそれをNHK
しかつめらしく以下のように報道しているところ。
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ANTIFA大阪
こんなん言うてたか?
意訳から超訳になってないか?
ついにNHKは安倍報道をさらに越えてデマゴギーになることにしたのか?

NHKニュース
1時間前
@nhk_news
【速報 JUST IN 】トランプ次期大統領 情報機関の重要性を強調
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手塚一佳
@tezukakaz
11分前
しかしこれ、日本語ニュースがあまりに嘘ばかりで、英語ニュースを聞いてわかるかどうかで見える世界が全くちがうという戦前の再現だぞ。非常にまずい。
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トランプ醜聞については、ここをごらんください。
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http://blog.goo.ne.jp/jiuhime007/e/23aa1141745009458b7f16fd7ef6f05a
トランプ氏側近と露の共謀、米情報当局が調査
トランプ氏を脅迫できる材料をロシアが握っているとの情報、本人にも報告
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http://blog.goo.ne.jp/jiuhime007/e/ff62924c8ac152487dd8b02ad94a988f
露ハッキング報告書、トランプ氏の世界観に打撃
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選挙期間中に浮気をした現場の映像をロシア情報機関がもっているとか、選挙期間中にロシアからの
ハッカーがヒラリーとの選挙戦に干渉したとか、まあ、いろいろ。
プーチンがしたたかだったということですね。
アメリカの政治レベルを引きずり落としているのは、誰なんだ・・・???
日本でもそうなんですが、すべての領域で、レベルダウンが起きている。それを引き起こしている
力は何なのでしょうね。自然にそうなっているとは思えない。


アメリカの政治ニュースでは、これもねぇ。
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http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i24268
アメリ国務長官、「ISISの結成目的はシリア政権の打倒」


アメリカのケリー国務長官が、「アメリカは、シリアのアサド政権を打倒するためにテロ組織ISISを結成した」との異例の発言を行いました。

英語のインターネットサイト、オフ・ガーディアンによりますと、ケリー長官は、シリアにおけるアメリカの主要な目的がアサド政権の打倒であるとし、「アメリカ政府は、この目的を果たすためにISISの結成を許可した」と語りました。

また、「アメリカは、ISISの結成やこの組織の権力増大により、シリアのアサド大統領にアメリカの望む外交的な解決手段を見出させ、退陣に追い込むことを希望していた」とし、「アメリカは、この2つの目的達成のために、ISISの一部のメンバーを武装化した」と述べています。
(以下略)
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こういうことはささやかれていましたが、政府からぬけぬけとこのように言われると
何か唖然とするものがあります。
イラクという一国をなしているものに難癖をつけて押し入ったアメリカ。
テロとの戦争なんて、ようするに弱いものいじめをどうどうとするようになったアメリカ。
倫理観が壊れている。こんなにたがを外してしまわせるものは何なんでしょう。


このメリル・ストリープのメッセージを読んでください。これは良い記事です。
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http://lite-ra.com/2017/01/post-2842.html

リテラ > 社会 > 国際問題・戦争 > メリルストリープの指摘は日本のことだ
メリル・ストリープのトランプ批判は安倍政権のヘイト思想に侵された日本社会にこそあてはまる!


アメリカ現地時間8日に発表された第74回ゴールデン・グローブ賞で、功労賞にあたる「セシル・B・デミル賞」を受賞したメリル・ストリープのスピーチが、大きな話題を呼んでいる。


 あらためてその内容を紹介すると、メリルは「ここにいる皆さん、私たちはみんな、米国社会の中でも最もけなされているグループに属しているのです。考えてみてください。ハリウッド、外国人、そして記者です」「ハリウッドはアウトサイダーや外国人だらけなんです」と発言。そして、名指しはしなかったものの「この国で最も尊敬される席に座りたがっている人が、障害を持つ記者の物まねをしたときのこと」として、トランプ次期大統領が2015年11月に選挙戦中の集会でおこなった侮蔑的なスピーチを取り上げた(訳は毎日新聞より、以下同)。


 メリルはこのトランプの行動を、「特権、権力、反撃力において、はるかに自分が勝っている相手に対しての行為」として強く批判。「私の胸は打ち砕かれ、いまだに頭から離れません」と言い、このようにつづけた。


「権力者が公の場で他者をばかにしようとする衝動に身をゆだねてしまえば、あらゆる人たちの生活に波及します。人々に同じことをしてもいいと、許可を与えることになるからです。 侮蔑は侮蔑を招きます。暴力は暴力をあおります。権力者が立場を利用して他人をいじめれば、私たちはみな負けるのです」


「これは報道の話につながります。私たちには、報道する力を持ち、どんな横暴に対しても厳しく批判する信念を持った記者が必要です。だからこそ、建国者たちは報道の自由憲法で定めたのです」
「ジャーナリストが前に進むことが私たちには必要だし、彼らも真実を守るために私たちの手助けを必要としているのです」
 冷静ながらも、たしかな怒りが込められた大女優メリルのこのスピーチに、会場に詰めかけたスターたちも総立ちで拍手。アメリカでは大統領選後からトランプ勝利によって排外主義が蔓延し、ヘイトクライムが横行する事態となっているが、こうした流れに対しメリルは毅然とNOを叩きつけただけでなく、権力者の暴走を食い止めるためには報道の力が必要なのだということを訴えたのだ。



じつはそのことを、本日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)でもジャーナリストの青木理氏が指摘していたのだが、その場では同時にもうひとつ、“日本的な問題”もあぶり出されていた。


 青木氏はまず「権力をもっている者、あるいはそれなりの社会的地位にある者が侮蔑的な発言をすると、それがある種、OKになってしまう、背を押してしまうんだっていう発言、これを芸能の世界に生きてらっしゃるメリルさんみたいな方がね、おっしゃるっていうのは、アメリカの幅の広さというか強さだなと思いましたよね」と語ったのだが、同じくコメンテーターの菅野朋子弁護士は「どうしても政治的な発言をすると、そういう色がついてしまうということがあるけれど、こうやって主張することは素晴らしいこと」と話したのだ。


 この発言に、青木氏は「しかし、これは政治的な発言なんだろうか?って僕は思うんですよ」とすぐさま反応した。
だって、障がいをもっていらっしゃる方に侮蔑をするべきじゃないって、ごく当たり前のことを言っているんですよ。それがある種、政治的に取られてしまう
日本では政治にかかわる問題について口にすると「政治的」とされ、菅野弁護士が言ったように「色」をつけられる。しかし、差別的言動に対して「それはいけない」と言うことは政治的などではない。「当たり前」の指摘だ。なのに、「政治的だ」ということで当然の批判も封じ込められている。それが日本の現状ではないのか。青木氏は、こうつづけた。


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そのとおり。「当たり前」のこと。ふつうの人間として当たり前のこと、当たり前の判断でしょう。
政治レベルでは違うんだ、当たり前でないことが通るんだ・・・・そんなはずはないでしょう。
普通の感覚に背反するようなことを、一国家が他国家になしてはいけないし、政府が国民に対して
してはいけないでしょうよ。そんなことをするとすべてのモラルが崩れてゆく。


ほんの数日前まで、トランプ記者会見の前まで、株価は上昇。いま急落したようですが、
これが安倍みたいに国民の年金資金をつぎこんで株価操作をして上昇させると、何となく
アベでもいいか〜、カネもうけさせてくれるなら・・・・ということになる。
カネかねカネですね。それも、じつは、大きな世界から見ると雀の涙金くらいの金額で、
アベでもいいか〜と思わせられる。


情けない話ですね。